2016年10月29日土曜日

中国から帰って その2

 昨日からの雨も止んで今朝は曇り空。ときたま太陽が顔を出す。フルートのレッスン日を変更するも雨を口実にして休みとする。ハプニング続きの中国の旅。予定のスケジュールを変更しての旅も結構ハードな旅となる。連日連夜の食事はとても美味。苦手意識のあった香草(香菜)は今回の旅では食卓に出てこなかった。これは食の面のグローバル化!?というか、かなり日本人好みの食事となっている。

 食事の面以外で以前と大きく変化していたのは街の様子。街というか都市の外観の様変わり。古い街を撤去して新たな街をつくる。それは政権のトップの故郷の発展が顕著になる。上海から揚州に向かう道の大きさと新たなビル群。道にはゴミがない。

 寧波から杭州に帰るときに通った杭州湾海上大橋(こうしゅうわんかいじょうおおはし、中国語: 杭州湾跨海大桥)。なんと海上に架かる橋として35㎞もある。この距離は広島から西条までの区間が31㎞だから、それよりも4㎞も長い。どういっても日本の25倍の広さがある中国。すべての面でスケールがでっかい。

 スケールのでっかさは食卓の統一にもある。スケジュールが延びて6日間の旅の間、食卓も同じ規格。食卓の上に並ぶ食器、その配置などすべてが同一基準。お店ごと変化に富む日本とは違って統一された国と思った。すべての面において国の基準があるのだろうか。その辺のことも知りたくなる。ともあれ、何に於いてもスケールがでっかい。

 他に面白いと思ったことがある。それは赤いユニフォームの団体が目についたこと。ユニフォームの背中に何か書いてある。ある人に尋ねると化粧品会社の研修会に参加した人たちだった。他にも太極拳に似たグループのユニフォーム姿も目にする。もしも私たちの一行がカープの赤いユニフォームを着て旅をしたならば中国の人たちはどんな印象を持つだろうか。想像するだけで楽しくなる。

 ともあれ、個人としては4年半前の九寨溝、黄龍以来の中国の旅。そのときは山にこもっての旅だったので今回ほどのカルチャーショックはなかった。しかし、今回は街中を散策。中国の勢いある発展を目の当たりにする。

 一昨日の12時間睡眠、昨夜の10時間睡眠で元気を充電。本来の生活リズムを取り戻す。今日も元気を出そう!

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