2020年1月18日土曜日

第396回広響定演を聴く

 第396回広響定期演奏会に出かける。指揮者はなく、ヴァイオリン&コンサートマスターにフォルクハルト・シュトイデを迎えての演奏会だった。演奏曲目は下記のとおり。

♪ヴェートーベン ロマンス第2番ヘ長調
シュトイデのソロヴァイオリンも加わる

♪モーツァルト  ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調
ヴァイオリンはシュトイデ、ヴィオラは安保恵麻が加わる

♪モーツアルト 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」
シュトイデも演奏に加わる

 アンコール曲はモーツアルトのアンネクライネ・ナハトムジークから第4楽章が演奏された。

 最初に演奏されたベートーベンの曲はフルートでさらったことがあると思って聞いた。2番目に演奏のヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調は第2楽章アンダンテに惹かれてしまう。この章の初めにシュトイデのヴァイオリン演奏が入る。聞き始めてすぐに何という美しい響きと思わず聞きほれてしまった。なんでも記録するのが好きなのか今日からワードに気に入った曲リストを作ることにした。手始めにこの曲が入る。

 昨夜の広響定演は自分の好みの曲ばかりで大いに満足して帰宅する。アンケート用紙に以前からリクエストしようと思っていたピアソラのタンゴを記入する。この実現は先になりそうだが楽しみにして待つことにしよう。

 演奏会に出かける前に図書館で借りた『ミャンマーを知るための60章』を読んだ。読みかけの『翔ぶが如く』九巻目を読み終えると、しばらくはミャンマーに関する本を読む予定。あと1巻残っている『翔ぶが如く』十巻目は当分お預けとなりそうだ。それくらいミャンマーにハマっている。昨日借りて読んだ本に社会人大学生の頃、文化人類学を学んだミャンマーが専門の高谷先生の執筆があった。高谷先生にはほかにも初めてのミャンマー旅行の前にアジア塾でミャンマーに関する講演を聞いている。当時は大阪万博公園内にある国立民族学博物館友の会に入り、ミャンマーの草履について投稿したりと、自分の中ではかなり民族学(文化人類学)にのぼせていた。松永(今は福山市)にある履物博物館を訪ねたこともある。再度、ミャンマーに出かけてすぐにのぼせてしまうおめでたい自分を取り戻す。

 そして昨夜の広響定演。気に入った曲にのぼせる自分がいる。これもまあ、元気の素かもしれないが……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

  ブログ投降後にあらためてプログラムを読むと「ハ短調を主調とする第2楽章アンダンテは、この協奏交響曲のもうひとつの白眉。ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K. 271の第2楽章と並び称される奇蹟のハ短調だ。胸をうつ。……」とある。このなかの「白眉」、恥ずかしながら意味がつかめず辞書を引く。この曲にのぼせるのも無理はない!誰もが胸うたれるいい曲だ!

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