2011年8月19日金曜日

スペイン行きを前にして

午前中、フルートの先生宅に伺いレッスンを受ける。2年ぶりの訪問である。

会社勤めをやめた後、しばらくは先生宅でフルートのレッスンを受けたことがあった。そのときは社会人大学生になったり、アサちゃんの介護が加わったりして落ち着いて習う状況になかった。

ところが今となってはその9年間のすべては落ち着き、習い始めた頃と同じ文化センターで習っている。もちろんいずれの場所も同じ先生だ。

久しぶりの先生宅でのレッスンであったが、これまでと違い時間を気にする必要がない。1時間のレッスンは気がつくとかなりの時間オーバー。

今日もスコアと吹き方が合うようにしなければいけない。ほとんどの音は16分音符からなっている。レッスンの最後になって先生はメトロノームを6拍子にされる。3拍子の曲だからいつも3拍子で練習する。6拍子ですれば16分音符もそれにあわせればよい。先生にそれを告げると速度を84→168の倍にし、リズムも3拍子→6拍子にすればよいとか。納得する。

レッスン前、先生がルーマニアへ2度演奏で行かれた話をされる。15年前の1度目は知っていた。2度目は知らなかった。8年まえとか。その時期は忙しくしていた時期であり、レッスンを休んでいたのだろう。久しぶり先生からルーマニアの話を聞いた。もちろんルーマニアは行ったことがない。

ルーマニアといえば天満敦子が有名だ。余りルーマニアへ行った人の話を聞いたことがない。ちょっと刺戟を受けた日となった。

先生宅を去るとき「気をつけてね!」といわれる。「お土産を買ってきます!でも牛は無理です!」、「牛は〇〇さんに買ってきてもらってください!」と一緒に行く人の名前をいって先生宅を後にする。

ともあれもうすぐスペインへ行く。旅の仕度をしているとこれまでのことが思い出される。もう出発ロビーで「今から飛行機に乗るね。行ってくるね。」と電話で話す人がいなくなってしまった。ちょっぴりそれが悲しい!

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