アサちゃんが亡くなって早くも今日で丸3ヶ月となる。先月までは7日毎墓参りに出かけていた。今月は月1回の割りである。
アサちゃんの長女夫妻は今朝早く墓参りのため我が家にやってきた。手には庭に咲いているという真っ赤なグラジオラスの大束を抱え、片方には犬を連れての訪問である。
墓に着くと先日石屋にお願いしたアサちゃんの戒名が墓碑に彫られていた。また墓石のほうにも新たに黒い文字が入っている。他にもアサちゃんの夫の墓碑銘も再び色が施され、さらに花を飾る容器も新たになっていた。
石屋さんはアサちゃんの墓碑を記入する時、気がつくところを直してくれたようである。
新たな花入れは以前よりもさらに大きく、もってきたグラジオラスも切らずにそのまま活けられる。おかげで墓も前よりよく見えてくる。
アサちゃんの長女は花を活け終わると、アサちゃんに向かって「亡くなってから、よう墓に来るようになったと思うでしょ?」、「〇〇子も…」といって笑わせる。
言われてみれば確かに3人とも定期的に墓参りをしている。アサちゃんが亡くなるまではあまり墓参りはしていなかった。それが亡くなると家の仏壇よりも墓参りのほうがなんとなくアサちゃんに会えるように思えるから不思議だ。そのため墓参りに行くのかもしれない。
墓参りに行かない日は家の仏壇に花とお供えを絶やさないようにしている。だが、決して手を合わせることはしない。ただアサちゃんが健在であったときと同じように大きな声を出して話しかける。他人が見れば気でも狂ったのではないかと思えるように大きな声で…。そうするとまだ一緒に住んでいるように思えるから不思議だ。
墓参りを済ませるとすぐに石屋さんに墓碑の記入と新たな花入れのお礼のTELをした。
墓碑銘も入ってアサちゃんの一連の行事はこれで終わりになる。
来月の墓参りには先日植えた菊の花が活けられるだろうか。狭い庭だけど苗を買っては植えている。そのうち花いっぱいの庭になるといいのだが…。
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