新聞、テレビ、ネットニュースなどを見ていて賑わす話題はコロナウイルスばかり。ゆっくりした生活リズムの中でも何となく落ち着かない日々を過ごしている。今朝見た石丸謙二郎のブログの最後に「明日、仕事があろうが無かろうが、一喜一憂しない人間がココにいるのです」とある。この「一喜一憂しない人間がココにいるのです」、これはいい。すぐに一喜一憂してしまう人間としては大いに見習わないといけない。
以下は以前、読んだ『やわらかく、考える』(外山滋比古 PHP研究所、2019年)から3か所を抜粋したもの。「辞書を読む」とまではいかないが手元には常に辞書がある。よく使うのは電子辞書。これは本当に優れモノで何から何まで掲載されている。紙の辞書は最近、中国語を調べる際、手元に置いている。手元に置くといっても分厚い辞書なので重たくて必要の都度、調べる。
最後に挙げた「人生は短い」は、そう感じる。特に親が健在だったころは今ほど思ったことがなかった。親がいなくなるとなぜか「人生は短い」と感じる。両親と30歳離れているので、亡くなっても30年は大丈夫と勝手な判断をしていた。ところが母が亡くなって9年も過ぎると後がだんだん短くなっていく。「人生は短い」からこそ一喜一憂しないでやりたいことをやって楽しく過ごしたいものである。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
★辞書を読むのには旅の道行きの愉しさがある。……旅行好きの人なら辞書を読むのも好きになれる。096p
★読書が人間形成に不可欠であるのは、知らないことを自分のものにすることができるからではないか。102p
★人生は短い。……風のように読めばたくさんの本を見ることができる”。そのどこかに、自分の持っている波長とあうものひそんでいるかもしれない。風のように、さらりと読んでいても、自分の波長にあったメッセージに出会えば、”共鳴”という発見がある。
そういう読書によって、人間は変身、進化する。166p
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