「広島IRフェア2016」に出かける。出かけるといってもその目的は鳥越俊太郎の講演を聞くこと。13時から始まり講演が終わるのは17時半。これを逆算して聞きに行く。フルートのレッスンを終えて先生と遅いランチを食べる。この頃世間を騒がす人の話で盛り上がる。食事後、先生と別れて百メートル道路を歩いて国際会議場へと急ぐ。ここで時間配分を間違える。講演会は1時間半を予定していた。ところが講演会≒講義ではない。
到着後、もらった資料を見ると講演会開始時刻まで30分ある。13時開始後のスケジュール表を見ると地元大手企業の社長による企業説明会が4社ある。個人投資家向けの企業説明会だった。株には全く関心がない。目的は講演会。ところが遅れて出かけてもそこは大企業の説明会。丁重な応対をされて会場の席まで案内される。ここでまた「どうかいの~」が出てくる。株主様はお客様なのだろう。だが、当方はここまで親切にしていただいてただ恐縮するばかり。汗が噴き出る!
気分を鎮めて次の講演会まで待つ。講演は45分間だった。演題は「人間力の磨き方」。講師の鳥越は自身を「ニュースの職人」と肩書づける。キャスターやジャーナリストなどと言われてもご本人は「職人」だそうだ。人間力は「直感」が大事という。それは「ひらめき」でもある。大腸がん判明までの経緯を話題にして「直感」の大事さを話される。おかげで大事に至らなかったそうだ。
この直感、何かをするとき、ふと頭にひらめく。これだろう。今まで長く生きてきて慎重に行動していると思っていた。しかし、そうでないことばかりだった。何がどうといって、初めての就職がそうだった。これは人に話せば話すほど笑い種になりそう。それほど落ち着きなく生きてきた。その瞬間、閃きというか直感で生きてきたと言えば聞こえはいい。だが、これも愚かとしかいいようがない。とはいっても今、なんとか楽しく過ごしている。これはこれで由としよう。
さて昨日のフルート。ソノリテの後、低い音を出す練習をしている。2番目に低いドの♯。太い綺麗な音が出ない。注意されればされるほどおかしくなる感じ。これではいけない。昨日、講演を聞いた後、ふと気づく。今日から気づいたことを付箋紙に書いてノート、楽譜などに貼るようにしよう。今日も元気で!
0 件のコメント:
コメントを投稿