帯津式養生訓12か条の1つに「生きる悲しみ(旅情)をかみしめる」がある。時間が経つにつれてこの言葉の意味を考える。そして人はなぜ旅に出るのだろうかとも思う。それにしても「生きる悲しみ(旅情)をかみしめる」、は深い意味を感じる。美しすぎる表現、とも思った。
この本を読みながら感じたことがある。それはこの本の中にいろいろな女性の話が出てくるのに奥さんの話題が全くないのである。WIKIでこの人を検索するとその意味がわかった。それは奥さんが72歳で亡くなられていた。それを知ってこの本を読むと「生きる悲しみ(旅情)をかみしめる」の意味がよくわかりだす。
2年くらい前から一人旅をするようになった。その理由はいろいろあるが、一つをあげるとすれば好奇心。一人旅には緊張感とその反対の解放感が伴う。これがまたいい。出かけたこともない町をウロウロし、そして少々きつい石段を登った先の神社に着いたとする。それは自己満足の何でもないことだがその充足感というか達成感は何物にも代えがたい。そしてそこから降りて宿に着く。夕飯時にビールで一人乾杯するときのあの解放感もこれまた何物にも代えがたい喜びになる。これが旅の楽しみのひとつになるのかもしれない。そしてこれらが生きる楽しみに変わってゆく!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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