2024年5月31日金曜日

中津・宇佐の旅その1

 2024年5月28日(火)から5月29日(水)までの2日間、大分県の中津・宇佐の旅に出かけた。宿はホテル・ルートイン中津駅前店を予約。旅のルートは初日の中津では薦神社、三角池、合元寺、福沢諭吉旧居・記念館、そして中津城を予定した。広島駅9時5分発ひかり531号→小倉駅9時53分着。小倉駅10時12発ソニック11号→中津駅10時44分着。中津駅に到着後、観光案内所に向かう。中津は福沢諭吉の旧居があり、町全体が福沢諭吉を大々的に盛り上げている。

 薦神社へはバス便が少なく、13時10分発をあらかじめ予定していた。その時刻まで時間はあまりないが合元寺、福沢諭吉旧居などに歩いて出かける。案内所でもらった中津駅周辺MAPを持参する。その前に駅前にあるホテルに出かけてリュックをあずけた。

 身軽になったが駅の北側か南側のどちらに進めばいいのか迷っていると目の前を通り過ぎる人がいる。声をかけると北側が観光スポットと教えてもらった。とりあえず13時のバス乗車まで地図を頼りに歩を進める。が、観光客の姿は見当たらない。お昼を食べようとするもお店は閉まったままだ。駅構内のコンビニでサンドと珈琲を買って食べ、いざ出陣。小雨が降っていたが途中から雨も止む。

 しばらく歩いていると観光名所らしき路地に出た。看板を見ると城下町中津と表記があり、地面を見ると合元寺や福沢諭吉旧居、そして中津城の標識がある。寺町通りだ。赤壁で有名、と街道をゆくで知った合元寺が見えた。整備された城下町の通りの両側には紫陽花をはじめとした花が植えられている。ここまでくるとだいぶ町の様子がわかりだす。合元寺に入った。が、お参りしようにも賽銭箱が見当たらない。そそくさと境内を見渡して外に出た。次に向かうは福沢諭吉旧居。

中津の城下町

中津の城下町 寺町通り

合元寺

地面に標識が書いてあった
福沢諭吉旧居・記念館
福沢諭吉像
 寺町通をり突き抜けた辺りに福沢諭吉旧居と記念館があった。ここではアジア系の外国人や日本人のグループなどの観光客がいた。福沢諭吉旧居へは入られなくなっていた。が、記念館に入る。入場料@¥400。入場料で思いだした。中津も宇佐もバスに乗るにはすべて現金決済だ。これが身に染みたのか翌日、中津駅から宇佐駅までの切符を購入するとき、何を間違えたかICOCAで乗らず、切符売り場で切符を買った。よほど、「現金」が頭にしみこんだようだ。
福沢諭吉旧居(左)と記念館(右)
 城下町中津を観光後、中津駅まで戻る。通る道は福沢通りと命名されている。途中、駅までの道を問うと福沢通りを進んで突き当たったところに銀行がある。そこを左に行けば駅に出ると教わる。「かなり距離がありますよ」、と言われたが確かに距離があった。

 中津駅に着くとバスの案内所で教えてもらったバス停で待つ。薦神社行きのバスが来た。

薦神社(こもじんじゃ)

 バスは小型のバスで3人乗車した。が、途中で2人下車。薦神社までは16分の乗車だが1人になる。薦神社に着いた。が、神社へ入る道がわからない。その時、駐車場に車が止まった。車の窓をたたくと驚かれたようだったが、窓を開けて道を教えてもらった。道があればどこからでも入られるようになっていた。境内は樹叢が生い茂り、まるで樹林に紛れこんだ感覚に陥りそうだ。しばらくすると団体がやってきた。リーダーらしき人があちこちの建物を覗いて係を探している。が、いないらしい。祈祷所で籠に入った飴があったらしく皆に配り始める。一ついただいた。境内にお札を処分する箇所がある。その上に蛇が見えた。誰かが足で触ると偽の蛇だった。

 本堂の裏に池がある。御神体である三角池(みすみいけ)だ。広い池の周辺を歩くだけでも相当の距離がある。一人では到底怖くて行かれそうにない。幸い、団体に出会って一緒に行かせてもらった。池のそばをどんどん奥に進むと池の中に鳥居が建っている。ここから御神体である池を眺めながらお参りする。朝方の小雨でどこを歩いてもぬかるんでいる。靴はいつものトレッキングシューズを履いていたのでよかったが、滑らないように気をつけて歩く。池に浮かぶ鳥居を過ぎてさらに奥に進むと大木が見えた。

教えてもらった薦神社入り口

大分県の特別保護樹木クスノキ

鬱蒼と樹木が茂った薦神社へ入った

ここから三角池が広がる

どんどん奥へ進んでいくと大木があった

 
内宮鳥居から池に入ると広い広い三角池が見渡せた

薦神社の御神体である三角池

大木があった


さらに奥へ進む

薦神社の大木
またも大木が

 三角池を観光後、出会った団体は記念撮影をしていた。団体が帰るとまた一人になった。しかし、中津駅に戻るバスは16時17分までない。それまでの2時間余りをここで一人でいるのは耐えがたい。中津駅で薦神社から帰るバス停は少し歩けば他にもあると地図をもらっていた。地図は簡単すぎてよくわからない。とりあえず歩きはじめる。
薦神社(こもじんじゃ)神門

薦神社外宮

人びとが寄進した鳥居がある

「宇佐神宮摂社 薦神社」 とある
 薦神社は別名を大貞神社とも称され、全国八幡宮の総本宮である。また宇佐神宮の祖営ともいわれる。その別名の大貞バス停を目指す。しかし、目的のバス停が見当たらない。辺りはただ車が通り過ぎるだけで人影もない。かなり歩いたのだろうか、向かいの通りを歩く人がいる。大きな声でバス停を問うと連れて行ってくれた。ウオーキング中の人らしく親切だった。バス停を見るとスポーツ公園大貞だ。薦神社が大きすぎてその周辺のバス停はいろんな「大貞」がついている。また大貞神社(薦神社)はご神体の池を内宮、神社を外宮と称するそうだ。
通りに咲いていた ホタルブクロ(つりがねそう)
 2つ先のバス停まで歩いていた。バスに乗ると1人乗っていた客もすぐに降りた。これくらい乗客が少ないとますます便数が少なくなるのでは、と危惧する。ともあれ予定よりも早く宿に着いた。フロントは若い男女のスタッフで感じがいい
。夕食にレストランを利用したがここでも若いスタッフだった。ルートインは初めて泊まったが騒音もなく快適なホテルだ。また大きなお風呂もあった。よく動いた後の夕飯は生ビールで独り乾杯。中津はから揚げが全国一位とか。から揚げも食べた!

 この続きは後日に!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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