朝食を準備していてふと頭をよぎる。それは、今、主としてやっている水泳と日本画である。この2つは最も苦手としていたこと、というか人並以下の水準で劣等感の塊だった。小さいころから好きだったのは音楽で運動と絵を描くのが大の苦手だった、とくに運動に関しては別に運動しなくてもいい、くらいな感覚があった。それが30代半ばで中国語を習い始めてこれは何とか習えそう、と思った。それが昂じて自転車に乗ってみたい、と思い始める。乗れないのに自転車を買い、小さかった姪たちに自転車の後ろを持ってもらって練習した。するとすぐに乗れた。これは本当に嬉しかった。
それ以降、友達に引っ張られてプールに連れていかれ、通うようになった。水泳は浮かぶだけでもかなりの日数がかかった。ましてや泳げるようになるまでは相当な日数だった。これが昂じて50歳くらいで10回のスイミング教室に入る。その頃は25mは泳げるようになっていた。が、スイミングの先生から見るとまだまだらしく初心者コースに入る。これが功を奏してクロールと背泳ぎが泳げるようになり、スイミングクラブにも入会した。
当時のプールはJRに乗って区のスポーツセンターに通っていた。よほど水泳が自分に合ったのか、クラブの人たちと泳ぐのが楽しかった。そして運動する人たちと同じ場にいる自分が嬉しかった。それくらいのぼせていたが未だに水泳は色褪せず、まだまだ続けられそうだ。
人間、何が幸いするかわからない。この頃つくづくそう感じる。もしも小さい頃から運動好きであればこれほど長く泳いでいないかもしれない。何もできなかった運動なのに水泳だけでもできるようになると大きな自信になる。小さい頃は体が弱くて運動をしなかった。そのため体育1の成績だった。が、もしかしたら今の年齢で成績をつけてもらうと体育5になるかもしれない。と、誰も褒めてくれないから自分で褒める!?水泳のお陰か、とても元気!
昨日は苦手だった日本画教室で絵を描く。これもこの秋から習い始めて12年目に突入した。割と何でも長続きするタイプ。水泳は40年、フルートは30年続けた。これからも元気を出して続けよう!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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