先日BSで見た「偉人たちの健康診断『永井荷風 楽しき寂しきシングルライフ』」。番組HPによると以下のようだ。
★結婚はしない。偏屈で人間不信。そんな文豪・永井荷風は、自由気ままで優雅な一人暮らしを続けながら作品を生み出し、79歳で当時としては珍しい孤独死を遂げる。華麗な文体で、色町を舞台に男女の情愛を細やかに描き、大作家へ登り詰めた荷風。文化勲章まで受章した偉大な作家は、なぜひとり暮らしにこだわり続けたのか?生涯書き続けた日記文学の傑作「断腸亭日乗」などの作品から、荷風の人生と病を読み解く
永井荷風はフランスに留学して帰国後、毎朝、クロワッサンとショコラ、そしてジャムを食したそうだ。ところが専門家が荷風の日記「断腸亭日乗」を調べると胃腸の悪さが終戦前後だけ書かれていないという。その間、食糧不足で小麦を使ったクロワッサンなどの入手が困難になり、食ベられなくなる。結果、永井の胃腸の不調の原因は小麦などによる、と判明した。
それでも永井は当時としては長生きだ。番組では「荷風に学ぶ!長生きする老後生活3か条」を取り上げる。
第1条 老後は”キョウイク”と”キョウヨウ”が大事
今日行くところと今日の用事
第2条 行きつけの店を持つ
散歩を好み、行きつけのお店に行くのを楽しみとした
第3条 お金はあっても節約
決してケチではなく、当時売れっ子作家だった。だが、何かのお礼にと渡した金額は少なかった。しかし、自分が支持するモノ・コト・ヒトに対しては惜しまずに寄付したそうだ。
この番組の最後に流れる挿入歌が美しすぎる。だれが歌っているのかを調べるとスーザン・ボイルの「翼を下さい」だった。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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