日曜日の昼下がり、「夏の思い出」~繋ぐ希望のサウンド~と題したコンサートに出かける。場所は地元の区民文化センター。午後2時開演、と暑い時間帯だったが演奏曲目にピアソラがあり、前から楽しみにしていた。ピアソラは前半の演奏の後の休憩後に演奏された。それは「ブエノスアイレスの夏」「オブリビオン」「アヴェ・マリア」の3曲だ。ヴァイオリン、チェロとピアノでの演奏だった。バンドネオンの入らないピアソラの演奏もいい。
演奏を聴きながらいろんなことが頭をよぎる。以前、市内で開催されたピアソラ五重奏団の演奏を何度も聞きに行った。もちろんそこにはバンドネオン奏者の小松亮太を迎えての演奏会だ。そこはビル最上階のホールでビールを飲みながら聞くスタイルの演奏会。この頃も開催されているのだろうが夜のコンサートに出かけなくなったので詳細はわからない。かなり前には市の文化センター大ホールで五重奏団のコンサートもあった。
コンサート終了後のアンケートにピアソラの演奏会をお願いする旨、書いた。このほかにも頭をよぎるのはもう30年以上も前に出かけたポルトガルでのファドの演奏だ。故郷を想うサワダーデの概念がファドを生んだ。この曲に魅せられて帰国後、市内北部の町で開催されたファドを聞きに行ったことがある。倉庫か蔵を改造してホールにしてある。その時はファドの女王である月田秀子を迎えての演奏会だった。我が家から遠くにある会場なのに聞きに行ったことを思いだす。
ピアソラのタンゴもポルトガルのファドも激しい曲の中に哀愁が漂う。これが人をひきつける!?ジャズの本場アメリカへはペルーに出かけた際、ロスに2泊しただけで音楽は聴いていない。生きてるうちに本場のジャズを聴きたい希望がある。それはさてさて……。
ほかにもスペインのフラメンコがある。これは夜中に開催され、途中で眠くなってホテルへ引き上げた。その点では少々残念な気もする。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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