「心穏やかな日も波立つ日も、女性は朝が来れば身なりを整え、化粧する。男性のためというよりもむしろ自らの心の矜持のため、自信と誇りに満ちてその日を生きるために外見を磨くのである。~外見を装うことは社会的には弱者であった女性が主体的に生き抜くための重要な手段の一つであり、そのことは現代においても変わらないように思われる。」。
これは展示されている作品の第三章「心の内と外~情念と装い」の解説。「そうか、いつの時代も…」と感動してしまう。
この文章は写真に収めらない。かといって収めなければ覚えられない、と右往左往。
しばらくして美術館の休憩コーナーに入る。なんと見本の図録が置いてある。その中に、この文章の掲載があった。嬉しかった。そこで、メモしたものが上の文。
知られざるプライベートコレクション。ジャパン・ビューティー 描かれた日本美人。こう題された今回の展覧会。誰がどこに所持している作品なのか、それにしてもよく集めている。そして、明治、大正、昭和の時代の女性美に魅せられた日本画家たち。
何十人といる画家で知っているのはほんの数名。その中で伊藤小坡の「秋の夜長」が気に入った。もちろん知らない作家。桔梗の絵も描かれていた。
いずれの作品も描いている品質が絹本着色とある。まだ、絹に描いたことがない。一緒に日本画を習っている1年先輩は今年から絹に描かかれている。そう思って目にする。
さて、一番の目的の十二単。想像していたことは覆された。思っていたよりも上品さに欠ける。気を取り直して予約してある館内のレストランに向かう。ここはいつも満席でいただいたことがない。しかし、今回は予約がしてある。
お昼にしてはリッチで豪華。美味しくいただく。イタリアンの料理。器も雰囲気も凝っている。予約してもらってありがとう。
次回はベトナム料理!?これも楽しみ!
美術講座のみなさん、学びは遊びとか。私がそう思うだけ?皆で勝手に話した言葉、「きっと先生もそうでしょう」。まあ、これもご愛嬌。楽しく遊びましょう!
話は変わって昨夜のメール。「~旅は良い。すべてをクリアし元の自分に戻してくれるもの。~」とあり、このブログを読むのを楽しみにしてくださる。そういってもらってありがたい。すぐに電話でお話しする。
「心身の元気には限界があるからねえ。できる時にできることを精一杯…」とも書かれている。春にはヨーロッパ旅行をされるとか。1年前に旅で知り合って以来、いつも励ましてもらっている。ありがたい。またいつか一緒に旅を!
今日は午後から日本画教室へ。今日も元気で楽しく!
忘れている。もう一つある。昨夜、タブレットで自分のブログを見ると動画が再生できた。これにはびっくり。人のブログの動画は再生できても自分のはダメだった。タブレットでgoogle playをインストールしたのが良かったのだろうか。いずれにしてもよかった!
0 件のコメント:
コメントを投稿