2011年4月2日土曜日

パニック

今日は本当に大変な一日であった。それもどうにか無事終わろうとしている。

今日1時半にフルートの知人3人での食事会。その後3時15分から年1度のフルートの点検。それを終えると商品券を買って帰宅、の3点が予定として組まれていた。

街中に行くので久しぶりコンタクトレンズをして出かけた。メガネでなくコンタクトレンズをつけるとさすがに世の中がよく見える。そのせいもあって街中に着くとすぐデパートに入った。

まず頼まれていた商品券を買った。その後他のデパートに入るとアサちゃん用の花を活ける大きな花瓶を見て回った。花瓶売り場は特別にはなかった。けれども食器売り場のところどころに花瓶は置いてあった。何点か見ると「たち吉」のヒスイ色の大振りな花瓶が目についた。価格は12000円。少し高いかなと思ったけど花が好きだったアサちゃんにいつも活けてあげたいと思ってそれを買った。

同じデパートの下の階に行くと春らしいブラウスが目に入った。本当に驚くほどの速さでそれも購入。なんとブラウスなのに13800円。高いと思った。だが長いことアサちゃんの介護で明け暮れ我が身を省みなかったことを思えば「買おう!」という気になった。

花瓶とブラウスの2点をデパートのフロントに預け、知人3人での食事会となった。

アサちゃんの介護で長らくそういう場に行かれなかった。ところが3人の意見は「リッチに…」となった。すぐに1人の人が考えていたお店に入った。そこは落ち着きのある和風レストランで豪華さが伺われた。もちろん食事も美味しく楽しい食事会となった。

最近日本で起きている天災を考えるとその時々にできるコトをできる限りの範囲でやろう、というのがみなの一致した意見となった。

食事を終えるとバスに乗る時必要な「パスピー」を買いに皆で出かけた。皆がそれを買うのでなく、我一人が8年半の活動ブランクでそれさえも知らなかったので連れて行ってもらったというのが正直なところだ。

ところが購入したのはよかったのだが皆と別れて帰路に向かうバスに乗車時それをどうするのかわからない。前の席に座っていた子連れの人にどうするのか聞いた。その人は席を立って親切に教えてくれた。会社リストラ後の8年半のブランクはそういうことさえも困難を極める。

そういえば帰宅前にフルートの点検にも行った。するとそこにはなんと1千万円以上もする金、プラチナ製のフルートが2本置かれているではないか。もうそれを見てびっくり。そこにいた人々とその話で大いに盛り上がった。

家に着くと災難が待ち受けていた。なんとコンタクトレンズが外れないのである。以前もそういうことがあったがそれでもどうにかはずすことができた。ところが今回はどうやっても駄目。ついに2時間も経とうとする頃、眼科にTELするがなしのつぶて。仕方なく眼鏡屋にTELした。近所の眼鏡屋は街中ならOKだろうという。このままコンタクトレンズをつけたままで寝るわけには行かない。

仕方なく市内のど真ん中にある眼鏡屋に出かけることにした。そこに到着するとどうにか閉店時間までには30分以上あった。すぐに眼鏡屋に入るとすぐに先ほどTELしたものである旨告げた。係りの人は5階へと案内してくれた。事情を説明するとすぐにコンタクトレンズをはずしてくれた。本当にその人が神様のように思えた。ところがこのまま引き下がるにわけにはいかない。その親切に対して「双眼鏡を買います」といった。下の階に行き、そこで1万円くらいのニコンの双眼鏡を買った。

双眼鏡は先日オペラを見たとき買おうと思っていたので今回のアクシデントにとってはいいチャンスだった。

なんと家に着くともう8時半である。2度も街中に出かけたのだからそんな時間になるのも無理はない。それからの夕食となった。

今日の教訓。「もうコンタクトレンズをするのは止めよう」。

メガネだと稽古事で視力がコンタクトほど出ないので不便なことは不便。

それでも「目」が人よりも劣っているため大事にしないといけない。そうしないと後々大変なことが起きるかもしれない。そう思うとコンタクトをせずにメガネで過ごそうと思った。

以上のように今日は大変なパニックの日となった。アサちゃんは慌てふためく我が行いを見てどう思っているだろう。4月になって2日目の今日。4月から本格的に行動しようと思っていた矢先の今日のアクシデントである。さてさて明日からは…。

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