2011年5月7日土曜日

シティカレッジ

今日は修道大学のエクステンション講座「死を超越する文化を知る~ダライ・ラマとチベット仏教~」を受講した。

修道大学ははじめて行くところ。あらかじめネットで交通アクセスを検索しての行動であった。ところが、交通の便は至極悪い。横川からのバスは1時間に1本。帰りも同様である。

大学のバス停につくといきなり階段だらけの道。もうどこへ向かっていけばよいのかさっぱりわからない。それでもパンフに載っていた地図を手に持ち、教室にはいるまでに4人に場所を聞いてやっと到着。

教室を確認したが、開講時間までは40分近くもある。地図を頼りに図書館に向かうと受講する予定の人に出会った。そこで図書館のカードを作り教室に戻る。

次回からは開講時間まで図書館にいるつもりだ。

2年前まで在籍した大学も辺鄙なところに位置していたが、この大学もそれに負けてはいない。ただ、市内にあるというだけで通った市外の大学よりも不便では勝っている。

受講生は定員20名とか。時間までにはその人数も揃っていった。講師はまるでチベット人を彷彿させたが、本人曰く「実家は浄土真宗…」というあたりはやはり日本人なのだろう。

この講座を受講するきっかけはアサちゃんを亡くしたことが大きい。まるで我がためにあるような講座と感じて受講した。講座受講の男女の内訳は4人が女性であとは男性多数。

久しぶりに受けた大学の講義である。黒板の字は講師の体格と比例せずとても小さい。書かれた字はあまり見えないので聞くことのみに徹した。

初日の講義の主題は「書き換えられた二つのブッダの伝記」である。ブッダの伝記は「仏伝」であり、成仏の過程を示しているという。またブッダとは「目覚めた人」という意味だとか。

ともあれ初日の講義は終わった。帰路バス停に向かうとバスは出たばかりで1時間後までこの山の中で…と思っていると前に人が見えた。その人の後を追いかけると同じ受講生とか。共にアストラムラインで帰ることにした。

このやり方は何度も乗り換えなくてはならない。次回からは講義が終わると図書館か学生食堂で時間をつぶして次のバスまで待とうと思った。ただこのような不便極まりないところでも、校内にいたるまでの道は両側に大きな樹木が林立し、まるで山の中の散策といった風情がある。この光景は本当に気持ちよい。

その昔「♪知らない街を~旅してみたい~♪」という歌があったが、昨日はまるで小さな「旅」を味合わせてもらったような気がした。

来週は天満敦子のヴァイオリン・コンサートで講義は欠席予定。再来週までお預けだ。と、その前にフルートの練習もしなくては…。

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