2024年6月18日火曜日

シルバーカーと介護用椅子

 母の月命日よりも一日早いお墓参りをした。相変わらず隣の墓地は荒れているが他所の墓地なのでどうすることもできない。帰宅後、母を介護中に利用していた介護用椅子を大型ゴミとして出すことにした。母がいなくなって13年も経つというのにこの椅子は介護椅子だけあって頑丈で処分しきれずにいた。介護椅子は他にもシャワーキャリーを利用していた。これは優れもので母をこの椅子に座らせて食事やトイレ、そしてお風呂など部屋中の移動に使っていた。この椅子の優れたところはコロがついており、また座る部分に馬蹄形の穴が空いていることである。そのため浴室に入っても座ったままでシャワーができた。それなのに母が亡くなって一番先に処分した。しかし、昨日処分を思いついた椅子はコロはないが、頑丈な椅子なので、もしも自分自身が怪我をした際、利用できるかもしれない、と思って保管していた。 

 市の大型ゴミに電話した後、思い切ってもう1個ゴミとして出す電話をした。それは小さいシルバーカー。いわゆるシルバーカーは母亡きあとすぐに処分した。が、この小さいシルバーカーはデパートで買って1度も使わずじまいだった。というのも母を介護中、当時は母とまた旅に行かれる、との思いがあった。旅先で小さいシルバーカーを押して歩けるように、とも思っていた。そして親はいくら年をとってもまた歩けるようになるとの希望があった。しかし、老いた母は衰弱する方が勝って歩けるどころか命が尽きた。

 いつも頭にはこのシルバーカーの処分があった。が、処分しきれずにいた。しかし、今回、思い切って処分となった。2個の大型ゴミは2個追加して4個になった。月曜日のゴミの収集センターは電話がつながりにくい。それなのに何度も電話してやっとつながった。

 不要品はまだまだいっぱいある。ゆっくりと処分をするしかない!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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