![]() |
狭い庭に咲くナデシコ |
テレビはほとんど見ないが新聞テレビ欄を見ると「83歳 妻亡きあとに 近藤正臣 郡上ひとりぐらし」が目に入る。以前にもNHKのBSで放送されたがその際は見過ごしていた。BSはNHKプラスの放送がない。(見たかった!)と思っていたら昨日の午後4時に再放送された。
この人が特別にどうこうというほどではない。が、第一線で芸能界を生きてきた人がなぜ東京を離れて郡上へ、とか、83歳の一人暮らしの生活はどんなものなのかを見てみたかった。またドキュメンタリーが好きなので興味もあった。その中で2点、惹かれるものがある。
★(奥さんを亡くして食欲がなかった)この頃、何の欲もないが食べられるようになった。もうちょっと生きてみようか……と思った。
★(年を取ると)できなくなるんじゃなくて、新しい発見になる。
特に感動したことは脳梗塞で認知症になった奥さんとの生活で最期まで家で看る、と約束したそうだ。しかし、やむを得ず施設に入れることになった。が、毎日、奥さんを見舞っていた。奥さんとの馴れ初めは小学校の同級生。庭に咲く花々を遺影に添える姿を見ているとなんと優しい人だろう、と感動してしまう。食事も掃除も何もかも一人でしている。これも立派だ。時に奥さんとしていた庭での食事場面もあった。
都会から郡上での生活では釣り仲間、奥さんの介護のケアマネジャーなどが近藤宅へ訪問して皆で食事をする、地元でない若い人たちのグループが郡上踊りなどを継承することに近藤が関わる。このように近藤はすっかり地元に溶け込んで生活していた。
昨日は他にも99歳の画家の生活をYOU TUBEで見た。この続きはまた明日!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿