2023年11月28日火曜日

2023年最後のツアーその1

 今年、旅行社に申し込んだツアーは昨日とおととい出かけた1泊2日の旅が最後になった。コロナ禍になって以降、大手旅行社は広島から撤退した。そのため、利用するツアー会社は市内のバス会社が運営する2社のみ。その2社のうち、1社はほとんど利用しないので同じバス会社のツアー参加になる。以前は添乗員は同じでも参加者が同じ人はまずいなかった。ところが、同じ会社を利用すると見慣れた人も出てくる。

 今年のツアーでは四国方面の旅が多かった。バスツアーなので四国への旅は瀬戸大橋をわたる。車を運転しないので瀬戸内しまなみ海道を渡っても来島海峡SAと与島SAを渡る違いがよくわからずにいた。昨夜、今回のツアーで立ち寄った来島海峡SAでJB本四高速がやっていたイベント「せとうち魅力発見」でもらったパンフ一式の中に「本州四国連絡高速道路SA ・PAのご案内」の地図を見てこの2か所のSAの違いがわかった。与島SAは倉敷から坂出方面の瀬戸中央自動車道で来島海峡SAは西瀬戸自動車道、いわゆる瀬戸内しまなみ海道だ。

 もらった地図は中四国の旅に出かける際はよく見て出かけよう。

 出かけた場所は初日が愛媛総合科学博物館と石鎚神社参拝。石鎚神社は9年前にツアーで行った。しかし、今回は一番低い場所にある口の宮本社。歩きながら前回とは違うと思って帰宅後調べる。前回の石鎚神社は上から2番目にある成就社まで参拝していた。なお、石鎚神社は頂上まで4段階に分かれている。宿はひうちなだ温泉瀬戸内東予で国民休暇村になっている。1か月前にここでお昼のランチをいただき、周辺の散策をした。今回は夕方の到着で宿から外に出ずじまい。2日目は総本山善通寺参拝と池泉回遊式の江戸時代の大名庭園である中津万象園を散策。善通寺は以前、参拝したと思われるが覚えていない。今回はお坊さんの案内でいろいろと教えてもらった。また戒壇めぐり、という真っ暗な堂内をまわった。眼がよくないのであらかじめ懐中電灯を用意した。が、戒壇めぐりは目の良しあしは関係なく真っ暗な中を歩く。もちろん懐中電灯は使えない。

 歩きはじめて真っ暗になると左手で壁を伝って歩くようにと教わった。しかしこの時、盲目の人の気持ちがわかる気がした。というのも左手を壁に触って歩くのだが触る壁が遠のいていくように思えてくる。伝って歩かないと全く歩けない。前を歩いていた人の声も聞こえなくなる。後ろを歩く人たちの大きな声はするのだが自分の歩く速度が遅くて申し訳ない。と言ってもこちらは必死で前に進もうと歩く。仕方なく途中から両手を壁に添えて横歩きで歩いた。途中で薄明かりの場所に出た。それもつかの間でまた真っ暗だ。

 以前、祖谷(いや)のかずら橋を渡ったことがある。その時も怖くてなかなか渡れなかった。今回もまさに同じで夜、悪夢にうなされるかと思ったら疲れていたのか夢も見なかった。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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