2016年3月30日水曜日

モロッコの旅 飲み物・乗り物編

 帰国の飛行機の手荷物検査で添乗員からお水の持ち込みはOKかも、とのお話を聞く。旅の間、毎日1本のペットボトルが各自に配られる。どこへ出かけても飴玉を持参するくらいで他には何も持って行かない。当然お水もない。日本で暮らしているとお水の大切さは考えられない。ところがひとたび日本を出ると何が一番大事といってお水に勝るものはない。

 添乗員の言葉どおり、帰りの機内でお水は持ち込めた。旅の間大事にして持ち歩いたお水。1本残ったペットボトルを家にかえって捨てるのは変な気持ち。とはいっても日本ではむしろペットボトルよりも水道のお水の方がきれいだ!

 このお水で思い出す。日本ではどんな小さな食堂であれ、立派なレストランであれ、広島でいえばお好み焼き屋であれ、お水が一番に提供される。ところが外国の場合は趣が異なる。最初に現地の通貨に両替したモロッコのお金。帰国の際の再両替はどんなに持っていてもないのと同じと聞いている。少しづつ両替するようにとのことらしい。とりあえず5千円両替する。ところが食事の都度、飲み物を飲みたい。朝食は大体、コーヒーやジュースがヴァイキングでついている。ところが、お昼と夕食は飲み物は各自負担。基本、お酒を飲まないイスラムの国。とはいっても旅に出るとお水よりもビールがいい!このビール、日本のような中瓶や大瓶は出てこない。せいぜい250㎖の小さな瓶に入ったもの。これが何と6~70DH(デュルハム)で日本円で700円~900円する。これだと飲み物代だけですぐに両替となる。かといって多くを両替すると残ってしまう。次の両替からドルを替える。

 旅の最後の連泊はマラケシュ。ここは完全にアルコールはご法度。飲み物抜きでは食事ができないタイプなので仕方なくコーラを注文。これがなんと、なんと…。食事ができたものではない。

 日本では当たり前に出てくるお茶やお水のサービス。それも冷たかったり温かかったりと至れり尽くせりで提供される。どの旅先でも熱いお茶が飲みたい、熱いコーヒーが飲みたいと思ったことか。そうはいってもこの経験も旅をしてわかること。日本でああじゃ、こうじゃといっても過酷な環境条件の下でそこに根差して生き続ける人たちがいる。これを知るだけでも旅をしてよいことかもしれない。

 飲み物の他にもきつかったことがある。それは乗り物。何たって日本からはるかかなたの地、モロッコ。遠い、の一言に尽きる。元気でなければ決して行かれない。関空からの飛行時間はドバイまでが11時間15分。ドバイからのトランジットで8時間45分のフライトでカサブランカに着く。そこから旅の間はバス移動。添乗員の説明ではその総距離2100㎞だそうだ。

 そういえば面白いことがあった。行きの関空から帰りの日本まで計4回飛行機に乗った。個人的には幸いにもすべて通路側だった。そして行きでは両方とも3列の真ん中が空いていた。エミレーツ航空は3,4,3人乗りの飛行機。帰国のドバイの乗り換えである人はもう満面の笑みで話される。チケットを機械に挿入する前に渡したチケットを係りが破ったそうだ。そして新たに機械から出てきたチケットは何と通路側。ものすごくうれしそうにその方は笑って話される。長い飛行時間、確かに窓側よりも通路が楽だ。

 これほどの過酷な旅でも行く先々で見る光景はどんな国でも見られないことばかり。これが、人々をモロッコに引き付けるのかもしれない。

 昨日は若い姫たちの他にも元パイロットをされていた方からも有り余る丁重なメールをいただく。感謝!まだ風邪気味だけどデジカメの写真を昨日やっとパソコンに取り込む。これから徐々にブログに取り込んでモロッコの旅の総集編をブログにアップする予定。日に日にモロッコへ行って良かったなあとの気持ちが募る。そしてまたどこでも行かれるように元気を維持しようとの思いも募る。今日も元気を出して、風邪に負けるな!

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