2025年4月13日日曜日

大神神社・安倍文殊院・壷阪寺そして橿原神宮の旅その3

 大神神社(おおみわじんじゃ)・安倍文殊院・壷阪寺そして橿原神宮(かしはらじんぐう)の旅その2から続く。


2日目 ルートインホテル桜井→桜井駅→大和八木駅→橿原神宮前駅→壺阪山駅→シャトルバス→壷阪寺前→壷阪寺参拝。壷阪寺前→シャトルバス→壺阪山駅→橿原神宮前駅→橿原神宮参拝と遅い昼食。橿原神宮前駅→大和八木駅→鶴橋駅→大阪駅→新大阪駅→広島駅。

壷阪寺

 壷阪山駅に着くと列車を降りた人たちがシャトルバスに急ぐ。乗る人が大人数のため乗れそうにない。が、急遽、2台目のバスが出るとのことで座って乗った。壷阪寺は高取城址の途中にあり、バスはクネクネ道をゆっくり進む。7分くらいで到着した。壷阪寺前バス停までの道のりはあちこちに桜が咲いている。壷阪寺も全山が桜に覆われて美しさは半端でない。

 今回の旅の目的に壷阪寺がある。このお寺は「壷坂霊験記」にあるように盲目の沢一と妻のお里の夫婦愛を描き浄瑠璃にもなっている。眼がよくないのでお参りしようとなった。壷阪寺はインドとの関係が深く、インドからの石彫文化の天竺渡来大涅槃石像などを招来している。そのためかインド系と思われる外国人の団体が多く見られた。休憩していると隣に人が座った。どこの国から?と問うとシンガポールの人だった。次に問うた人は全く言葉が理解できない。後で思ったのはスリランカの人では?と。
壷阪寺

舞い降りた桜の径
三重塔

大観音石像

大涅槃石像

天竺渡来十一面観音石像

壷阪大仏

 壷阪寺で石像と桜を堪能してシャトルバスで壺阪山駅まで行き、ここから橿原神宮前駅まで近鉄で行く。

橿原神宮

 橿原神宮前駅で下車後、橿原神宮を目指して歩く。大きな神社なのに観光客がほとんどいない。とりあえずどんどん進むと閑静な場所に着いた。この辺りが神社の入口のようだ。あまりにも立派な建物に惹かれて入るとそこはカフェやトイレなどがあった。お参り後、このカフェで遅いお昼をいただいた。

 境内に入るとこれまでの観光客の多さと比べてひっそりしている。あまりにも静かすぎて整った環境にいると疲れそうになる。どこか座りたくなるがいくら進んでも休める場所がない。が、神社本殿前に休憩所があった。そこにたどり着く間にもただ座りたい。参道脇にある古そうな石灯籠の台に座ってしまった。歩き草臥れると観光もどうでもよくなる。ましてや境内でこんなこと思っていいのかと自問自答してしまう。が、座りたい気持ちはどうにも我慢できなかった。
橿原神宮
深田池
今年の大きな絵馬が掲げてあった
 本殿を参拝後、パンフを見ると休憩所がある。しばし休憩後、深田池を見ていないと気づいて出かけると池の周辺に桜並木がある。写真に写すも逆光でうまく取れていない。このころが足の疲れのピークになる。池のそばの石段に座ってパンフを眺めるとカフェがある。来るときに見たカフェだ。時刻は2時過ぎでまだフードタイムだ。カフェで一休みしたい気持ちだけで歩いて行く。到着したときはホッとする。ランチと珈琲で休憩も兼ねる。広々としたガラス張りの空間は贅を尽くしている。日本で最古ともいわれるほどの神社だからなのかカフェまで立派としか言いようがない。
橿乃杜で一休み
 立派な建物内にあるわりにはカフェはセルフ方式だった。これにはびっくり。また、珈琲カップなども紙カップだった。これにも驚く。団体客が押し寄せるとそうせざるを得ないのかもしれない。

 カフェでゆっくりしすぎて急いで橿原神宮前駅まで歩く。そこから大和八木駅→鶴橋駅→大阪駅→新大阪駅と乗り継いで広島まで帰る。が、途中の鶴橋駅でいつも迷ってしまう。JRと近鉄が乗り入れる駅だ。次に奈良へ行くときはなるべくJR線を利用しよう!それにしても乗り換えに時間をとられる旅となった。

 ホテルの朝食時に相席となった人は北海道から2泊3日の旅だそうだが、暑い時季と寒い時季は旅はしないと話していた。確かにそう思う。これからまだしばらくはいい季節が続く。次の予定は今月下旬の山口行きが待っている。まだまだいろんなところへ行きたい。せいぜい旅の計画を立てよう。

 新大阪駅でSNSで知った念願の「月化粧」を2箱購入。なおこの日の万歩計は11720歩とよく歩いた。そして楽しい旅は終わった!
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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