2011年5月9日月曜日

行楽

昨日近くに住む女性の車に乗って呉方面に出かけた。目的地は呉市立美術館で開催されている「ベルギー絵本作家展」だ。ところが出発時刻が昼過ぎとなり、呉市内に着くや否やまずは腹ごしらえとなった。

目的とする食事場所は既に廃業に追い込まれ、急遽音戸の瀬戸に出かけた。「汐音」で食事となったが、オープン直後とかでホールは人であふれている。とりあえず食事の予約を入れて公園を散策した。眼下には音戸の瀬戸が見渡されロケーションは申し分ない。先日までの黄砂はどこへやら…という感じである。

食事後、そこを後にして呉市立美術館で開催中のベルギーの絵本をみる。絵本は世界中どこでも子供を対象としているようでその国の子供に対する関心が伺える。

日本の絵本とはまるでちがう。本の中に描かれた人物の顔がまず違う。動物を擬人化した方法で描かれたものが大半のように思った。中でも我が目で見てわかりやすい、いわゆる日本的な手法で描かれた絵本は日本の出版社で発売されていた。彩りもあまりぱっとしない繊細な筆使いの絵は大人であるものが見るとわかるが子供たちには向かないのだろう。日本での出版はないように感じた。

絵本ひとつをとってもお国柄があらわれている。

そこを後にして車に乗って帰路に向かった。車の中はGWを境として本当に暑い。平常自転車を乗り回し、車を利用しないものにとってはこれから先の暑さが思いやられる。暑いさ中は音楽三昧としゃれようか…。今月は3回コンサートが待っている。と、その前に明日はフルートのレッスンだ。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調第一楽章が待っている。この曲は7月の広島交響楽団が呉で演奏する。ぜひとも聴きにいきたいものだ。

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