2024年5月31日金曜日

中津・宇佐の旅その1

 2024年5月28日(火)から5月29日(水)までの2日間、大分県の中津・宇佐の旅に出かけた。宿はホテル・ルートイン中津駅前店を予約。旅のルートは初日の中津では薦神社、三角池、合元寺、福沢諭吉旧居・記念館、そして中津城を予定した。広島駅9時5分発ひかり531号→小倉駅9時53分着。小倉駅10時12発ソニック11号→中津駅10時44分着。中津駅に到着後、観光案内所に向かう。中津は福沢諭吉の旧居があり、町全体が福沢諭吉を大々的に盛り上げている。

 薦神社へはバス便が少なく、13時10分発をあらかじめ予定していた。その時刻まで時間はあまりないが合元寺、福沢諭吉旧居などに歩いて出かける。案内所でもらった中津駅周辺MAPを持参する。その前に駅前にあるホテルに出かけてリュックをあずけた。

 身軽になったが駅の北側か南側のどちらに進めばいいのか迷っていると目の前を通り過ぎる人がいる。声をかけると北側が観光スポットと教えてもらった。とりあえず13時のバス乗車まで地図を頼りに歩を進める。が、観光客の姿は見当たらない。お昼を食べようとするもお店は閉まったままだ。駅構内のコンビニでサンドと珈琲を買って食べ、いざ出陣。小雨が降っていたが途中から雨も止む。

 しばらく歩いていると観光名所らしき路地に出た。看板を見ると城下町中津と表記があり、地面を見ると合元寺や福沢諭吉旧居、そして中津城の標識がある。寺町通りだ。赤壁で有名、と街道をゆくで知った合元寺が見えた。整備された城下町の通りの両側には紫陽花をはじめとした花が植えられている。ここまでくるとだいぶ町の様子がわかりだす。合元寺に入った。が、お参りしようにも賽銭箱が見当たらない。そそくさと境内を見渡して外に出た。次に向かうは福沢諭吉旧居。

中津の城下町

中津の城下町 寺町通り

合元寺

地面に標識が書いてあった
福沢諭吉旧居・記念館
福沢諭吉像
 寺町通をり突き抜けた辺りに福沢諭吉旧居と記念館があった。ここではアジア系の外国人や日本人のグループなどの観光客がいた。福沢諭吉旧居へは入られなくなっていた。が、記念館に入る。入場料@¥400。入場料で思いだした。中津も宇佐もバスに乗るにはすべて現金決済だ。これが身に染みたのか翌日、中津駅から宇佐駅までの切符を購入するとき、何を間違えたかICOCAで乗らず、切符売り場で切符を買った。よほど、「現金」が頭にしみこんだようだ。
福沢諭吉旧居(左)と記念館(右)
 城下町中津を観光後、中津駅まで戻る。通る道は福沢通りと命名されている。途中、駅までの道を問うと福沢通りを進んで突き当たったところに銀行がある。そこを左に行けば駅に出ると教わる。「かなり距離がありますよ」、と言われたが確かに距離があった。

 中津駅に着くとバスの案内所で教えてもらったバス停で待つ。薦神社行きのバスが来た。

薦神社(こもじんじゃ)

 バスは小型のバスで3人乗車した。が、途中で2人下車。薦神社までは16分の乗車だが1人になる。薦神社に着いた。が、神社へ入る道がわからない。その時、駐車場に車が止まった。車の窓をたたくと驚かれたようだったが、窓を開けて道を教えてもらった。道があればどこからでも入られるようになっていた。境内は樹叢が生い茂り、まるで樹林に紛れこんだ感覚に陥りそうだ。しばらくすると団体がやってきた。リーダーらしき人があちこちの建物を覗いて係を探している。が、いないらしい。祈祷所で籠に入った飴があったらしく皆に配り始める。一ついただいた。境内にお札を処分する箇所がある。その上に蛇が見えた。誰かが足で触ると偽の蛇だった。

 本堂の裏に池がある。御神体である三角池(みすみいけ)だ。広い池の周辺を歩くだけでも相当の距離がある。一人では到底怖くて行かれそうにない。幸い、団体に出会って一緒に行かせてもらった。池のそばをどんどん奥に進むと池の中に鳥居が建っている。ここから御神体である池を眺めながらお参りする。朝方の小雨でどこを歩いてもぬかるんでいる。靴はいつものトレッキングシューズを履いていたのでよかったが、滑らないように気をつけて歩く。池に浮かぶ鳥居を過ぎてさらに奥に進むと大木が見えた。

教えてもらった薦神社入り口

大分県の特別保護樹木クスノキ

鬱蒼と樹木が茂った薦神社へ入った

ここから三角池が広がる

どんどん奥へ進んでいくと大木があった

 
内宮鳥居から池に入ると広い広い三角池が見渡せた

薦神社の御神体である三角池

大木があった


さらに奥へ進む

薦神社の大木
またも大木が

 三角池を観光後、出会った団体は記念撮影をしていた。団体が帰るとまた一人になった。しかし、中津駅に戻るバスは16時17分までない。それまでの2時間余りをここで一人でいるのは耐えがたい。中津駅で薦神社から帰るバス停は少し歩けば他にもあると地図をもらっていた。地図は簡単すぎてよくわからない。とりあえず歩きはじめる。
薦神社(こもじんじゃ)神門

薦神社外宮

人びとが寄進した鳥居がある

「宇佐神宮摂社 薦神社」 とある
 薦神社は別名を大貞神社とも称され、全国八幡宮の総本宮である。また宇佐神宮の祖営ともいわれる。その別名の大貞バス停を目指す。しかし、目的のバス停が見当たらない。辺りはただ車が通り過ぎるだけで人影もない。かなり歩いたのだろうか、向かいの通りを歩く人がいる。大きな声でバス停を問うと連れて行ってくれた。ウオーキング中の人らしく親切だった。バス停を見るとスポーツ公園大貞だ。薦神社が大きすぎてその周辺のバス停はいろんな「大貞」がついている。また大貞神社(薦神社)はご神体の池を内宮、神社を外宮と称するそうだ。
通りに咲いていた ホタルブクロ(つりがねそう)
 2つ先のバス停まで歩いていた。バスに乗ると1人乗っていた客もすぐに降りた。これくらい乗客が少ないとますます便数が少なくなるのでは、と危惧する。ともあれ予定よりも早く宿に着いた。フロントは若い男女のスタッフで感じがいい
。夕食にレストランを利用したがここでも若いスタッフだった。ルートインは初めて泊まったが騒音もなく快適なホテルだ。また大きなお風呂もあった。よく動いた後の夕飯は生ビールで独り乾杯。中津はから揚げが全国一位とか。から揚げも食べた!

 この続きは後日に!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月30日木曜日

気力がなければどこへも行かれない!?

 昨夜、大分の中津・宇佐の旅から帰宅すると姪から3通もメールが入っていた。メールも読まずに電話をかけるとソウルへパンダを見に3泊4日の一人旅をしたという。姪と同じ時期に国内を一人旅していたようだ。今朝、さらに姪からのメールが入っていた。そのメールから勝手に引用させてもらおう。

 「活力がみなぎっとるね。勢いのある気持ちはわかる。韓国は物価高と円安で、物や食べものが高い。……食事はせっかくの旅行だから楽しんだ。マックドナルドで5月はパンダファミリー企画があり、日本では行くことのないマクドナルド行ったけど、オーダー機械はカードオンリーの決済。パンダセットを食べたいから、カウンターで必死。気力がなきゃ行けんわ。国内旅行も一緒よ。お互い安全に旅行しましょう🐼」とあり、写真が4枚添えられている。

姪からの添付写真
 いろんな国へ出かけているのに韓国は行ったことがない。一度は出かけてみてもいいじゃない、と思いつつも叶わずにいる。姪のパンダ愛は半端ないようで地震などの影響で台湾に行かず、ソウルまでパンダを見に行っている。韓国にパンダがいるとは姪から聞いて初めて知った。

 「活力がみなぎっとるね。……」と姪から言われるようにおかげさまで元気に旅をしている。「街道をゆく」を読んで「中津・宇佐のみち」を旅したいと思った。一昨日の5月28日は16505歩、昨日の29日は14530歩とよく歩いた。中津も宇佐も平地なのにまるで山奥を歩くような感覚に陥る。それくらいうっそうとした樹木の生い茂る中を歩いた。

 中津の主な行き先は薦神社(こもじんじゃ)、宇佐は宇佐神宮である。どちらも由緒ある神社なので歴史も半端ない。薦神社はご神体が三角池という池だ。中津駅から薦神社までバスに乗車して16分で着く距離だ。しかしバスはコミュニティバスなのか小さく、一日の運行便数も極めて少ない。乗客は3人とこれまた少ない。途中で2人降車して乗客はただ一人になる。バス停で降りたのはいいのだが辺りを見渡しても誰もいない。目の前に広がるのは広い駐車場。(困った!)、と思っていると軽自動車が止まった。親子のようだ。窓をたたくとドアを開けてくれた。神社の道がわからないと告げるとまっすぐ歩くと細い道がある、とのこと。
薦神社の三角池

 伊勢神宮など広い境内を歩いたことはあるが薦神社はそれに負けず劣らず境内は広い。そして樹木が生い茂っている。どんどん進むもだれ一人遭わない。社務所があった。しかし何ヵ所も社務所がある割には灯りは灯っていても無人のようだ。困った、とまたも考えていると団体が入ってきた。その団体のリーダーらしき男性が社務所などあらゆる建物を覗いている。神社の人を探しているようだ。いないと察したらしく祈祷所に置いてあったらしい駕籠に入った飴を皆に配り始める。部外者なのに1つもらった。そしてお札などを焼く場所に蛇がいると騒ぎだす。偽物だった。

 リーダーらしき人にこの神社の御神体である三角池について行ってもいいかを問うとOKだった。うっそうとした境内に紛れ込んだら大変だ。本堂の裏側に大きな池が広がっている。この団体がいなかったならば、と想像するだけでも怖い。それくらい森の中にいるような気持ちになる。

工事中の宇佐神宮
 翌日でかけた宇佐神軍も薦神社同様に広い境内だ。ここも奥に行くと森の中にいるような気持になる。2日間、まるで森林浴に出かけたようで姪の言う「活力」をいただいた気がする。
宇佐神宮菱形池
 一人旅に出る前に日帰りバスツアーを申し込んだ。ツアーと一人旅のいいところを見計らって元気に遊びまわりたい。次の一人旅は梅雨明けの7月を予定している。今回の旅の続きはまた後日に!

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2024年5月27日月曜日

自転車店へ

 2,3日前から自転車に乗ると乗り心地が違う。空気がない?と思って空気を入れて乗っていた。昨日の朝、自転車に乗るとまたも空気がなくなっている。パンクした?と思ってすぐに自転車店に向かう。途中、近所の人に出くわす。事情を話すと「空気を入れてあげる」と親切に言われる。以前、母がしりもちをついたときにいつもお世話になった人だ。その人は犬の病院へ行くという。犬の病院も自転車店も日曜日は開業している。途中まで一緒に行った。 

 自転車店に着いた。係に事情を話してしばらく待つ。その間もお客が絶えない。お店は自転車専門店で我が家の辺りでは自転車店はここしかない。係は4人いて2人が技術者のようだ。自分の番になった。係はパンクしておらず後ろのタイヤの空気を入れるところが壊れているという。そこを直してくれた。そして次に修理をするときに買い替えれば……と言われる。長く使っているので買い替え時と覚悟して出かけた。ところがしばらくは空気をいっぱい入れて乗るようにとアドバイスされる。レシートを見ると「後水調」とあり、900円の2割引きで720円と安かった。

 我が家に姪の子供が乗っていた割と新しい自転車がある。これに乗ろうかと思ったがタイヤの大きさが今のとは違って大きい。それでなくても高齢者だ。自転車に乗るのもかなり気をつけて乗っている。それなのに大きなタイヤは怖すぎる。自転車店を出るとき同じ大きさのタイヤの自転車はいくらくらい?と問うと4万円くらいとか。 

 帰宅後、スーパーへ行って一段落したころ、「街道をゆく」のYOU TUBEのアップがあるのを知った。それもこれまで放送された全映像がアップされている。違法?ではと思いながらも近いうち出かける「中津・宇佐のみち」のYOU TUBEを見る。昨日、BSで街道をゆくの再放送があると新聞番組欄で見た。それが頭にあったのだろうか、YOU TUBEで探すと以前の番組のすべてがアップされている。これには驚くばかり。

 時間をおいて違うYOU TUBEを見ていると違う人が街道をゆくをアップしている。さらには司馬遼太郎の講演の映像もたくさんある。これまたびっくり仰天!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月26日日曜日

一本の道

 昨日の日本画教室は一日だけ隣の部屋に変更になった。教室の人はどの人も部屋に水道が通っていないと思ったのか、筆を使って絵を描く人はいなかった。ところが部屋には水道があった。サムホール大のスケッチブックを持参し、以前、北海道で写した原野を参考にして鉛筆でスケッチをする。その後は色鉛筆で彩色する。青々とした原野を色鉛筆で色付けしていると先生から縦、横、斜めに色をしっかり塗るようにと教わる。その後に濃淡をつけるといいとか。色鉛筆でほぼ塗った後、次週はこれにさらに水干絵具で彩色する。そして同じ絵をサムホールで本画するようにとも言われる。

2019年7月に出かけた北海道の野付半島原生花園

 北海道の原野にまっすぐに伸びた一本の道。こういった光景は他所の地ではなかなか見られない。いつも描いている樹木はないがその代わりに一面に広がる原野。これが思うように描けたらいいと思うけどさてさて。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月25日土曜日

『司馬遼太郎が考えたこと』(3)

  小学校の運動会だろうか。朝から通りがにぎやかである。好天に恵まれてまさに運動会日和!?自分にとっての運動会は魔の季節であったが……。以下は『司馬遼太郎が考えたこと』(3)(司馬遼太郎 新潮社、平成17年)から気になる箇所を抜粋した。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★坂本竜馬は維新史の奇蹟的存在である、といったのは平尾道雄氏だが、このことばにはかぎりない魅力がある。私はこのことばに魅(ひ)き入れられてこの人物を調べたくなり、つい深間に入り、数年前からこの人物を主人公にした長い小説を書きはじめ、いまなお書きつづけているという始末になった。(「幕末を生きた新しい女」93p)

★乙女はこの富子に、「女は煮たき針仕事だけで人間として成り立っているのではないと思いますが、いかがです。あなたも家事以外のことで夢中になってみてはいかがですか。たとえば薙刀や馬術などに」と、いわば女仕事からの謀反をすすめている。……この乙女の物の考え方や生活は、その社会で別段の反発は受けていない、ということである。とすれば、この種のあたらしい女性というのは明治の青鞜社活動以後、にわかに誕生したがごとくみるのは、歴史を型によって見ようとする歴史教師的な偏見ともいえそうである。もっともこの乙女をもって幕末女性の一典型とみることはむろんできない。しかしこの闊達な個性が、ごくさりげなくこの時代に存在しえたということは、なにかを考えさせる契機になる。すくなくとも女性の自由と個性の尊重は明治の輸入使嗾(しそう)によってはじまったとのみは言えないようである。(「幕末を生きた新しい女」97p)

★維新後もなお、新政府の檀正台の手で下手人捜査がつづけられた。明治以前の刃傷沙汰を、新政府がその全力をあげて捜査したのは竜馬の場合しかない。(「竜馬の死」200p)

★竜馬は「自分は役人になるために幕府を倒したのではない」と、このとき言い、陪席していた陸奥宗光が竜馬のあざやかなほどの無私さに手をうってよろこび、「西郷が一枚も二枚も小さくみえた」と、のちにいった。……竜馬の一言は維新風雲史上の白眉といえるであろう。単にその心境のさわやかさをいうのではない。筆者は、この一言をつねに念頭におきつつこの長い小説を書きすすめた。このあたりの消息が、竜馬が仕事をなしえた秘訣であったようにおもわれる。その点、西郷もかわらない。私心を去ってじぶんをむなしくしておかなければ人は集まらない。人が集まることによって智恵と力が持ち寄られてくる。仕事をする人間というものの条件のひとつなのであろう。(「竜馬の死」216-217p)

★年をとるということの悲しさは、ものを多く知りすぎてゆくということだろう。見たり聞いたり食べたりすることをふんだんにしてしまえば、人の世はもう、なんのこともなくなる。無知こそ幸せではあるまいか。(「新鮮さ」430p)

★竜馬は天が日本史上最大の混乱をまとめるために、さしくだした若者のように思われる。その役割がおわったとき、天はただちにかれを召しあげた。この点がいっそう竜馬という青年の存在に奇跡的なにおいを放たしめる。(「坂本竜馬のこと」471p)

2024年5月24日金曜日

眼科へ行く

 ブログ閲覧履歴につられて何気なく過去のブログを見ていると10年前の3月29日のブログだった。その前日、区のスポーツセンターで泳いだ際、隣町のプールを教えてもらっている。その日、JRでプールから帰ると、すぐに教えてもらった隣町のプールへ自転車に乗って下見に行った。今から10年前のことだ。それ以来、これまで隣町のプールを利用している。それにしても自分のことながら場所が違うプールとはいえ、同じ日に2か所のプールへ行くとは驚き。10年前は10歳若かった。当たり前のことだが、元気だなあ、と思ったり。

 親が亡くなって13年。10年前は1人になって3年だ。まだ淋しさがあったと思うがそれを打ち払うように動き回っていたのかもしれない。今も何かを払いのけるようにじっとせず、動こうという気持ちは色褪せない。

 色褪せないといえばほかにも司馬遼太郎の本がある。司馬遼太郎にハマって丸5年半になる。今朝、それまではどんな本を読んでいたのだろうか、と思った。多分、小説類は読んでいないと思うのですぐに読めるエッセイを読んでいた!?それがひょんなことから司馬遼太郎にハマり、司馬作品、それも小説が大半、を読んでいる。今は「街道をゆく」からそれに関わる本などを読むことがある。今、司馬作品と同時に『街道をついて行く』(村井重俊 朝日新聞出版、2008年第1刷)を読んでいる。これは「街道をゆく」の編集者が司馬遼太郎について街道を旅した6年間を書いている。司馬の編集者は何人かかわったようだが、この本は最後の司馬の編集者が書いている。

 「街道をゆく」の編集者から見た旅のエピソードなどが書いてある。と、思うがまだ全部を読んでいない。「街道……」にまつわる文を読んで自分自身も刺激されてその地に行きたくなっている。

 5年半前に大連に出かけたことがその後の自分の生き方を左右するとは我ながら驚き。凡々とした楽しい毎日が司馬遼太郎の本を読むことでさらに楽しい日々にかわっていく。というか、生きているうちに司馬作品を全部読み終えるのが夢なので読むのが楽しいのかもしれない。

 昨日、眼科へ行った。視力はよくないがどんな小さな文字の本でもまだ読める。神様がいるかどうかは知らないが、自分の一番の弱点ともいえる眼の悪さだが、本は難なく読むことができる。これは神様が可哀そうにと思って本ぐらいは読ませてあげようと守ってくれるお陰!?そう思うとまんざら神様がいないとも思えないが。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月23日木曜日

バーチャルスペース(仮想空間)

 仮想空間を利用したインターネット美術館がある。昨日、その美術館が運営するひろしまインターネット美術館創立20周年記念サムホール大賞展2024を見に市内のギャラリーに向かった。途中、街中で声をかけられる。振り向くと日本画教室の人だ。今、まさに絵を見ての帰りだった。立ち止まって少しだけ週末にある日本画教室の話をする。その日はいつもの教室ではない教室に代わるので持って行くものの話をして別れた。

 ギャラリーは急な階段を上った2階にある。先週、日本画教室で先生の教室の出品者は全員入賞した、と聞いていた。順を追って絵を見ていくと日本画教室の10人ぐらいが入選していた。他にも某交流会の人や10年くらい前に美術講演会に参加したときに知り合った人も入選されていた。講演会で知り合った人は呉市在住で知り合った当時、個展を1か月間開催された。しかし、寒い時季だったので見に行かなかった。ただ、名前が珍しかったので覚えている。学校の美術の先生をされていたようだ。

 絵を堪能した後、もう一つの目的であるウオーキングシューズを買いに行く。八丁堀の福屋で売り場を問うとスポーツ売り場がなくなり、靴は2階にあるという。出かけると思うような靴がない。駅前までバスで移動して駅前の福屋に入る。駅前の福屋は図書館が入るためどの売り場も縮小気味だ。案の定、5階の売り場に行くと男物の靴売り場で女性のは数点もない。係はこの売り場に頼んで少しだけ女性のウオーキングシューズを置いてもらったいう。丁寧な応対だったので色が気に入らなかったが購入した。

 デパートにウオーキングシューズがないとは情けない。1年後には広島駅が新たになって開業する。その時は、靴店も入るはず。そう期待しよう。

 広島駅から八丁堀までバスに乗ると広島駅と市内電車がドッキングするため新たな電車の軌道ができつつある。新たに駅が開業すれば市内の商圏は大きな変換を遂げるかもしれない。それを楽しみに待つしかない!?帰宅後、会社に勤めていた時のヒールのある靴4足をゴミに出すことにした。GW以後、靴箱の靴を何足も捨てている。これで靴箱がすっきりする!?

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2024年5月22日水曜日

自転車に乗ってプールへGO~

 昨日の最高気温は28度。暑い中、自転車に乗ってプールへ行く。中に入るとプールの隅で3人が話している。挨拶するとうち1人から「よう来たね!」と声をかけられる。週1度を目途に泳いでいる。が、プールの顔見知りで一番とも言えるほどの苦手なタイプから言われた。いい言葉には思えなかったが深くは考えず泳ぎに没頭する。昨日も500m泳いだ。この頃は週1度、定期的に泳いでいるためか泳いだ翌日の疲れがない。

 帰宅後、ゆっくりしていると日本画の先生からSMSが入る。次回の教室が変更になるとの連絡だった。日本画の全財産とも言えるほどの絵の道具をいつもの教室に置いたままにしている。その教室に入らせてもらって道具を……、と先生に問うとそれはダメとのこと。先生はスケッチブックを一枚破って丸めて持ってくるようにと話される。考えた末、長くスケッチしていないサムホール大のスケッチブックと、色鉛筆、筆箱、そして写真を用意した。写真を見てのスケッチである。今日も暑くなりそうだ。

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2024年5月21日火曜日

地元紙を見て

 テレビを見ることが少なくなった。ニュースだけでも見ればいいものをいいニュースがないと思いこんで見ていない。今朝、地元紙を見ると新たな台湾総統が誕生している。副総統は神戸市生まれとか。台湾の記事に併せて八田與一の掲載がある。この人の名は知っている。八田は広島港を出帆した船が波穏やかな瀬戸内海を出てフィリピンに向かう途中、長崎の五島列島沖で米国の潜水艦に撃沈された。海に消えた800人のうちの一人に八田與一がいたと知って驚く。

 5年前、広島から現地集合のツアーで台湾に出かけた。その時、初めて八田與一を知った。八田は撃沈される10年余り前に台湾で烏山頭ダムを完成させて、南部の不毛な土地を豊かな穀倉地帯に一変させた。ところが撃沈により太平洋戦争の開戦翌年の1942年5月8日に亡くなった。毎年この日に八田の銅像前で墓前祭が開かれるとい。昨日、台湾総統になった頼氏も台南市長になった2010年以来、毎年参列しているそうだ。

 八田の死が撃沈だった、と台湾でガイドから聞いたはずなのに忘れていた。しかし、その夫人の死はガイドから聞いて覚えている。八田の死を知っての投身自殺だった。

 新聞記事にはほかにもイラン大統領の事故死のニュースがある。世の中、どうなっているのかわからないがいいニュースを探すのは大変だ。今夜のBSで五島列島の放送がある。これは見るようにしよう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月20日月曜日

推し芸人のYOU TUBE

 週2回アップされる推し芸人のYOU TUBEを楽しみにして見ている。今回は「夢叶う」とのタイトルでのアップだ。かなった夢とは本の出版である。お笑い芸人のYOU TUBEに招ばれて話したことが現実になったという。そして招んでくれた人に本の帯まで書いてもらい、感謝しても感謝しきれないようだ。推し芸人はナニゴトもやり始めたことはコツコツと続ける人だ。やり始めは種まきであり、それを続けるのは水まきになり、いつの日かやりつづけたことが実を結ぶ。種まき理論だそうだ。

 推し芸人は「自分を信じて何かやっていたら周りが助けてくれる部分がある」という。この「周りが助けてくれる」の件は、自分自身のこれまでを振り返るといつもそうだった。そう思っているので、この気持ちはよくわかる。この推し芸人はどんな風に大成するのかが本当に楽しみだ。

 昨日、コピーをするためにコンビニへ行った。コンビニで冷凍食品を買うことはなかったが推し芸人とは違うお笑い芸人の番組をTVerで見て、それに触発されて買って帰った。今日のお昼はそれを食べる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月19日日曜日

カフェ難民

 日本画教室に出かけた。1年くらい前になるだろうか。習っている文化センターの教室にWIFIが通じるようになった。しかし、当初はIDとパスワードの入力でのWIFI接続ではなかった。ところがこの春、教室に入るとWIFIの器具が点滅している。そしてWIFI接続のためのIDやパスワードの掲示がある。

 家ではWIFIを接続しているのでギガ数は気にならない。が、外に出るとギガ数の消耗が気になる。今の契約は3GBなのでこれで十分足りる。教室の人と話をするとGBが無制限の人や1GB 、3GBなどいろいろな契約のようだ。教室のWIFIを利用すればギガ数を気にしなくても使える。また教室は公の施設なので危険性もなさそうだ。

 旅に出て新幹線や宿でWIFIを接続する。もしもそれを利用しなければ3GBの契約ではとても足りそうにない。というか10か月前までは1GBの契約だったので月末頃には速度の低下を免れなかった。3GBに変更するとその心配もなくなる。そのこともあって教室で偉そうにWIFI接続を教えてあげた。が、全く気にせずに使う人もいる。それは無制限で契約の人だ。

 自分にとっての一番の楽しみは旅をすること。決まった額の年金が唯一の自分自身の収入だ。それで楽しく生活するには何にお金を使うかが大事になる。有り余る金銭があればそれは関係がないかもしれない。しかし決まった額での生活は要不要を使い分けて生活するしかない。ネット関係は自分の楽しみなので家でのパソコンやスマホの接続は無制限に使えるWIFIを利用している。しかし、スマホの契約はドコモの安いランクの契約だ。これはほぼガラケーの契約よりも安い。 

 質素ばかりの人生では楽しくない。自分の楽しみである旅などの行きたいところはなるべく行こうと思う。この考えは今から40年近く前に初めて海外に出かけてからそう思うようになった。高齢者と言われる年齢になったが、今のところはまだまだ元気。しかし、これもいつまでも続くとは限らない。せいぜい動けるうちは自分の足でいろんなところへ出かけたい。その思いがあるうちは心身ともにまだ元気と言えるかもしれない。

 自分がやりたいことをケチってまで何もしないでいるよりもなるべく思ったことは行動しようと思っている。そうすればきっと後悔のない人生になる!?

 話が日本画とかけ離れてしまった。昨日は教室が終わるといつものカフェに5人で行く。ところがカフェなのに珈琲の注文ができなくなっていた。まるでカフェ難民。教室の人は近くのカフェをネットで探していたが難しそうだ。来週からはさてどうなる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月18日土曜日

YOU TUBEを見て

 母の月命日に一日早くお墓参りをする。これから夏になると参る時間が気になる。午前中に参ったが、暑かった。この時季は墓地の砂利に生える草を抜くのが大変だ。特に根っこから抜くのは草臥れる。狭い墓地の隅に南天が生えている。どこからか種が飛んできて芽を出したのだろう。しばらくは抜かずに様子を見よう。

 帰宅後、図書館に予約の本を取りに行く。『奈良ゆとりの旅』という本。買えばいいのに買わずに借りて読んでいる。旅の本はすぐに順番が来ると思ったらそうでもなかった。特に発行年が新しいと予約待ちになる。

 暇つぶしに動画を見ていると2人ほどすごい人を見つけた。1人は岡本田鶴さんで御年99歳。この人はパソコンで本を点字翻訳されている。この齢でパソコンを駆使されるのもすごいが、点字に翻訳の年数も既に25年と素晴らしい。

 もう1人は奈良県桜井市に住む99歳のスイマー柿崎さん。10年くらい前に奥さんが亡くなってマンションに一人住み、自炊、掃除、洗濯をされている。この春、100歳になって年齢別の大会に出場して自由形と背泳ぎで世界新記録を立てた。それも25mプールを共に25秒台で泳いでいる。これまでの記録保持者に1分くらい短縮しての泳ぎだ。プールへは自転車に乗って週5日泳ぎに行くという。水泳仲間のアイドルらしく動画を見ても気持ちがいい。

 この2つの動画は関西のテレビ局がYOU TUBEにアップしている。元気に年を重ねる人は凡人とはどこかが違う。自分自身、気持ちが年齢に左右されることがある。しかし、この2人を見るといくら年を重ねても自分が信念をもってやれば楽しい人生間違いなしと思えてきた。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月17日金曜日

番組は奈良特集

 BS放送の京都の旅番組を見ると昨夜は京都ではなく奈良を取り上げていた。奈良出身の笑い飯哲夫が旅人を奈良に案内する。まずは若草山に登ってそこから奈良盆地を見渡す。次は東大寺。東大寺へは先日出かけているので興味深く見る。柱に穴が空いているところを哲夫は無事潜り抜けた。自分自身も潜り抜けたかった。が、潜り抜けているのが若者ばかりでその列に加わる勇気がなかった。残念!さらには向原寺に向かう。ここは龍蓋寺ともいうそうだが池に居る龍を懲らしめるため石で蓋をしたそうだ。その石を囲って保存している。

 次は卑弥呼の墓ではないかと思われる日本最初の巨大前方後円墳を訪れる。もしもそうだとすればここが邪馬台国!?そして最後に訪れたのは桜井市にある千寿亭。ここは三輪素麺の茶屋だそうだ。桜井市出身の哲夫は何度も素麺を食べているが、ここの素麺は飽きないという。

 テレビを見ていて奈良が日本の歴史の発祥の地だと思い知らされる。向原寺の敷地内で発掘された金銅観音菩薩立像は頭部だけが発見されて後に体部と光背が補作されて仏像となっている。

 今、奈良に魅せられているので興味をもってテレビを見た。自分がこれっと思うことには関心が向く。興味ある番組を見るとまだまだいろんなところへ行きたくなる。いつまでも元気でいるためにも老いぼれないようにしなくてはいけない。何歳になっても元気でいれば何処へでも行かれる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月16日木曜日

『司馬遼太郎の街道Ⅱ 京都・奈良編』

 真夜中に目が覚める。(地震?)と思ったが揺れてはいない。強風が吹く音だ。今日も一日、強い風が吹くようだ。

 以下、『司馬遼太郎の街道Ⅱ 京都・奈良編』(週刊朝日編集部 朝日新聞出版、2020年第1刷)から気になる箇所を記そう。「京都・奈良編」なのに大分県の薦神社が一緒に収めてある。この本を読んで是非とも薦神社へ行こうとなった。出かける時期は今月末。この薦神社は「池」が御神体となっている。「池」を見逃さないように観光しよう。

 御神体が「池」とは珍しいが、出羽三山の御神体は巨大な岩から湧出する温泉だった。雨模様の時季に訪れた際、ご神体が「岩」から湧き出た温泉と知って、その中に足をつけたことを思いだす。神様の居場所は何も神社の中だけとは限らない!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★薦神社に社殿が造られた時期は承和年中(八三四~八四ハ)で、神社史では最古に属する。その一世紀ほど前に日向(現・宮崎県)・大隅(現・鹿児島県)で反乱を起こした隼人に対し、朝廷は八幡神を奉じて鎮圧した。その際に、神輿にのせられた「御神体(御験 みしるし)」が水草の真薦(マコモ)で作った薦枕(こもまくら)だった。枕が剽悍な隼人を撃退したとすれば、のどかな感じでもある。その功績をたたえて宇佐神宮ができたというから、マコモは重要である。そのマコモは薦神社の三角池(みすみいけ)に自生する。司馬さんは西野さんに問うた。「薦神社の御神体は、池だそうですね」「三角池ですね」薦神社に社殿が造られたころ、社殿を「外宮」、三角池を「内宮」としたようだ。司馬さんはその池を見に行きたかったのである。池を代々守り継いできたのが宮司の池永家。いまの宮司、池永孝生さん(六七)は、学生時代から司馬ファンだった。……池永さんはいった。「宮司だった親父も兄貴も観光化は嫌ったし、私も好きではないので宣伝はしていません。自然にできた池が御神体ですから、人間が自然に壊すときには壊れるだろうという思いもあります。しかし、できる限りは、守り抜きたいですね」静かに「池守」の言葉が響いた。(「官兵衛の成功と失敗『中津・宇佐のみち』の世界」224pー228p)

2024年5月15日水曜日

プールで泳ぐ

 プールにゆくと受付の人に「久しぶりね」と言われる。「2週間ぶりに来ました」と返答したが、悪い気はしない。というか親しみを感じる。更衣室で4年ぶりに水泳を再開した人から声をかけられる。以前親しく話をしていた人だ。旦那さんを昨年亡くして再度、泳ぎに来ているという。互いに名前は知らないが親しく声をかけてもらう。年齢は7歳上の人だがとてもそんな風には思えないほど若々しい。4年ぶりで泳ぎ始めた時はクロールで25mしか泳げなかったそうだ。ブランクがあると泳ぐのがきつい意味はよくわかる。自分自身もコロナ禍以降、泳ぎを再開してクロールはきついのでほぼ背泳ぎで泳いでいる。昨日も500m泳いだ。その人曰く「泳げるようになったね」。これを聞いてびっくり。泳げないと思われていたのだろうか。

 休館日以外は毎日泳ぎに来る人とも出会った。他にも苦手なタイプの人から「〇〇さんね」と声をかけられる。(何で名前を知ってる?)と思ったがそれ以上は面倒なので話さず。

 4月からプールの組織が変わって受付で名前を書かなくなった。ただ、日付と町内かそうででないかを記入し、他にも年齢が18歳以上や時間を記入する。3月までの記入で名前をおぼえられたのかもしれない。

 プールが有料になって泳ぐ人が少ない。いつもは浅いプールで背泳ぎで泳ぐが昨日は浅い方でないレーンで一人泳いだ。レーンを占領して泳ぐと気持ちがいい。
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月14日火曜日

久々の長電話

   朝食を食べようとして何気なく携帯を見たら電話がかかっていた。その人との電話は長くなる。それが嫌だが悪いと思ってかけ直す。案の定、1時間半の長電話になった。電話をくれた人は以前の職場の仲間だ。会社を辞めてすでに20年以上になる。当然、会社の話ではなく家族の話が中心だ。

 毎朝、身支度を済ませるとゴミ出しをする。それから朝食を食べて朝刊を読む。この時間は至福のひとときだ。その時間帯に長電話になると後の予定が崩れる。今日はプールで泳ぐ予定にしている。毎朝のルーティンが長電話で変わってしまった。人に電話をするときは気をつけよう。

 それにしても家族がいるのといないのとでは生活スタイルが異なる。家族がいないものとしてはすべての時間が自分中心に回る。しかし家族がいる人は孫の世話になる!?これも人によるかもしれない。が、いずれにしても人それぞれの生活スタイルがある。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月13日月曜日

ホテルの予約

 一日中降った雨が止んで今日は晴れそうだ。この春は雨が多い気がする。が、これも気のせい!?テレビをつけても見る気がしない。それではとばかりにスマホに触る。ふと頭をかすめるものがある。それは今月末に個人で出かける中津の旅。(その次はさてへ?)となった。一昨日、BSを見ていると室生寺を旅している。ここへは以前から行きたいと思っていた。スマホに触る手がいつの間にか「室生寺観光に適したホテルは?」で検索する。 

 一番初めに表示されたのは奈良ホテル。昔、母たちと奈良ホテルのカフェに入った。立派な由緒あるホテルである。人の動画を見て奈良ホテルは高そうに感じた。これは検索せず2番目に表示のホテルを検索。ホテルから最寄り駅までは無料の送迎バスが走っている。このホテルで検索する。以前、やはり動画で検索方法を見てまねしてやって見た。それは宿泊月日を決めずに検索してみる。思ったよりもリーズナブルな価格だ。それでは、と宿泊日を決めて検索する。いろいろと見ていると28日前予約がある。朝食付きや朝夕食付きにして再度検索すると、朝夕食付きの適当な価格に行き着いた。もちろん、検索はホテルの公式HPで行う。

 検索途中、梅雨明けの時季を考える。凡そ7月20日過ぎが梅雨明のようだ。それに合わせて予約する。予約できた!宿が決まれば後は一月前に「おとなび」を予約すればいい。

 海外はコロナ禍以降、出かけていないが国内のツアーはたびたび出かけている。その合間に個人での旅を入れる。ツアーは何処へでも連れていってくれて便利だ。しかし、自分が関心のある所はもっと見たい時がある。その点がツアーの難点。個人で行けばすべて自分でやらねばならないがその分、自由がある。ツアーと個人での旅を使い分けて行けばいい、と思った。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月12日日曜日

日本画教室へ

 GWも終わり、久々に日本画教室に出かける。以前の絵をつぶし、その上に地塗りする。前回、地塗りした上に再度、地塗りする。そして次に描く絵をトレースする。次に描く絵は広島空港近くにある三景園で写した大木である。写真に撮った限りではいい絵になりそうだが、これも描く人による。この辺りは怪しいが、さてさて思うように描けるといい。

 今日は一日中雨のようだ。2,3日前から鉢に植えた満開のゼラニウムの一部を切って他の2鉢に挿し木した。他にもシャコバサボテンを他の鉢に挿した。いずれも無事そだつといい。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月11日土曜日

「悪は延べよ」

  推し芸人のYOU TUBEのコメント欄に「悪は延べよ」とある。この意味が分からずネットで調べると「善は急げ」に続いて「悪は延べよ」となっている。諺の前半部分しか知らずにいた。まさかコメントでその続きを知るとは驚き。 

 GWに家の中を少し片づけた。その中に5点ほど大型ゴミとして出した。毎日が日曜日というかGWのはずなのに時に気ぜわしい時もある。そんなときは気分を変えるべくカットに行く。勢いづくと気になっていたエアコンの買い替えを検討する。それこそ「善は急げ」とばかりに近くの電気屋に駆け込む。今、エアコンがどうこうということではない。が、エアコンのフロントパネルが壊れたらしく閉まらない。説明書を見ると購入して今年で20年になる。いつ壊れてもおかしくない。自分の年齢を考えると毎日を快適に過ごした方がいい!?

 電気屋から何日か前に冷蔵庫とエアコンの買い替えをすすめる書類が送られてきた。冷蔵庫は壊れても直接体にひびかない。が、エアコンなしの生活はたえられそうにない。まずはエアコンを、とお願いした。買い替えのエアコンは今のエアコンとメーカーが異なる。が、200ボルト仕様や大きさなどは電気屋に任せた。

 電気屋は今。使用中のエアコンを見に来られた時、ついでにと電気温水器をエコキュートに替えるように勧める。こちらとしてはその前に冷蔵庫の買い替えが待っている。電気温水器は母が怪我をしてリフォームした際、買い替えている。しかし、年数を見るとだいぶ経つ。が、今のところ買い替えは考えていない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月10日金曜日

四国村ミウゼアム、屋島と香川県立ミュージアムへの日帰りバスツアー その2

 2024年5月8日(水)、四国村ミウゼアム、屋島と香川県立ミュージアムへの日帰りバスツアーに参加した。その1に続けて画像を主にしてアップしよう。

 広島駅新幹線口ペデストリアンデッキに集合後、8時にバスは出発。途中、福山SAで休憩する。福山は薔薇の町.以前、このSAに寄った時、薔薇園があった。今、まさに薔薇のシーズンとあって、今回も見事に薔薇が咲いていた。15分の休憩後、バスは出発し与島のPAに立ち寄る。その後、四国村ミウゼアムに向かう。このミウゼアムは今回のツアーで初めて知った。

四国村

 四国村は香川県の屋島山麓の広大な敷地を利用し、四国四県から33棟の建物を移築・復元した野外博物館となっている。 (これは公の施設?)と思ったら個人が造ったらしく今では財団になっている。到着すると早めのお昼を「わら家」でいただく。香川県はうどん県。お昼はうどんだった。稲荷ずし2個に天ぷらと釜揚げうどんがある。それに加えて熱々の出しと薬味がついている。一口うどんを食べると味が濃い。だしと薬味、それにてんぷらを釜揚げうどんの入った丼に入れて天ぷらうどんにしていただいた。うどんは麺にこしがあって固い。天ぷらうどんにしてちょうどよかった。 

四国村ミウゼアム入り口
「ここは、人智遺産」と書いてある
いきなり「かずら橋」がある
徳島の祖谷(いや)のかずら橋で懲りたので渡らずに歩道を歩く
小豆島農村歌舞伎舞台 客席側 鯉幟が泳いでいた

小豆島農村歌舞伎舞台

砂糖しめ小屋

石畳の坂道を滑らないようにして歩く

標識に添って歩く

四国村の一番上にある大久野島灯台
 四国村の一番上にある大久野島灯台で久々にスマホで個人の写真を写す。というのもここで自撮りをしている人がいて写してあげた。ついでに自分も写そうとなった。その後、自撮りのやり方が気になりだす。家に帰ってその方法をスマホに問いかけるとセルフタイマーで写せるとわかった。これからは旅先で自撮りができる!?

 大久野島灯台から下ると四国村ギャラリーがある。このあたりに漂うコーヒーの香りがたまらない。もしかしてギャラリーにカフェがある、と思って行こうとした。が、フリータイムに間に合いそうにない。行くのを断念して帰りのくだり道を歩く。四国村の道は石畳でできている。もしも急いで足を滑らせては大変と思ってゆっくり歩く。下まで降りるとカフェがある。ここからコーヒーの香りが上に漂っていたとは驚き。カフェに入りたかったが時間が足りず残念。
丸亀藩御用蔵(インフォメーションセンターになっている
お昼をいただいた「わら家」が四国村になる発端の店らしい
四国村カフェ「異人館」
屋島寺

 四国村を後にしてバスは屋島の合戦で有名な屋島寺を目指す。最近、この屋島の山頂に観光拠点施設である「やしまーる」ができた。四国八十八か所第84番札所である屋島寺の辺り周辺が観光拠点になっている。屋島寺には大勢のお遍路さんのツアーがいた。大型バスも駐車場に4,5台止まっている。観光目的で出かけたのでこの大人数に圧倒される。「やしまーる」は建物の総長が200mくらいあり、ガラス張りになっている。ここからの眺めは素晴らしい。「やしまーる」をすべて歩いた。この中にもカフェがある。しかし、ここでも時間がなくてカフェに入れない。またも残念。
「やしまーる」からの眺め

「やしまーる」

「やしまーる」

高松藩松平半左エ門可正が老後の楽しみに植えたといわれる可正桜

屋島寺
屋島寺山門
 屋島寺などを観光後、香川県立ミュージアムの皇居三の丸尚蔵館名品選「美が結ぶ皇室と香川」の特別展と常設展を見る。特別展は若冲や高橋由一の絵などが見ごたえ十分だった。そして展示の説明書きも眼の高さにあり大いに歓迎する。

 帰りは与島のPAで25分の休憩があり、すこしだけお土産を購入。GW明けとあってスムーズにバスは進み、予定より早く広島に着いた。今回の万歩計は12,763歩とよく歩いた。足は疲れたがそれでも旅は楽しい。さて次は何処へ?なお今回のツアー参加者は16名。うち1人参加は7名だった。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月9日木曜日

四国村ミウゼアム、屋島と香川県立ミュージアムへの日帰りバスツアー その2

  2024年5月8日(水)、香川県高松への日帰りバスツアーに参加した。今回の旅の目的は出かけた3か所すべてが初めての場所であり、旅の募集を見てすぐ行く気になった。3か所は四国村ミウゼアム、屋島寺そして香川県立ミュージアムである。

 四国村ミウゼアムはネットで少しだけ知識を得て出かけたが、石畳の山道を歩くのは大変だった。もしも雨が降って石畳がぬれていれば足が滑って大けがをするかもしれない。幸い曇りの日でよかった。が、雨でなくても石畳の山道は、とくに下り道は滑りやすい。ツアーの参加者はこのことを知って参加したのだろうか。自分自身、ネットで少しは見たけど山道が石畳の道とは思いもしなかった。

 屋島寺ではお遍路のツアーなのだろうか、多くの参拝者であふれていた。ただの観光客としてはその人たちに圧倒されてしまう。どの人もお遍路姿である。お遍路のバスツアーに参加したことがない。が、これからも全くそういう気持が起こらない。これは年齢とは関係なさそうだ。

 香川県立ミュージアムは四国が木材の産地なのか館内は立派な丸太の柱でできている。どういっても某建築家の設計のような階段ばかりの設計ではなく、歩きやすい構造になっている。そして今回、この美術館で感動したのは特別展である皇居三の丸尚蔵館名品選の展示物の説明書きが人の眼の高さで展示ガラスに貼ってあることである。大体、展示の説明書きは展示品の下方に貼ってあることが多い。目がよくないものとしてはこのやり方は大いに歓迎する。あまりにも感動しすぎてアンケートを記入する際、このことを書いた。書き終えると係がやってきた。その旨を話すとアンケートに記入を、という。すでに記入済みと返答するとcoinをくれる。何をするのかと思ったらガチャにそれを入れるとくじになっていた。ガチャは初めてするので言われるままにするとくじがあたったという。何があたったのかと思ったら缶バッジ。まるで子供だましのような企画に思えた。が、それにしても感じがいい美術館だった。

 常設展は入り口を入ると森の中に来た感じがする。これは3月に出かけた奄美大島の旅で田中一村記念美術館でも感じた。

 このツアーの画像はまた後日アップしよう!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月7日火曜日

由志園と足立美術館の日帰りバスツアー その2

 行楽日和の子供の日に島根県にある由志園と足立美術館への日帰りバスツアーに参加した。その1に続けて画像をアップしよう。

由志園牡丹コンテストに投票した「景観」

由志園内のシャクヤク

由志園内の石楠花
 シャクヤクと牡丹の違いをこのツアーで初めて知った。葉っぱに違いがあるとか。個人的には派手な牡丹よりもシャクヤクが好みだ。ネットによるとシャクヤクは草で牡丹は木らしい。他にも似たような花として石楠花がある。この3つを区別するのは難しい。
これは石楠花(?)

由志園内を流れる竜渓滝

新緑の由志園内を歩く

足立美術館庭園

バスの車窓から見る鰯雲
 広島から松江までの観光バスは高速道を通る。高速を通るバスは新幹線と違って3,4時間のバス乗車はめずらしくない。長時間のバス車窓から何気なく空を眺めるといつもは見ない雲が出る。(もしかして鰯雲?)と思ってカメラで写す。鰯雲になると雨が降るとか。バスのフロントガラスを見るとボツボツと雨が降っている。が、すぐに止む。

 行楽シーズン真っ盛りの中、日帰りバスツアーに参加した。この春は雨の日が多い。遊びに行くには何と言ってもお天気の良さが一番大事だ。その点ではいい旅だった。近いうち日を置かずに続けてバスツアーに参加する。次のツアーも好天に恵まれるといいのだが、さてさて。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!