今朝はしとしとと雨が降る。これから一雨ごとに冬へと向かっていく。まだ今年が終わるわけではないが、この1年がとてももったいない。それはコロナ禍。コロナで今年も暮れそうだ。こう決めつけるとあまりにも日が過ぎてゆくのがいとおしい。とりあえず12月初めまではGO TOトラベルを利用して遊びに行く予定がある。昨日はその第2弾で県北の友だちと会う。
美術館と高速バス往復で1000円のパックチケットを購入して、いざ県北へ。広島駅新幹線口の高速バス乗り場は前もって場所を確認済み。どういってもこの先5年間は広島駅ビル解体のため、駅周辺は何もかも変化している。高速バス乗り場も知っていないと出発時刻で慌てそうだ。最初にバスに乗り込む。運転手さんにチケットを見せ、駅からバスセンターまでのバス料金を支払おうとする。運転手さんはこのチケットすらご存じない。高速バスの片道が1000円?と聞かれる。往復で1000円と話すと驚かれてしまった。
三次駅でバスを降り、迎えに来てくれた友だちの車に乗る。2年前に友だちと会ったとき、新車納入前の代車だった。今回はその時購入した車だそうだ。持参したレモン30個余りとお土産を渡す。三次駅付近は人がいない。最初のお店は予約客いっぱいで門前払い。2か所目のお店でお昼を食べる。コロナ禍はこの辺りでは何も心配なさそうだ。だが、友だちはコロナを怖がっていた。
久しぶりに会ってもいつも会っているかの如く話が弾む。GO TOトラベルの話をすると旅に出る気はないようだ。というか、GO TOトラベルキャンペーンの恩恵にあずかろうとすれば県北ではむつかしいかもしれない。というのも広島の某旅行社の設定は広島近郊の人や福山までの山陽線沿いの利用となっている。そういう意味ではキャンペーンの不公平感はぬぐえない。ともあれ、そう思いながらも7件、このキャンペーンに便乗する予定だ。
友だちと見た「片岡鶴太郎展 顔」。「顔」とは鶴太郎の画業25周年、芸能生活45周年で成し遂げた様々な側面である。「顔」というからいわゆる顔ばかりを描いているのかと思った。そうではなく、これまで描いてきた作品の展示だった。友だちは友禅染を習っている。日本画を習っているので絵の趣味は合っている。鶴太郎の絵は油彩画、日本画、染付などがあり、赤富士と鯉を映像で組み合わせた作品は見ごたえ十分だった。これまでこういった手法の作品を見かけたことがない。
鶴太郎の絵を見た後は常設展の奥田元宋の絵を堪能する。季節は秋、まさに紅葉したもみじの絵は圧巻そのもの。先に元宋の絵を見て、あとで鶴太郎の絵を見ればもしかしたら見られなかったかもしれない。それくらい奥田元宋の絵は素晴らしい。絵を見ているだけで大自然に佇んでいるようだ。
GO TOトラベル第2弾の旅は終わった。次の第3弾目の旅は来週になる。その前に、今日は休んでばかりいた日本画教室へ久しぶりに出かける。前回友だちと会った際に出かけた尾関山公園。その時の写真をもとにした絵を描いている。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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