2011年5月26日木曜日

チャリティーコンサート

今日はバイト時代の知人と3人で会った。なんと25年か30年ぶりの再会である。

街中のデパートで待ち合わせた。長年のブランクをまったく感じさせず、すぐに2人とわかった。そのうちの1人は貫禄のついた体である。彼女は会うとすぐ一番肥えていたときの写真を差し出した。それを見てもうびっくり。まるでその表情からは使用前、使用後のモデルの雰囲気である。どうしたらそのように肥えることができるだろう。何が悲しゅうてそれほど肥えないといけないのだろう。そう聴きたいほどの肥え方である。最高のときは3桁の体重だったとか。

30kgくらい体重が減ったと言ってたけど、それでもまだまだ我が体重の2倍くらいある。森公美子に負けてはいないみたいに。

体重はともかく3人での話は笑いがたえない。本当に楽しいひとときであった。

2人と別れるとチャリティーコンサートに出かけた。そのタイトルは「音楽の力~ヒロシマからおくる応援歌」。先の震災を受けて広島交響楽団が行ったコンサートである。会場に着くと開演1時間半前なのに長い列ができている。その行列に並ぶのは避け、時間まで隣の図書館で本を読むことにした。

ゲストは徳永二男。明日の広響定演のゲストでもある。

演奏曲目はどれもすばらし!特に徳永が加わって弾くサン=サーンス「伴奏とロンド・カプリチオーソ」、サラサーテ「ツイゴネルワイゼン」は本当にきれいな曲だった。ドヴォルザークの「スラヴ舞曲第10番ホ短調」の後の岡野禎一の「ふるさと」を聴きながら会場の皆で合唱したときは思わず涙があふれた。

その曲はアサちゃんがもう危ないと判ってから病院に見舞うたび、耳元で小さな声で歌ってあげていた。「母さんの歌」も歌ってあげてたことを思い出させる。

今日のこのコンサートはそういう意味でも胸にずしりと響いた曲目だった。

明日は広響の定期演奏会。再度徳永の演奏も聴ける。

なぜ、音楽は人の心に響くのだろう。タイトルのように音楽のもつ力があるからだろう。改めて定演を聴く個人会員になってよかった。そういう意味でもフルートを頑張らなくては…。

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