2011年4月29日金曜日

レンゲ祭り

備中国分寺付近で行われたレンゲ祭りに出かけた。久々の春の陽気に誘われ急に思いついての行動である。

PCで岡山の総社までの時刻を調べると鈍行でも日帰りが可能だった。すぐに行く準備をする。最寄の駅9時55分発に乗るにはほとんど時間がない。とりあえずの必需品である帽子と飲み物を持って駅に出かけた。駅に着くとGWの初日とあって切符売り場に人が並んでいるではないか。

通常の自販機では総社までの切符がかえない。駅員にその旨告げると、新幹線の切符を買う自販機に行き、切符を買う手配をしてくれた。2520円だった。

切符を手にするとすぐにホームに行って到着した列車に乗った。

倉敷までは2時間20分かかる。

アサちゃん亡き後、初めての遠出となる。それも1人での…。これからの人生、人に頼ってばかりでは何の楽しみも見つけられない。1人行動が大切だ。思いつくまま気の向くままの…。

総社駅に着くとまず観光案内所に入った。すでに先客がいてレンゲ祭りのパンフをもらっている。聞くところによると会場までは大型のバスが無料でピストン輸送するとか。総社のパンフをもらおうとすると案内係りはどこからきたか尋ねないと渡せないという。山梨からきたという一人旅の人もいた。

無料バスに乗り込むと15分でレンゲ祭りの会場に着いた。以前レンゲを見にきたときは知人とレンタサイクルを借りての観光であった。ところが今回は無料バスが運行され、その必要がない。

会場に着くと人人人…の姿。メイン会場は大音響のスピーカーが鳴り響く。まずはレンゲを見てから…と思い、そちらへ向かう。ところがそれらしきモノが見えない。乳母車の人に「レンゲはどこに…」と声をかけるとその辺の畑がそうだという。

よくよくみればまだまだ小さいレンゲのピンクのつぼみが見える。主役のレンゲは今春の異常な寒さで咲きそうにない。これでは満開時期は1週間か10日くらい先だろう。

レンゲよりもむしろタンポポが咲き乱れた草むらに腰掛けて弁当とサンドイッチをほおばった。美味しかった。

腹ごしらえを終えるとすぐ横に聳え立つ備中国分寺に出かけた。今日のみ開帳されるという五重の塔の初層を見学した。そこも人人人…。ボランティアガイドの説明も耳に入らない。

国分寺の参拝を終えると震災応援のバザーをしている会場があった。そこでは鉢植えの花7鉢とお餅を買った。

鉢植えは家に着くと早速鉢から取り出し玄関脇の大きな鉢に植え替えた。その真ん中にオリーブの木を植えるとさまになる気がする。さてさてオリーブの木はどこに…。

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