2011年5月5日木曜日

野呂山

昨日は近くに住む人の車に乗って野呂山に出かけた。

GWというのに外界は黄砂のためすっきりと見えない。車に乗っていても近くの山々は黄砂の影響ではっきりしない。それでもリュックに帽子、手袋、ウインドブレーカー、ドリンクなど入れてのドライブとしゃれ込んだ。

高速に乗って呉の街に着くとその人の知り合いの車に乗り変えて3人で野呂山に向かった。山の中に入っても黄砂は同じこと。付近はすべてかすんで見える。

しばらくすると野呂高原ロッジに到着した。そこで新たに1人加わって女4人での山歩きとなった。最後に加わった人は山頂付近に住んでおり、野呂山はまるで我が家の庭と思えるほど知り尽くしている。

と、その前にまずは腹ごしらえとなった。高原ロッジにはお昼時とあって人、人、人…。食事の順番を待つ間、お土産コーナーを覘いてみた。レストランのフロント中央には美味しそうな焼き立てパンがおいてある。パンはすぐに売切れるとか。おやつ代わりにパンを5個買った。その光景はまるで街中のホテルのレストランの様相だ。

パン以外にも運転してくれる2人とアサちゃんにお土産を買った。お土産をよく見ると野呂山で作られたものでなく、県内の山間の地で作られたモノだった。

ロッジでの食事は4人ともじゃこ飯定食を注文した。素朴な味であったが平常食べるものと違いあっさりとして美味だった。

食事を終えると山歩きである。山頂付近に住む人の案内で遊歩道を歩いて展望台、弘法寺、氷池などをめぐってゆっくり歩を進めた。

野呂山山歩きを終えると呉の人の車に乗り変え一路広島に向かった。相変わらず街は黄砂で覆われている。

知りあい人の用事を済ませると行きつけのインドカレーの店に行った。店の名は「ダーラ・ヴィラス」。店の名はインド人オーナーの名をとった思われた。オーナーの名はラーダクリシュナン。

最近読んだ本に『中村屋のボース』がある。著者の中島氏の新聞寄稿を読んでからというものインドに見せられている。その矢先のインド料理である。

この本についてはいずれブログに書こうと思っている。

オーナーとインドについて話していると、20年近く前に行ったインドのことを思い出した。アグラ、ジャイプール、デリー、スリナガルなどの光景である。特にスリナガルはパキスタンとの国境に位置し、紛争が今でもたえない。その当時もスリナガルでの観光は困難を極め急遽、登山となったことを思い出す。スリナガルはイギリス植民地時代の避暑地である。

紛争の続く今ではその観光もないだろう。行けるときにいってよかった。

入ったインド料理は本当に美味しかった。何といっても本場のカレー味である。出来上がったばかりの温かい「ナン」をカレーにつけて食べる。その一口の美味しいこと。

当分我が関心はインドからはなれないそうにない。それもいいこと。何でも興味の赴くままに歩を進めればいい。楽しければ…。

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