2014年12月27日土曜日

「『ひとり』の哲学を説け」

”しんすけ”の2階のお部屋でいただく
美術講座を受講後、先生を囲んで割烹"しんすけ"で本年最後の忘年会。楽しいうちに終わる。

場所は酒都西条にある”山陽鶴”内の和風レストラン。造り酒屋の一角は料亭。市内ではなかなかお目にかかれない雰囲気のお店。いただく料理も工夫を凝らしてある。

ブログ用にと写真に写すが、携帯のため今一歩。アップは諦める。

ただお部屋はアップしよう。大きな丸テーブルは酒造り用の樽のふた?8人が座っても十分余裕がある。

講座の内容はアップなし。美味しいモノをいただいて、笑ってしゃべって…。

少し場所を移動するだけでいいお店がある、と感心する。新春もこの勢いで楽しい講座になりそう。

昨日で今年のスケジュールは終わる。ブログはどうしようかと迷っていると今朝の地元紙オピニオン欄に投稿したい記事がある。

タイトルは「『ひとり』の哲学を説け」。宗教学者の山折哲雄が書いている。

その一部から。
われわれの戦後は、まず「貧乏暮らし」から始まったことを思い起こす。やがて内外の経済成長の波に乗って「好景気暮らし」のバブルがやってきた。ところが一挙に破裂して、あっという間にみじめな「ひとり暮らし」の危ない橋を渡るようになっていた。「ひとり」の哲学を喪失したまま、「ひとり地獄」の淵をさまようことになった。そのような地獄からどのように脱出したらよいのか。…ここはやはり戦後の「貧乏暮らし」の知恵から学ぶほかないだろうと私は思う。第一に、何事もこちらから出かけて行ってことにあたる「出前精神」、第二に、己の手と足を使ってものをつくる「手作り」、第三に、なけなしの財布のヒモを緩めて「身銭を切る」である。※

戦後すぐに生まれたものとして昨日も話題にあった「貧乏暮らし」。充分に経験済み。どんな家の子供も同じ生活レベルだった。スーパーなどない時代。テレビもなかった。

そう思えば今は貧乏とはいっても皆が裕福な時代といえる。

いまやっと、宅急便で旅の最終案内が届く。気持ちはベトナムへ…。

プールもあと1回行こうと思った。だが、プールも明日で終わり。図書館もそう。今年は例年になく休みが長い。

姪は今日から9日間の旅に出た。どこの旅行社?と尋ねると辺境の旅専門の旅行社。なぜそこを、と聞くと以前、私が教えたらしい。

お正月価格で45万円するという。会社勤めのころは姪と同じくピーク時に出かけていた。そのため大概そういう価格帯だった。だが、今は安く行ける。

よく動いた一年だった。来る年もこのパワーを維持して元気に過ごそう!

そして、佳い年にしよ~っと!!

2 件のコメント:

  1. 一年間、いろいろと読ませていただきました。楽しいお話しをありがとうございました。良いお年をお迎えください。黒田も復帰し、来年は楽しみですね。私も4日までのんびりします。来年もよろしくお願いします。

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    1. 舛井先生
      コメントありがとうございます。こちらこそ、先生のブログで東京の香りを嗅いでます。今年は早めにブログを切り上げました。暇さえあればカープの話題をネットで検索。勝負の世界の厳しさを見て泣いたり笑ったりしています。でもやっぱり黒田は凄い人みたい。昨夜もBSを見て優勝時のカープを思い出しました。みんな若い。今のカープに似ている。最近またカープにのぼせて今年の年末年始は話題も多くて楽しみです。今年もお世話になりました。新年のご挨拶は明日のお年賀で!来る年もよろしくお願い致します。のんびりとした年末年始です。ありがとうございました!

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