今年の大寒は20日。留守にしていた間にお寺から寒行に参られていた。先日、お寺に出向いてお布施を渡す。例年の寒行は大寒前後に参られる。なぜ今年の寒行は数日早くされたのだろう。大寒の時季は雪や雨の降る日が多く、家の前でお経をあげて参られる姿に恐れ入る。ところが今年は初雪も降らず広島県の歴史を85年ぶりに塗り替える記録だそうだ。暖かいうちにと早めに参られたのだろうか。
住んでいる近辺は安芸門徒で浄土真宗が多い。だが我が家は父が福山なので浄土真宗でなく日蓮宗。お寺との付き合いも父が元気なころは年に一度の寒行に参ってもらうだけだった。ところが父が亡くなって急遽、お寺とつながりができる。母は浄土真宗だったので、しきたりもお経も違っていた。日蓮宗について何も知らない母はお寺から月詣りに来て下さる都度、徐々にお経を覚えていった。まだ、元気だったころの母から覚えるといい、いくつかのお経を教えてもらった。だが、それも興味を示さず覚えていない。
お経と言えば先日のミャンマーの旅で日本人墓地にお参りした。ここで数人の女性たちが一斉に般若心経を唱え始める。般若心経はお坊さんたちと旅行する際もその日の旅の初めにリーダーのお経に続いて一斉に唱えるが、この時もお経を覚えておらず唱えなかった。お寺さんが我が家に参られる際のお経には般若心経は含まれていない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿