最低気温マイナス4度、最高気温7度の昨日、門司港に出かける。その目的は自分の誕生祝を一人盛大に祝おうとの気持ちによる。日本旅行のパンフで知った駅長おすすめ駅プランを利用して関門ふくフク三昧の三井倶楽部で「洋食 ふく大皿洋懐石」をいただく。ふくはコロナ前まで、この時季、フルート仲間と市内で食べていた。
30分遅れの新幹線のぞみ乗車後、小倉→門司港へは在来線に乗り換える。その時、食事場所が門司港と頭にあったが在来線乗り換えで門司駅と門司港駅に迷ってしまう。門司駅は小倉の次の駅だが門司港駅は終点駅だ。食事場所の旧門司三井倶楽部を頼りにして門司港駅で下車。門司港駅の眼のまえに三井倶楽部があった。それなのにこれほど近くとは想像しなくて先まで歩き、道行く人に尋ねて引き返す。門司港駅界隈は門司港レトロ地区になっている。
駅プランで選んだ三井倶楽部は1921年(大正10年)につくられて、本館および付属屋が国の重要文化財に指定さている。そして1992年に門司港レトロ地区に移築された。2階にアインシュタインが宿泊した部屋が当時のまま展示されているとのことで一度は伝統がある三井倶楽部で食事をしたいと思った。食事のコースは「洋食 ふく大皿洋懐石」にした。そしてプランとは別に白のグラスワインを注文した。
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とらふく刺(大皿)
薬味として緑の葉(ローマ)、紅葉おろし、レモン、ポン酢、細いねぎ(アサツキ)が添えてある。ローマは下関、小倉地区で栽培されているらしい。
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ふくの酢の物 |
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白ワインで一人乾杯 |
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ふく湯葉巻きは最高に美味しかった |
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ふくステーキ |
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ふく入りきのこスープ |
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ふくご飯 |
ふく刺の外はどれも初めていただく。食事後、三井倶楽部の2階展示室の林芙美子記念館とアインシュタインメモリアルルームを見学。その後、門司港レトロ地区を散策する。林芙美子と門司港との関係は林がこの地で生まれていることによるらしい。 |
高層マンション(レトロハイマート) 31階にはレトロ展望室がある
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手前の赤レンガの建物は大連友好記念館(旧国際友好記念図書館)となっているがそれは名ばかりで1階はレストラン、2階はギャラリーとなっていた。今回の旅でスピーカーの音がすると思ったら中国人の団体だ。どこもかしこも中国人だらけで春節を日本で楽しんでいるのだろう。中国人以外にも外国人の姿が多く見られた。そして日本人は若者が多い。
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門司港レトロ地区 |
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旧門司三井倶楽部 中には食事をしたレストランなどがある |
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門司港駅 見るものすべてレトロ感満載の駅だ |
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ブルーウイング門司の歩行者専用のはね橋 午後1時にはね橋を渡る はね橋は時間を決めて渡れるようになっている 恋人の聖地の異名がある |
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門司港駅前の向かって右に三井倶楽部がある |
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門司港駅外観 |
この地区は強風が吹く地で昨日も何度帽子を飛ばされたことか。レトロ地区散策後、時間があるので関門海峡ミュージアムに出かける。ミュージアムと期待していったら子連れでにぎわっている。それは螺旋階段の階段と階段との間に網を張り巡らせてトランポリンのようにして遊べるようになっていた。と言ってもそれを見るだけでも恐ろしくて見ていられない。新しい立派な公共施設で体験型ミュージアムのようだ。
新幹線乗車まで時間がある。新幹線構内に入ってカフェを探すとあったが、店内で飲めなくて持ちかえりと思った。仕方なく自販機で珈琲を買って待合室でかなり長く過ごす。だいぶ経って小さいカフェがあると気づく。来るとき、車窓から見える新山口駅界隈は大雪だった。記念に残る一日は楽しいうちに無事終わった。さて来年はどうする!?なお万歩計は13960歩とよく歩いた。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
追記)この日帰り個人旅は食事代と往復新幹線のぞみ利用で計15800円。レストランのHPによるとそれだけで8800円とある。残りの金額で新幹線の広島⇔小倉間を安く利用したことになる。これは片道運賃にも満たない額だ。時々駅のパンフを見て大いに利用しよう!
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