『網目模様』、日本画を習っている人の書かれた詩集。早速、受け取る。先日このお話を聞いた際、掲載された新聞コピーを同封するとのこと。中を読むと、なんと隣町の出身で地元の女学校に通われている。これを見てびっくり。学校の名称は戦後になって変更。いずれにせよ同窓生だった。ご縁がある!いただいたなすびの絵入りの一筆箋には「この広い世の中 この年になっても縁のあった人や読んだ本はほんの少し 作品やあなたとおあいする日を楽しみにしています」と書いてある。さすがに詩人らしく、メモには句読点がない。そしてお願いしたサインもある。
初めて会ったとき、いわゆる「主婦」とは違っていた。何か持ってる人に思えた。絵を習い始めのころ(今もそうだけど)のこと。展覧会場で目にした壁にかけてある絵画とは別にテーブルにおかれていた絵本。色使いはけばけばしくなく、優しいタッチ。これは誰が描かれた?と聞くと詩集の人だった。
八ヶ岳に行った際、どの人も絵を描くベテラン。一人初心者が混じり、朝からスケッチを描く気もなく暇を持て余す。ふと見るとソファに一人座っておられる。何をされてるのかと思ったら、外の景色を眺めているとのお返事。手にはゴムでくくった何十本もの色鉛筆。ケースでなくこうして持ち歩くのか、と思った。そして水彩でなくても遠出には色鉛筆でもいいんだと。
八ヶ岳の帰りの列車。新幹線に乗るまでのローカル線。だらっと腰かけるのでなく背筋を伸ばして一言もしゃべらず長時間座っておられた。
いろんな場面で凄い人だな、と思っていた矢先の詩集出版。自分の人を見る目に狂いはない!?
昨日の日本画教室。ドクダミ草を2本持参。2本を活けてそれを一度にスケッチするのでなく、1本ずつスケッチしていく。葉っぱが上手く描けたと自己満足。その合間に家でスケッチしたなすびを見ていただく。これを今描いている本画に加える。しかし、描いたなすびが大きすぎる。そこは先生、なすびを一回り小さくしてくださる。これもそうか、と妙に感心。
教室の人からはティータイムにお菓子などに加えてびわをいただく。他にもキュウリや梅雨豆もたくさんいただく。ありがたい!
絵の合間にはカープも気になる。家に帰るとネットでカープの話題を見る。もう夜になると草臥れ果てて…。熟睡のあとはまた動き回る日になりそう。今日も頑張って!
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