2024年5月30日木曜日

気力がなければどこへも行かれない!?

 昨夜、大分の中津・宇佐の旅から帰宅すると姪から3通もメールが入っていた。メールも読まずに電話をかけるとソウルへパンダを見に3泊4日の一人旅をしたという。姪と同じ時期に国内を一人旅していたようだ。今朝、さらに姪からのメールが入っていた。そのメールから勝手に引用させてもらおう。

 「活力がみなぎっとるね。勢いのある気持ちはわかる。韓国は物価高と円安で、物や食べものが高い。……食事はせっかくの旅行だから楽しんだ。マックドナルドで5月はパンダファミリー企画があり、日本では行くことのないマクドナルド行ったけど、オーダー機械はカードオンリーの決済。パンダセットを食べたいから、カウンターで必死。気力がなきゃ行けんわ。国内旅行も一緒よ。お互い安全に旅行しましょう🐼」とあり、写真が4枚添えられている。

姪からの添付写真
 いろんな国へ出かけているのに韓国は行ったことがない。一度は出かけてみてもいいじゃない、と思いつつも叶わずにいる。姪のパンダ愛は半端ないようで地震などの影響で台湾に行かず、ソウルまでパンダを見に行っている。韓国にパンダがいるとは姪から聞いて初めて知った。

 「活力がみなぎっとるね。……」と姪から言われるようにおかげさまで元気に旅をしている。「街道をゆく」を読んで「中津・宇佐のみち」を旅したいと思った。一昨日の5月28日は16505歩、昨日の29日は14530歩とよく歩いた。中津も宇佐も平地なのにまるで山奥を歩くような感覚に陥る。それくらいうっそうとした樹木の生い茂る中を歩いた。

 中津の主な行き先は薦神社(こもじんじゃ)、宇佐は宇佐神宮である。どちらも由緒ある神社なので歴史も半端ない。薦神社はご神体が三角池という池だ。中津駅から薦神社までバスに乗車して16分で着く距離だ。しかしバスはコミュニティバスなのか小さく、一日の運行便数も極めて少ない。乗客は3人とこれまた少ない。途中で2人降車して乗客はただ一人になる。バス停で降りたのはいいのだが辺りを見渡しても誰もいない。目の前に広がるのは広い駐車場。(困った!)、と思っていると軽自動車が止まった。親子のようだ。窓をたたくとドアを開けてくれた。神社の道がわからないと告げるとまっすぐ歩くと細い道がある、とのこと。
薦神社の三角池

 伊勢神宮など広い境内を歩いたことはあるが薦神社はそれに負けず劣らず境内は広い。そして樹木が生い茂っている。どんどん進むもだれ一人遭わない。社務所があった。しかし何ヵ所も社務所がある割には灯りは灯っていても無人のようだ。困った、とまたも考えていると団体が入ってきた。その団体のリーダーらしき男性が社務所などあらゆる建物を覗いている。神社の人を探しているようだ。いないと察したらしく祈祷所に置いてあったらしい駕籠に入った飴を皆に配り始める。部外者なのに1つもらった。そしてお札などを焼く場所に蛇がいると騒ぎだす。偽物だった。

 リーダーらしき人にこの神社の御神体である三角池について行ってもいいかを問うとOKだった。うっそうとした境内に紛れ込んだら大変だ。本堂の裏側に大きな池が広がっている。この団体がいなかったならば、と想像するだけでも怖い。それくらい森の中にいるような気持ちになる。

工事中の宇佐神宮
 翌日でかけた宇佐神軍も薦神社同様に広い境内だ。ここも奥に行くと森の中にいるような気持になる。2日間、まるで森林浴に出かけたようで姪の言う「活力」をいただいた気がする。
宇佐神宮菱形池
 一人旅に出る前に日帰りバスツアーを申し込んだ。ツアーと一人旅のいいところを見計らって元気に遊びまわりたい。次の一人旅は梅雨明けの7月を予定している。今回の旅の続きはまた後日に!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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