『老いの器量』(下重暁子 海竜社、2020年)を読んだ。以下は気になる箇所の抜粋から。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
★愚痴をいうひまがあったら、この先、生きていくための自分の生き方を考えること。それに向かって行動をはじめること。生きるということは気持ちよく生きるということ、自分で憂うつになったり、他人を羨んで愚痴をいって惨めになることはない。できるだけ楽しいことを考え、他人から必要とされる人間になること、他から必要とされる時、私たちは喜びを覚える。ああ何かの役に立っているのだから、私も生きていてよかったと思えるものだ。必要とされたら自分にできることをする。めぐりめぐってこの世に存在した意義を感じることができるだろう。自分の身の始末は自分ですることを心がけ他人に迷惑をかけないように、そして必要とされたら積極的に参加していけば、知らぬ間に器量は増えていく。175-176p
★書くことの楽しさとは生きることの楽しさである。189p
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