先月の日本画教室でマーブリングを教わった。そのマーブリングした和紙をサムホール大のパネルにくっつけてキキョウの絵を描いている。前回、マーブリングしたパネルにキキョウの絵をトレースした。昨日の教室ではこれに彩色していく。まずはキキョウの茎と葉っぱを彩色する。何色かの色を混ぜて彩色しようとしたら先生から色を混ぜるときは絵皿に1色ずつ溶かすようにと言われる。色は混ぜれば混ぜるほど汚くなるとか。
そう聞いて思わず、「昨日から日本画を習い始めたものですから……」と言ってしまった。これが昂じて茎と葉っぱを彩色中、先生は絵皿に溶いた緑の色を茎に彩色してそれをぼかすようにと教えてくださる。これに見とれていると「昨日から日本画を習いだしたからわからないよね」と先生。思わず「そうです」とまたも言ってしまった。
夜、寝るとき絵の技法の「ぼかし」のほかにもう一つは何だったか?を想いだしていると寝つきが悪くなる。だいぶ考えて「たらしこみ」を想いだす。
この頃は樹木を描くことが多い。その時は点描写で描くので「ぼかし」も「たらしこみ」もあまりしない。ときに忘れないためにも樹木以外の絵を描く!?
話は変わって帰宅後、ふと頭をよぎる。この夏の猛暑で2階に上がることがなかった。年に数回、掃除と空気の入れ替えに2階に上がっている。が、20年余り2階で過ごすことはなく1階が居住スペースとなっている。2階に上がってライティングビューローの下にあるモノを見る。昔のレコード類と40余年くらい前に習っていた水墨画の画仙紙が大量にある。画仙紙はもちろん未使用だがこれも思い切って資源ゴミとして出そう。水墨画と言えば画仙紙以外にも青墨が2個ある。これも未使用で40年前でも3000円くらいした。これは小さいので保管!?と言ってもいつかはゴミになりそうだ。そしてほかにも海外に出かけた際、ツアー仲間から送ってもらったVHSのビデオテープが何本もある。さらにカセットテープが何十本とある。何年か前にこれらも多量に破棄したが、その際、残しておいたものがある。このうち中国語を習い始めたころの国費留学生・龔〇栄(コン〇ロン)が吹き込んだテープもある。
この先、自分が生きていく中で潤いとなるモノコトは笛、絵、本、水泳、自転車などに加えて旅が主になりそうだ。中でも旅は元気が一番。そして旅の良さはモノとして残らない。これがいい。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿