2013年10月17日木曜日

『言葉の力』

伊豆大島は台風の影響で大変なコトになっている。広島は何事もなく真っ青な空が広がる。しかし、朝の冷え方は急激だ。 

今朝は民族大移動(?)で東南に面した部屋でブログ投稿。同じ家の中でも部屋により温度差は2,3度もある。

 昨日は買い物を済ませると家で大人しくする。平常チョロチョロと動き回っている。出来なかったことなどやっているといつの間にか一日が過ぎる。

今日は泳ぎに行こう。ところが、今日一日のプールのスケジュールを見ると8つの団体が利用する。それを避けて泳ぎに行けばいい。だが、そうもいっておれない。こうなったら間隙を縫って泳ぐ!?

 『言葉の力』(PHP研究所、2012年)を読んだ。 この本は43人の著者から編集されている。その中からいつものように気になる箇所を記そう。

 ★(幸せに生きるために加賀乙彦は)時間と場所の二つを持つことが、絶望を抱いたときに抜け出す鍵になる・・・。時間を広げるというのは、自分の状況を長い目で見るということです。・・・人生の一部として「今ここ」を眺めれば、追い詰められずに済むのではないでしょうか。032p 

★場所を広く持つというのは、さまざまな価値観の人と触れ合うことを意味します。会社や家庭だけでなく、他のネットワークを持っていれば、一つの場で人間関係に息苦しさを感じても、別の場でリフレッシュができます。032p(加賀乙彦)

★年齢を重ねるほどに、私たちの肉体は衰えていきます。・・・肉体は衰えても、命のエネルギーは死の直前まで高めることができる。・・・死ぬ瞬間に命のエネルギーを最高の位置に持っていって、思い切りよく死後の世界へ突入する。その先にあるのは虚空です。

・・・虚空は時空を越えた空間で、人間は虚空からの旅人と言うこともできます。人は一人でこの地球に降り立ち、一人でまた去って行く。去る瞬間に命のエネルギーが最高潮に達すると、虚空へ還る旅も充実するように思うのです。・・・そうして考えると、死は怖いものではなくなるし、むしろ楽しみになります。・・・それまでは、この世で、規則正しい生活を心がけ、気功とお酒でしっかり養生して、命のエネルギーを高め続ける決意でいます。055p(帯津良一) 

★笑っていれば、心豊かにいられるはずです。なぜなら笑うってことは、人
間にしかできない行動です。動物は怒りはしますが、笑えませんからね。107p(早川一光) 

★人間らしさとは、「有難う」「お蔭さまで」といえる感動と感謝そして先ほどの「笑うこと」なんです。107P(早川一光)

 筆者はそれには5WHのほかにもうひとつWを加えようという。そのWはWonderful(素晴らしい)で、感じる心だという。 そして「有難う」「お蔭さま」といえる人はボケにくい。

さらに、幸せになりたければ「苦労を求めればいいんです。苦労を乗り越えて、苦でないものに出合えた時に、それが楽に思えるんです。その苦を乗り越えるコツが、笑うこと、感動すること、喜びを感じること、お蔭さまという気持ちなんです。でも、何よりも、今生きていることが、これまで生きてきたこと自体が素晴らしいこと。まず、それに感謝です。109-110p(早川一光) 

★とにかくやりたいことをやり、自由に生きること。それが私の基本方針なのです。195P(土屋賢二)

★人生面白おかしく、たくさん笑ったほうが勝ち。・・・人間って、笑えて楽しければ、どんなところでも生きていけるんですよね。285p(田辺聖子)

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