数日前、セブンネットに和辻哲郎の『古寺巡礼』を注文した。先ほどセブンイレブンへ本を受け取りに行く。家に戻って梱包された本を開ける。年中、本は図書館に頼り、自分で買うのは年に数冊もない。今朝は久々に新たな本を入手して気持ちが昂る。その前にブログを、と思ってパソコンを起動するとキーボードのキーのキャップが1か所外れている。これまで数台、パソコンを買いかえたがこういうことはなかった。暑さでキャップが外れた!?外れたキャップを探すと机の下にあった。それは「変換」のキャップ。本体とキャップは接着剤で取り付けてある。家の両面テープを応急措置として取り付けた。
今日も暑く最高気温は36度になるとか。一昨日、近くの電気店からスイカをもらった。1日、冷蔵庫で冷やして昨日食べようとした。その時、いとこがスイカ好きを思いだして半分、持って行くと喜んでくれる。
さて本。本の奥付を見ると岩波文庫の『古寺巡礼』は1979年に第1刷されている。それが何と昨年の2024年には第71刷発行とある。如何にこの本が長く売れているかを物語っている。ふと思った。古い音楽はクラシックというが『古寺巡礼』のようなロングセラーの本はどういうのだろう、と。近代文学!?
新しい本を手にすると嬉しくなる。これはなぜ!?これまで何百冊いやそれ以上の本を処分した。処分する前に何の本かを記録すればよかったがせずに捨てた。今ある本だけでも記録にとどめて置けばと思うがさてさて。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
追記:本に掲載の聖林寺の十一面観音菩薩立像の左手は何も持っていない。ところが先日、聖林寺で見ると左手に花瓶を持っていた。和辻の話ではこの観音菩薩は聖林寺の以前の住職に拾われるまで路傍にころがっていたとか。紆余曲折を経て花瓶を後から持たせた!?
 |
『古寺巡礼』聖林寺十一面観音菩薩(65p) この本では左手に何も持っていない |
 |
和辻哲郎『古寺巡礼』表紙 |