新装版の文庫『街道をゆく』の1巻目を購入して奥付を見ると2023年第13刷となっている。司馬遼太郎がなくなっても司馬作品は売れている、とこれを見て思った。先日セブンネットで奈良の本を購入した。新たに本を購入すれば図書館を利用していなかった頃、本を買う楽しみがあった気持ちをよみがえらせてくれる。今回の文庫本に司馬遼太郎記念財団作成の司馬遼太郎作品 全文庫・選書・新書が印刷されたリーフがはせてあった。司馬の全作品集は『司馬遼太郎 全仕事』に収めてある。この本は司馬の全作品を生きているうちに読破したい気持ちから欲しかった。それを司馬にハマった5年前になんとか入手。その最たる簡易版が今回の文庫にはせてあるリーフのようだ。
全作品を読み終えたい気持ちは今でももちろんあり、作品集の目次欄をコピーして読んだ端から蛍光ペンで塗りつぶしている。今回、このリーフを手にしたのでこれに読んだ本の印をつけてもいいかと思ったり。そして読んだ作品と年月はパソコンにメモしている。
いずれにしても遅まきながら司馬遼太郎にハマって我が生きがいと思えるほどになった。そしてこの人の歩いた道を訪ねてゆく、も自分自身の大きな楽しみになっている。願わくば、もう少し早くにこのことに目覚めていれば、とも思ったりする。しかし、過去は取り返しがつかないのでこれから先を見つめて司馬遼太郎の歩いた道を訪ねるしかない。これも自分の中では大きな楽しみだ。
「街道をゆく」の1巻目を改めて読むと「長州路」に湯田温泉がある。湯田温泉は隣県の山口県にあるのにその付近へは出かけていてもまだ行ったことがなかった。昨日、本を読みながらそのことに気づき、すぐに行こうと思って行動を開始する。来月下旬に1泊2日で行くと決めて宿を予約した。幸い、その頃に山口県立美術館で入江泰吉が写した奈良の写真集の特別展がある。おととしの奈良行きで入江泰吉記念館付近に行ったのに入らなかった。今回、それを見る!?
これから先、幸い季節もよくなるので遊びを優先して外に出かけよう。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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