2024年10月28日月曜日

重たいもの

 ネットを見ると昨日の日曜美術館が田中一村を取り上げていた。テレビは全くと言っていいほど見なくなった。が、一村は見たい。今朝、新聞も読まずにNHKプラスで一村を見る。1件と思ったら2件の番組がある。とりあえず1件見た。

 今年初めにツアーに参加して奄美大島に出かけた。広島空港からのチャーター便に乗って2泊3日の旅をした。その際、一村の美術館へも行った。が、NHKのテレビを見てまだまだ知らずにいた一村を取り上げている。一村は存命中に一度も展覧会をしていない。一村の姉と母方の親戚の1人が一村の経済的、精神的な援助をしている。しかし、その2人も一村の展覧会を生存中に見ることはなかった。このような例は西洋の画家にもよくある話。亡くなって後、その人の絵が評価される。ゴッホもそうだ。

 相変わらず連日、家を片付けている。ほとんど捨てたので終わったつもりでいた。が、それでもまだ食器類がある。毎日使用する食器だけを残して、と思うほど要らない食器がある。そして本。この何年間かでかなりの本を捨てた。それには辞書類もある。どういっても本も食器も重たい。歳をとって一番気付いたことが「重たいもの」はどうでもいいと。本など片づけるたびに全部捨てたくなる。

 本と言えば本箱がある。リフォームの際に、ついでに本箱の移動を考えている。その際、中の本をすべていったん出して段ボール箱に移し替えようと思う。そうして空になった本箱を別の場所に移動してもらおう。

 町の本屋は消滅しつつある。ネットで本を買う時代になったためにそうなった!?務めていた頃は仕事終わりに本屋に立ち寄るのが好きだった。そして本を購入するが、その頃は本が重たいとは全く感じなかった。今は本を重たく感じる。そして本を買わないようになった。これでは本屋がなくなるのもいたしかたない!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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