2023年10月7日土曜日

司馬遼太郎記念館、石切神社、生駒山・宝山寺の旅その3

 「司馬遼太郎記念館、石切神社、生駒山・宝山寺の旅その2」から続く。

2023年10月3日(火)1日目 石切劔箭(つるぎや)神社 

 司馬遼太郎記念館を見学後、八戸ノ里駅から近鉄奈良線沿いにある石切駅まで乗車する。電車を待っていた時に声をかけた人から予定していた枚岡神社はやめて石切神社へ行くことにした。しかし、この神社へ行くには下へ、下へと下っていくとか。そのため帰りは逆にずっと上り道になる。夕方までに河内小阪駅近くのホテルにもどればいい。そう思って石切神社を目指す。が、いくら歩いても神社にたどり着けない。道の両わきはお店が並ぶ。この光景を見ているとやけに「占い」の看板が目立つ。(何やら怪しげな光景)と訝りながら歩く。というかここが日本とは思えずどこかアジアの国にいるような気がした。

石切神社への道
石切神社への両わきにはお店が並ぶ

石切劔箭(つるぎや)神社
 やっと石切神社に到着した。境内を見るとどの人もぐるぐる回って歩いている。よく見ると「百度石」と刻まれた石が数十メートルくらい先に対をなしてある。お百度参りをする人たちだ。10月とはいえ、蒸し暑い日だった。この日の歩数は15000歩とよく歩いた。ただリュックをホテルに預けていたのは幸いだった。とはいえ歩き草臥れてどこかに座りたくなる。それなのにお百度参りとは恐れ入る。
石切神社

お百度参りの百度石 向こうにもう一つ石があった
 石切神社参拝後は石切駅まで歩く。だが、この道は登り坂だ。何とか石切駅まで登り道を歩いた。とはいっても途中にある石切大仏で一休み。体の上から下までもう汗びっしょり。何でこうまでして歩く!?と思わず自問自答してしまった。
石切神社に行く途中にある石切大仏
 石切駅から河内小阪駅まで近鉄奈良線に乗る。電車に座ると電車の扉に鹿が描いてある。車内の通路を見るとまるで奈良公園をイメージしたかのようだ。若草色の通路だった。

帰りの近鉄奈良線の車内は奈良公園をイメージ!?

 河内小阪駅に着いた。宿は歩いてすぐのところにある。宿の朝食はついているが夕食はついていない。駅近くで夕飯を済ませ、駅構内のお店で缶ビールと牡蛎フライを購入して宿に帰る。奈良で牡蛎フライは変と思ったが……。

 この日一日、見知らぬ街をほんとうによく歩いた。「旅の道連れは好奇心」、とあるようにこれもすべて好奇心が歩かせる!?というか一人旅がそうさせる!?

 憧れていた司馬遼太郎記念館に行けた。思いがけず車内で知り合った人の言葉で石切神社へも参った。翌日は同じく車内で教えてもらった生駒山の宝山寺に参る。有意義な一日は終わった。この続きは又の日に!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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