2025年8月31日日曜日

「寫実(しゃじつ)の極致 それを慈悲という 高島野十郎」

 連日狂うような暑い日が続いている。今朝は一番に図書館へ行って予約確保の本4冊を借り、隣接する生協で買い物を済ませる。今日の最高気温は35度。朝から半端なく暑い。

 帰宅後、今朝の日曜美術館をNHKプラスで見る。長く生きて来て一番とも思えるほど感動した高島野十郎。タイトルは「寫実(しゃじつ)の極致 それを慈悲という 高島野十郎」。この人の回顧展が千葉の美術館で開催されている。7年位前に福岡の美術館で高島の絵を見ている。千葉の美術館の絵画を福岡の学芸員などが解説する。もうそれを見るだけで感激してしまう。千葉の後は福岡で開催される。これは是非とも見に行かなくてはいけない。本当に楽しみだ。
 
 生涯で自分が感動するモノ、コト、ヒトはそれほど多くない、と思う。その中に高島野十郎は自分が絵を見て、そして生き方に感動してしまった。「寫実の極致 それは慈悲という 高島野十郎」、なんと素晴らしい!

 話は変わって昨日は魔の土曜日到来、という日だった。2週間ぶりで出かけた日本画教室。列車が来るまで暑さしのぎにホームの冷房完備の休憩室に座っていた。ところが何を慌てたのかJRに乗ってすぐに傘を忘れたと気づく。隣の駅で降りればいいものを列車の遅延が発生している。仕方なく目的地まで乗車した。下車後、自宅最寄り駅にTELするも使えなくなっている。仕方なく広島駅の忘れ物センターに電話してその旨告げると後で返事をくれた。傘は自宅最寄り駅で預かってくれていた。
 
 さて教室。室生寺の絵を完成させたはいいのだが、その前に先生はいつもの水干絵具ではなく、岩絵具を溶いて仕上げるように言われる。すでに水干絵具を溶いていた。それからがさあ大変。何を思ったのか、水干絵具の蓋をせずに動かしていた。あちこちに絵具が飛び散り、床が絵具で染まる。これを見た人から靴に絵具がついていて動くたび床が汚れる、と。傘は忘れるは、絵具で床は汚すは、で散々な土曜日になった。

 次回の教室では北海道で写した写真を絵にする予定でいる。

 それにしても図書館で借りた本が溜まった。ボケっとせず、本を読もう!
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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