2021年10月7日木曜日

人生の秋

 旅といえばこれまでJ〇Bを利用することが多かった。ところがコロナ禍以来、他の旅行社からの旅情報が届いても広島のJ〇Bからは先日、クルーズ船の旅のカタログが届いただけで後は休業状態のようだ。ネットでその会社のHPを見てもそのようだ。この会社を基準にして旅のあれこれを考えていた。が、いつまでたってもこのままではどこへも行かれそうにない。意を決して別の旅行社から届いたチラシの日帰り旅を申し込む。その前には南の島に別の会社で申し込んでいるが……。

 日帰り旅の会社は以前の電話番号と異なる。電話するとリモートワークで仕事をしているのかどうも様子が違う。とりあえず、申し込んだ。申し込むといってもかなり考えてのことだ。飛行機利用、ましてやそれもチャーター機であればかなり安心感がある。だが、乗り物を乗り継いでの旅は怖い気が先に立つ。大都市への旅は怖くて行く気がせず、ここは辺境の地が勝る。県内の日帰り旅であってもなるべく辺境の地がいい。そして、まだ出かけていないところがさらにいい。

 情報ではGO TO云々が話題になっている。昨年GO TOをしっかり利用したものが言う言葉ではないかもしれない。が、今、GO TOはしない方がいい。旅行したい人はGO TOでなくても出かけるはずだ。GO TOを再開すればまたコロナの感染者が増えそうだ。

 季節は秋。秋は芸術の秋、行楽の秋、読書の秋などあるが一番大事な食欲の秋を忘れている。また秋は「人生の秋」もあるとか。まさに今、人生の秋真っただ中!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2021年10月6日水曜日

次に読むのは『播磨灘物語』

 司馬遼太郎の『新史太閤記』(下)を読んでいた。図書館の貸出期限は5日だ。この日になって貸し出しの延長をしようとした。ところがマイ・ライブラリーを見ると次に借りる人が予約している。12月になれば司馬作品を読み始めて丸3年になる。この間、本の次の予約者はいなかった。ついつい悠長に構えて貸出期限の2週間で読めなければ貸出延長をしていた。が、今回、次に借りたい人がいるとわかって期限切れとなる昨日、借りた本を読み終える。いざとなれば一日でもかなりの頁数が読める、と改めて知った。とはいっても残る頁数は80頁だ。

 本を読み終えても読みながら気になる箇所に付箋紙を貼っている。これをブログにアップする。だが、そこまでの時間がない。急遽、付箋紙を貼った箇所は携帯で写真に撮った。あとでこの箇所のパソコン入力が待っている。

 夕方、読み終えた本を返却すべく図書館へ向かう。次に読む司馬作品が手元にない。図書館の書架を見ると新たな本があった。それは『播磨灘物語』でその1巻目を借りる。本の奥付を見ると寄贈された本だ。しばらくは『播磨灘物語』全4巻を読むことにしよう。

 図書館に入ったついでに予約確保となった本と再来月出かけようとしている南の島のガイド本を借りる。行楽の秋、芸術の秋、そして読書の秋……、といい季節になった。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2021年10月5日火曜日

2つの展覧会

 そごうデパートで開催中の春の院展を見に行く。久しぶりに出る街中は平日とコロナ禍で思ったよりも人出は少ない。ただ、広島駅が工事中のため、バス停に行くだけでも戸惑いそうになる。そごうに入ると展覧会場まで直に上がる。春の院展は再興院展のような大作でなく全体的に作品は大きくない。今回も習っている先生の絵が入選。先生の絵は「道」や「里」の絵が多い。今回は道だった。最近、自分自身が風景を描くようになり、注視して先生の絵を見る。筆先を縦にして細く描いてあった。

 季節は秋。作品の中にはコスモスやススキが描かれている。秋はやっぱりこの2つのモチーフがいい。いつかススキを描いてみたい、と思った。ススキといって思い出す。高校の修学旅行で栃木にある戦場ヶ原に出かけたときのことだ。ススキの中に立った時、人生で初めて切ない気持ちを味わった。その時の感情は今でもはっきり覚えている。その頃が起点なのか、それ以来、広々とした場所への旅が好きになった。今でもそれは変わらない。

 院展を見終えて3階にあるバスセンターに立ち寄る。ここで県北行きの格安パンフを探す。あった。日帰りで高速バス利用で往復1500円と安い。県北の友だちに会うときはこのバスを利用しよう。ここからバスに乗って広島駅に移動する。まずはお昼を済ませる。福屋の和風のお店に入る。お昼時とあって店内は盛況だ。隣に年配の男女が入ってきた。耳が聞こえ辛いのか大きな声で話し始める。女性の頭にはターバンが撒いてある。かなりの年配なのに格好は派手だ。食事を終えてお店を出るとその女性も出てきた。見るとシルバーカーを押している。見た目は飛びぬけて派手な人だが(シルバーカーはどうよ)、と思ったりする。というか自分自身が地味人間なので派手派手モードで外に出る勇気をいただきたい、と思った。

 福屋では8,9階が日本の書展会場となっている。書に関してはよく理解できない。出品者3名を知っている。まずはその人たちの書を見てゆく。ところが会場にいるのはジジババばかり。平日のそれも昼間とあっては当然かもしれない。その中に自分も入る。8階の会場に3人の作品があった。9階へ行くと書を見るのに飽きてくる。ザーと見て歩くだけとなった。

 そごうの春の院展もそうだが自分の中の日本画とは違う抽象画風な作品が多い。これは見てもわからず。ただ最近は日本画といえどもこういった抽象的な絵が多い。こうなると油絵か日本画なのか一見したところではわかりにくい面がある。

 久しぶりの街中は携帯万歩計が久々に7000歩になる。家から出ると楽しさは倍増する。これから先も外に出歩くようにしよう。どういっても行楽の秋真っ盛りだ!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2021年10月4日月曜日

展覧会へGO~

 コロナ禍で家でくすぶっていた毎日だった。それが旅に行こうとか、絵を見に行こう、という気持ちが強まったためか、今朝は旅に出かけた夢で目が覚める。ところが、夢の旅で階段を上がるにも片方の靴が重くて上がれない。やっと階段を上がったと思ったら、ここで目覚ましが鳴って目が覚めた。旅の予定を計画したのと展覧会巡りがよほどうれしかったのか、旅先での夢だった。

 今日も行楽日和。市内の展覧会は同じ週に見たい展覧会が全部あるのではない。今週は2,3か所を見る予定にしている。展覧会場の大半はデパート内である。街中のデパートに行くのも久しぶり。というか広島駅で下車するのも久しぶりだ。広島駅は大規模な工事中で、駅ビルはすでに解体済み。市内バス乗り場も変わっているかもしれない。

 話は変わって昨日は早々と教室の作品展に出品する絵4点をそれぞれ段ボール箱に梱包した。額に付くガラスや強化プラスチックは取り外して箱に入れる。この作業は額縁が重くて腰が痛くなりそうだ。画材屋さんが絵を早めに取りに来てくださるらしく、慌てないようにと早めに用意した。100号や200号の大きな絵を描く人は誰がこの作業をするのだろう。また、大きな家でないと絵も描けないに違いない。大作を描く人はそれなりに成功を収めた人だから凡人が気にするのは変かもしれないが、それでも気になる。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2021年10月3日日曜日

混色

 家にいるのがもったいないような秋晴れが続く。昨日、日本画教室に行くと机の上に封筒が置いてある。中にあるのは来月に開催される日本画教室作品展の案内状だ。コロナ禍のこの時季、誰にこの葉書を配る?

 地塗りした木製パネルに新たな絵を描いていく。まずは木製パネルにトレースする。その後、先生のアドバイスに沿って樹木を彩色。樹木と同じような絵具を探していると絵具を自分で混色して色を作ることを教わる。これまでは先生から絵の具の色を選んでもらっていた。が、これからは絵具を混ぜて作るようにと先生。黄緑ならば黄色と青を混ぜるように……。色を混ぜて作る、ためにとネットで検索。混色表がある、ある。これを携帯で写して保存した。本来ならば小学校で習うレベルかもしれない。が、何しろ絵は苦手意識が強い。一つずつクリアしていくしかない。

 教室で混色が頭にこびりついていたのか人の机の絵皿が目に付く。どの人の机にも膠で溶いた絵皿が並ぶ。(そうか、こういうことか)と、つい口から声が出る。絵皿の席の人曰く「私も先生から色を作ることを教わったばかりなんです」と。長年習っている人でうまく描く人だ。

 緊急事態宣言解除となって初めての教室は遊ぶ話で盛り上がる。先生は1年間、八千代の丘美術館で個展開催中だ。春に教室の人たちと車をレンタルして見学した。同じようなコースで下旬に教室の人たち全員で行く話がまとまる。10月になって県北の美術館も再開となった。そこではホキ美術館特別展が開催中だ。その特別展も見ることになった。コロナ禍でどの人も外に出たい、と話はすぐにまとまる。ついでにコスモスも見たい、というと先生の家の近くで咲いていると一蹴されてしまった。我が家の周辺ではコスモスが見られない。今年は線路に咲く彼岸花も見られなかった。

 コスモスも彼岸花も見られないが確実に秋はやってくる。まさに秋日和。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2021年10月2日土曜日

ささやかな楽しみ

 メールが送付された旅行社から旅のリーフが届いた。旅の情報をみると広島空港からのチャーター機利用だ。メールが届いた時点では東北地方の旅を物色していた。ところが旅のチラシを見て急遽、南の島に気が向く。目にしてすぐに旅行社に電話した。話しながら旅行中、夕食がつかないことに気づく。同じ旅が日にちを変えて他にもある。それを調べて電話するといって電話を切った。

 頭を冷やすべくスーパーへ行く。帰宅後、あれこれ考えた結果、連泊で夕飯なしの旅を申し込む。もう一か所の東北の旅もまだ売り出したばかりとか。とりあえず、旅を申し込むとなぜか楽しくなる。旅の催行は決まっていない。それなのに気分が高揚する。何と単純な人間なのだろう。申し込んだのは12月初旬の旅。これで12月までなんだか楽しい気持ちになれそうだ。やっぱり予定を立てて遊ばないと面白くない。と思いながらも(コロナはどうよ?)と気になる。それでも旅が催行されるといい。

 今朝の地元紙を見ると芸術の秋に相応しくあちこちの展覧会情報がある。そのなかに浜田市にある石正美術館の企画展「第6回石本正日本画大賞展」で大賞に次ぐ準大賞第一席に選ばれた荒木百花「昼日中の木」に目が留まる。樹木そのものと根を張る地面を描いている絵である。この絵を見に行きたいが美術館への道が遠すぎる。以前に一度、バスツアーでこの美術館に行ったことがある。が、公共交通機関で行くには不便かもしれない。

 午後は日本画教室へ。今日から新たな絵に挑戦する。樹木が林立する風景を描く。旅も絵もささやかな楽しみ。楽しみは他にもある!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2021年10月1日金曜日

行楽の秋!?

  今日から10月。本来ならば衣替えの季節だ。ところが季節はまだ真夏。関東地方は台風16号で大変な時季なのに広島は朝からカンカン照りだ。予想最高気温は31度。これから先1週間も30度のようだ。緊急事態宣言が終わるのを待つかのように旅の情報を知らせるメールが入る。昨夕、届いたメールはチャーター機で出かける旅だ。未だ出かけたことがない佐渡や福島、そして奄美大島の旅がある。いずれもチャーター機を広島空港から飛ばす。以前に2度ほどチャーター機に乗って出かけた旅は楽だった。昨夜、ずっとメールの旅情報を見て考える。

 すぐに旅を申し込もうと思った。ところがコロナがネックになる。しばらくは様子見になりそうだ。というかコロナ禍で体がなまっている。体だけでなく気持ちもなまったままだ。以前のような気持を取り戻さないとどこへも行かれない。幸い今月と来月にかけて展覧会の開催がある。徐々に外に出る癖をつけないとどこへも行かれない。どういっても気ままな生活をしている。

 緊急事態が解除されたので図書館やプールが利用可となる。プールは利用できる開館日を聞かねばならない。徐々に体を動きモードにならして水泳を始めよう。行楽の秋。字の通りまさに行って遊び楽しむ秋だ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!