広島駅観光バス乗り場への集合は発車30分前までOKとか。この辺も通常のツアーとは大いに異なる。もっと驚いたのはツアーの参加者だ。いつもならばジジババの集いの感があるが今回は全く違う。バスに乗車すると、あとから乗車する人たちがすべて若者で美男美女だ。これだけでも不思議に思えた。そしてそのリーダーらしき男性が加わる。計15人のツアーだ。友だちとこの状況を不思議に思った。そしてバスガイドもいる。
1時間バスに乗車後、岩国に着いた。バスから降りると1時間半のフリータイムがある。その時若い人たちから聞かれた。「このツアーは……?」と。若者たちも老婆2人の乗車を不思議に思ったようだ。話していると若者たちは某大手の旅行会社社員で今春入社し、研修中だという。このツアーがその研修にもあたるようだ。そしてこれから配属先が決まるという。
岩国で90分のフリータイムでは早めのお昼と錦帯橋を渡って吉香公園の花菖蒲園を見るだけで時間が過ぎた。お昼は岩国名物の岩国寿司などをいただく。
吉香花菖蒲園 |
さて岩国。真夏を思わせるほど暑かった。今回の旅費はとても安い。(なぜ?)と思ってもらったチラシを見ると山口県観光連盟の事業だった。この他にも「萩・秋芳洞コース」と「角島・元乃隅神社コース」がある。
岩国を観光後、バスは柳井に向かう。柳井へは数年前、日本画教室の人たちと出かけたことがある。が、今回出かけると町そのものは整備されているが観光客がいなくて侘しさを感じた。バスガイドから湘江庵の般若姫の伝説が残る、柳井の地名の発祥の地の話を聞いていた。それはここの水を飲むと美人になれるとの言い伝えがあるという。
般若姫の伝説の水 なぜかかさがさしてあった |
お鐘金魚 |
それにしてもなぜ柳井は金魚と関係があるのだろうか。町並みを歩いていると必ず金魚を飾っている。ネットで調べると幕末のころ柳井商人が子供のために金魚をかたどり伝統織物「柳井縞」の染料を用いて金魚提灯を創始したと言われているとか。どこに行っても金魚・金魚……だった。
観光後、岩国駅で解散となる。感じがいい若者たちとはここでわかれた。もしも自分に子供がいれば昨日の若者たちは孫にあたるような年齢だ。昨日の若者がこれからの旅行界を背負っていくと思うと心強い。まだまだ日本も大丈夫!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿