※自分の感情は書くことで圧し殺す。感情表現は文章に書いてはいけない。例えば戦争反対とか。「~と思う」は書いてはいけない。ノンフィクションでは特に書いてはいけない。
※自分の人生はこれでよかった、と思えることが理想だと澤地は話す。何でもない人が自覚したとき世の中が変わる。これが平和だというときが来るという希望を捨てない、ことが大事だともいう。
昨日のNHKのBSプレニアム、”100年インタビュー「澤地久枝」”を見る。90分の番組だった。番組のHPで過去の放送を見ると素晴らしい方たちが登場している。今までなぜこの番組を知らなかったのだろう。
※の箇所は見ていてメモしたもの。この中の「~と思う」に気を取られる。ノンフィクションはフィクションではない。主観が入ってはいけない。「誰が読んでもわかる文章を書け」、こう教わったことがある。客観的に書けということだろう。
来月初めに提出予定のベトナムの旅行記。再度読み直す。「~と思う」、「~と考える」を探すように読み直す。
昨日のテレビで改めて作家の文章に対する意気込みを教わる。澤地久枝はエッセイ『道づれは好奇心』を読んで以来、好きになる。テレビも食い入るように見てしまった。
85歳、まだまだお元気。今はゆとりある生活とか。何歳になっても母親を思う心は変わらない。母親に着せられなかった着物を親に代わって着ているという。
番組の内容はそういったことがメインではない。作家としての作品にある。しかし、それは読んでいないので難しすぎる。この人の生き方に惹かれて放送を見た。
今朝は異常に暖かい。靄もかかっている。気温に惑わされず今日も元気で!
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