2025年7月12日土曜日

薄紫色の桔梗が涼を呼ぶ

冬からずっと咲き続ける根性ナデシコ
薄紫色の桔梗が涼を呼ぶ
 今朝の地元紙にモンゴル国の旅の募集がある。広島空港からのチャーター便利用で旅費はなんと20万円をきっている。1人参加は別途、35000円要るがそれでも安い。ましてや空港出発時刻も正午過ぎでゆっくり家を出られる。一瞬、参加しよう、と思った。が、中国領の内モンゴルに行った時を思い出すうち、いろんな問題を感じだす。結果、行くのは無理かも、となる。内モンゴルに出かけたのは30年くらい前だ。その当時と今とを比べると歳をとっている。無理は禁物!?

 今週いっぱい、天皇皇后夫妻はモンゴルに滞在中だ。YOU TUBEを見ると日テレはリアルタイムで2人の滞在を流している。レセプションで天皇とモンゴル国の人が弾くビオラ演奏を見るといい国に思えて仕方がない。さらにはナーダムを見ると天皇皇后夫妻は楽しく見ておられる。ナーダムは現地で見てみたい。ただ内モンゴルでの食事を思いだすと残念ながらすぐに行こうとはならない。というか行きたくない理由を見つけているのかもしれない。

 何やかや言ってもやっぱり暑い!暑さが終わるまでどこへも行かれそうにない。これじゃダメじゃ、と思う。その間しっかり年はとっていく。今朝写した薄紫色の桔梗が涼を呼ぶ!?その横では根性ナデシコが冬から咲き続ける。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年7月11日金曜日

シルクロードの写真

 昨日のネットニュースに刺激されて敦煌の鳴沙山での卵の話を思いだす。午後からプールへとの思いも37度の暑さでは泳ぎそびれる。家にいるのならばと袋に入れた旅の写真を取り出すと初めに手にしたのはシルクロードの旅だった。敦煌の鳴沙山は広大な砂地が続いている。そのそばに小さな泉の月牙泉(げつがせん)がある。38年前の月牙泉は柵がなかった。が、今は柵があるようだ。
鳴沙山 一緒に出かけた友と(左の2人)
鳴沙山をはだしで登る2人(右上)
鳴沙山 暑い砂の上をはだしで登る(オレンジの服)
途中で添乗員から中断の合図が……
鳴沙山 ラクダに乗って(オレンジの服)
 午後から本を読むのを中断して写真を見ていると懐かしさがこみ上げる。いくらか捨てようとした写真のはずがシルクロードの写真はどれも捨てがたい。40数回ほど海外に出かけたがシルクロードの旅はどの写真を見ても楽しく映っている。旅の間、毎日がまるで宴会のようだった。一緒に出かけた友以外は初めて会った人たち。それなのにまるで昔から知っているかのような人たちだった。旅行後も国内で会っている。確か14名のツアーだったと思うがその大半はもうこの世で会えなくなった。九州阿蘇、下関、新居浜、そして広島でと何度か会っている。皆、本当に優しかった。

 写真を見て自分の辿ってきた道を顧みる。36歳で中国語を学び始めた。それから4年後、初めて中国に出かける。それ以来、中国にハマり、また外国旅行にハマった。それから倍以上も生きてきた。50代半ばで仕事を辞めて以降、9年間は学業と介護で海外旅行を余儀なくされる。しかし、母亡き後、コロナ禍まで海外に出かけた。シルクロードの写真を見て海外へ、との気持ちが昂る。しかし、今の世界情勢や自分自身の年齢を思うと以前ほどの勇気がない。それでも国内の旅に一人で出かける勇気は以前よりも増している。

 人生前半の35歳くらいまでは自分で思ったような人生ではなかった。ところが中国語を習い始めてそれまで出会わなかったいろんな職種の人たちと出会った。これは自分の中では大きな収穫で「世の中」を見たような気持がした。通り一遍の人たちではなくいろんな人たちがいた。中国語がきっかけで外へ外へと気持ちが向いて行き、考え方も変わっていった。これは自分にとっては本当に大きな賜りもので生き方も大いに変化した。くよくよジメジメした自分は何処へ行った!?

 そんな矢先、某学会から納涼祭の案内が届く。この人たちとも10回くらい海外に出かけている。納涼祭、楽しみだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年7月10日木曜日

運搬中の卵?

 パソコンでネットニュースを見るとなんと中国の山東省ではトラックで運搬中の卵が孵化してひよこになっている。さらに延滞市ではコンビニに大量の学生が押し寄せ涼を取っている。大学の学生寮にはエアコンがついてないらしい。気温42.7度の暑さでエアコンがないとは……。

 卵で思いだす。今から38年くらい前にシルクロードに出かけた。お盆を利用してのツアーだった。敦煌の鳴沙山にはだしで上る、と添乗員は皆に告げた。鳴沙山は砂山で靴を履かずに登っていたがとても暑くて登れない。その時、添乗員は登らなくていい、という。翌日にラクダに乗って移動するからと。後で皆で鳴沙山に卵を置いておくと孵化ではなくゆで卵ができる、と笑いあった。今でもその時の光景を鮮明に覚えている。

 こういうことを思いだすと遠くに行きたくなる。海外へは父なき後はお盆とGWに出かけた。仕事を辞めてからこれまでその前半は学生と親の介護で忙しく過ごした。が、後半は海外旅行によく出かけた。しかしコロナ禍以降は海外に出かけていない。仕事を辞めてからすでに23年になる。しっかり年だけは取った。そしてありがたいことに遊んで暮らしている。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 追記:楽しかったシルクロードの旅を思い出すたびに、再度写真の整理をと思う。アルバムから写真を外してばらしている。が、その写真の何百枚かは捨てたがまだ大量に残っている。今朝の旅を思いだしたついでに写真整理を、と思った。これからの整理は自分が手元に置きたい写真だけを残そう。それにしても暑い!こう暑くては8月いっぱいまで水泳の夏休暇!?

2025年7月9日水曜日

『古寺巡礼』購入

 数日前、セブンネットに和辻哲郎の『古寺巡礼』を注文した。先ほどセブンイレブンへ本を受け取りに行く。家に戻って梱包された本を開ける。年中、本は図書館に頼り、自分で買うのは年に数冊もない。今朝は久々に新たな本を入手して気持ちが昂る。その前にブログを、と思ってパソコンを起動するとキーボードのキーのキャップが1か所外れている。これまで数台、パソコンを買いかえたがこういうことはなかった。暑さでキャップが外れた!?外れたキャップを探すと机の下にあった。それは「変換」のキャップ。本体とキャップは接着剤で取り付けてある。家の両面テープを応急措置として取り付けた。

 今日も暑く最高気温は36度になるとか。一昨日、近くの電気店からスイカをもらった。1日、冷蔵庫で冷やして昨日食べようとした。その時、いとこがスイカ好きを思いだして半分、持って行くと喜んでくれる。

 さて本。本の奥付を見ると岩波文庫の『古寺巡礼』は1979年に第1刷されている。それが何と昨年の2024年には第71刷発行とある。如何にこの本が長く売れているかを物語っている。ふと思った。古い音楽はクラシックというが『古寺巡礼』のようなロングセラーの本はどういうのだろう、と。近代文学!?

 新しい本を手にすると嬉しくなる。これはなぜ!?これまで何百冊いやそれ以上の本を処分した。処分する前に何の本かを記録すればよかったがせずに捨てた。今ある本だけでも記録にとどめて置けばと思うがさてさて。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 追記:本に掲載の聖林寺の十一面観音菩薩立像の左手は何も持っていない。ところが先日、聖林寺で見ると左手に花瓶を持っていた。和辻の話ではこの観音菩薩は聖林寺の以前の住職に拾われるまで路傍にころがっていたとか。紆余曲折を経て花瓶を後から持たせた!?

『古寺巡礼』聖林寺十一面観音菩薩(65p)
この本では左手に何も持っていない
和辻哲郎『古寺巡礼』表紙

2025年7月8日火曜日

時代の流れ!?

 近くに住むいとこが先日、救急車で搬送された。連日、そのことが気になっていたが3,4日後に部屋の明かりがともっているので大丈夫?と思った。昨日、いとこ宅を訪ねると目が回ってどうにもならなくなり救急車を呼んだという。脳外科に回されたそうだが、耳鼻科の検診も受けたようだ。難聴が原因とか。

 いとこが搬送された日は朝から暑かった。これは熱中症で搬送されたと思った。その日から我が家は一日中、エアコンを稼働している。この暑さで気分が悪く成れば命取りになりかねない。昨年の長谷寺のあの暑さがよほどこたえた!?気を付けている。

 少しだけいとこ宅で話をする。年齢はいとこが1歳上だが、何歳であっても何かコト、があれば年齢は関係ない!

 ついでに町内会のお宮の寄付をもらって帰る。その足でさらに隣の家に寄付をもらいに行くと同級生が出て来た。近くに住んでいても年に1度も出会わない。ましてや話をすることは全くない。立ち話になり中学時代の同級生の訃報を聞く。すでにかなりの人とこの世で会えなくなっている。自分自身は元気と思っている。しかし、年齢を思えばいくら元気でもいつどうなるかはわからない。

 この人から近くにカフェが3軒できたと教えてもらう。何もない住宅地だが3軒もカフェができたと知って驚く。自宅JR最寄り駅周辺はマンションなどが建築中だ。元からの住民は徐々に消えてゆき、そして新たな人が増えてくる。これも時代の趨勢!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2025年7月7日月曜日

無料の写真アプリ!?

 最近は数人のブログやツイッター、そしてインスタなどを見ている。その中に桂文枝のブログがある。最近、無料で写真がいろんなバージョンになるのを弟子などに教えてはブログにアップしている。今朝のブログでは写真をアランドロン風にして「笑うなあ」との投稿がある。それを見てこちらまで笑ってしまう。それにしてもいろんなアプリがあるものだ。

 何歳か年上の人がこうやって面白おかしく遊んで生きている。この人は時代について行っている。偉い!暑い毎日だがこうやって楽しみを見つけて過ごすのも賢い生き方!?

 それにしても暑い!エアコンはフル回転中だ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう

2025年7月6日日曜日

桔梗の花弁

 昨日の日本画教室で我が家の桔梗の写真を見せると先生から4枚の花弁と5枚の花弁があると指摘される。その時は何気なく聞いていた。今朝、桔梗を見ると確かに薄いピンクも紫色もともに4枚と5枚の花弁がある。(これはなぜ?)とスマホに問うと「なぜ5枚以外の個体をもつ花弁が出現するかは、ハッキリと解明されていません」とある。これはめずらしいことではないようだ。

 1人欠席者がある。少ない教室なのに欠席者が出るとさらに少なくなる。なぜ?と思ったら何かにつまずいて手首を骨折したとか。母親は骨折がもとで長く患った。年老いての骨折は致命傷になりかねない。他人ごととは思わず気をつけよう!とはいっても骨折しようと思って骨折した人はいないはず。どうやって気をつければいい!?

 教室では相変わらず森の鎮守に鎮座する室生寺の五重塔を描いている。教室までの行来は暑すぎて大変だがこれも運動と思って出かけよう!

 ともあれ今日も元気を出して楽しく過ごしましょう!

4枚と5枚が混ざって咲いている桔梗の花弁