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2020年4月4日土曜日

「バイオリニスト 古澤巌」を見る

 昨夜のらららクラシックは「バイオリニスト 古澤巌」だった。テレビ欄を見てどうしても見たかった。番組HPを見ると「バイオリニスト 古澤巌~至高の音を求めて~ (1)ベルリン・フィル団員との豪華共演 (2)日本各地での奉納コンサート (3)多彩な趣味もバイオリンのため!? 世界が認めるバイオリニスト古澤巌に密着!クラシックの枠に収まらず、さまざまなジャンルのアーティストと活動してきたバイオリン界のパイオニアに迫る。ベルリン・フィル団員たちとのコンサート、全国津々浦々の寺社仏閣で行う奉納公演、意外な趣味『サーフィン』まで古澤巌の魅力が盛りだくさん!いま古澤が注目する作曲家マリーノ『Side to Side』、ラフマニノフの名曲『ヴォカリーズ』の演奏にも注目!」とある。まさにこの通りのいい番組だった。
 
 番組最後に「今日の自分と明日の自分は違う」みたいなことを話していた。それはいろいろと自分の好奇心のままに行動していることに対しての返答だった。以前、古澤のブログを見ていたころ(今はブログのアップがない)は合気道とカーレースが趣味とあった。今はそれにサーフィンが加わる。全国の神社仏閣に出かけての奉納コンサートは年に40回くらいするという。コンサートホールに出かけられない人たちに気軽にクラシック音楽を聞いてもらいたいからだとか。
 
 古澤の6月の三原での演奏会チラシが手元にある。聞きに行こうと思っているが、コロナで演奏会が危ぶまれるため、チケットは購入していない。旅でも旅費を支払ったのちにキャンセルがあったりする。これを危惧して思うように行動ができない。古澤のいい番組を見てコロナに結び付けるのは嫌なのでもうこの話題はやめよう。
 
 昨夜のバイオリン演奏は素晴らしかった。番組最後に弾いたヴォカリーズ。フルートの楽譜を持っている。これをまた練習しよう。
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2020年1月24日金曜日

「2000年を生きる 塩野七生と高校生の対話」

 2020年元旦に見たのは「2000年を生きる 塩野七生と高校生の対話」。1か月半前、長州路の日帰り旅に参加した。隣席の人と話していると塩野七生のファンだという。塩野の著作物はあまり読んでいない。バス旅以降、その人の言葉に刺激されて塩野七生に関心を抱くようになる。その矢先のテレビ放映。番組は高校生向けのようだが興味を持ってテレビを見た。番組HPには以下のように書いてある。

★作家・塩野七生さんは82歳。「ローマ人の物語」など、日本を離れイタリア在住で歴史・文明・人間を深く考察してきた。10代の高校生と対話する特別授業は、愛読者の高校生から届いた手紙がきっかけで実現したもの。半世紀活躍する大先輩の知の巨人、対話形式での夢の授業。質問を準備する生徒たちは聞きたいことだらけ。進学や生き方など率直な迷いや悩みも…若き日の失敗談も織り込み、人生で大切なことやメッセージがあふれる。

 一人の高校生が思いついた点を羅列して塩野に送った。分厚い紙に書いた高校生の問いのすべてを塩野は返答する。これがきっかけとなって高校生との対話が実現した。気になることをメモした。長くなったけど……。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

・将来役に立つかどうか考えずに勉強する
・年をとるとは自分がやれそうなことを消していくこと
・将来何をやりたいかわからない方が健全
・東大に落ちた(塩野の原点になる)
・呉茂一(古代ギリシャ。ラテン文学の権威)……東大の教師の傍ら、学習院大学でも教えていた。この人に学ぶ、と決めて学習院に入学。
・壁にぶつかったから、考える
・免疫=挫折になれる
・女子学生の求人はなかった(塩野が大学を卒業した時代)
・麓から見るとトルストイという山が見える
 しかしそのトルストイという山に登ると
 その向こうにドストエフスキーという山が見える
・地中海を、自分の目で見たいのです(記者としてイタリアに渡る)
・(見る対象物と)会話していく自分で
・映画から学んだ。あらゆるところが学びの場
・若い時代を満喫しなさいませ。満喫しないから、ちょっとしたことにもすぐにキレルオトナになってしまうのですから。
・見苦しいことはやらない、は規範になる(どんな人になるといいか、の問いに対して)
・正しいものは、あるのか?
・二つの視点を持てばどんな仕事も面白くなる
・複眼的な視点も免疫になる
・鳥と虫、二つの視点があれば生きづらさを乗り越えられる
・「狂信」とは特定の考えに強く支配されている状態
・なぜ納得できないか、分かることも大切
・一番嫌いなことは自分が正しいと思い込むこと
・書きたい対象を前にして、私は完璧な白紙になるの
・歴史や史実に対しては常に謙虚でなくてはいけない
・照明の当て方で本質を探る
・(司馬遼太郎が書いた竜馬の)船中八策=坂本竜馬が起草した新国家構想
・自分の見方(見解)で書こうと、ちっとも思わない

2019年2月26日火曜日

「100分de名著」オルテガ(4)

 「……どんなに優れた人でも、エゴイズムや嫉妬からは自由になることはできない。人間は知的にも倫理的にも不完全で、過ちや誤謬を免れることはできないのだ。こうした人間の不完全性を強調し、個人の理性を超えた伝統や良識の中に座標軸を求めるのが『保守思想』だが、オルテガはその源流につながる。歴史の中の様々な英知に耳を傾けながら『永遠の微調整』をすすめる彼らの思想は、急進的な改革ばかりが声高に叫ばれる現代にあって、大きなカウンターになりうると中島岳志さんはいう。……」。

 これは昨夜のEテレ「100分de名著」のオルテガ第4回からの抜粋。この中でボンディング(結束)とブリッジング(橋渡し)が取り上げられる。ボンディングとは町内会のような昔ながらの絆関係を指す。村社会で異を唱えると排除されるかもしれない。その時、いろんな共同体、例えばスポーツクラブとかに入ればそこで上手く行かなくなっても暮らしやすい面ができてくる。これはもしかしたら会社と家だけの往復の場合も考えられるかもしれない。いざ会社で精神的に追い詰められた時に逃げ場がない。ところが何かを習ったり……すれば気持ちが分散できる。これがブリッジングになるのだろうか。番組最後で話されたキーワードは「”熱狂”を疑え」だった。

 昨日午後はプールで泳ぐ。気温が上がってくるとプールの水温を冷たく感じる。1キロ泳がず600ⅿ泳いでプールから出る。少々不完全燃焼気味だが、時にはそれも仕方ない。風邪をひいては元も子もない。いつも出会う人と1か月ぶりに会う。風邪で休んでいたらしい。

 そういえばEテレの保守思想ではないが、自分の主義主張をメールで発信する人からメールが届く。3年くらい前に美学の講座で知り合った人はその人と中学、高校時代、一緒に学ばれており60年ぶりに会わせてもらった。私はその人と小学2年の時のクラスメート。引き合わせてくれた人はその人は「神童」で、エリートコースを歩まれたという。大人になった姿は想像できなかったが、会ったときはすっかり紳士になっておられた。その人が発する主義主張のメールを初めて受け取ったときよりも今回は倍の人数の発信になっている。自身の職業とは全く無縁なことを発信される。戦前の子供たち向けの国史の本を現代風にアレンジされている。それはまさに保守思想!?WEB上で読むのは大変だが、これをアレンジするのはもっと大変だった、と思ってしまう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2019年2月19日火曜日

「100分de名著」オルテガ③から

 壊れた換気扇の取り換えが終わってホッとする。何の変化もなく日々を送っているとちょっとしたことでも非日常となる。こんな日はたった5分か10分の換気扇取替でも朝から気になって落ち着かない。今、取り換えが終わって業者は帰っていった。これだけで幸せを感じてしまう。こんな些細なことで気を使っていてはいけない、もっと悠長に構えなくては……と思いながらもちょっとしたことに気を病む。

 昨日は母が亡くなって丸8年が過ぎた。温かかった午前中、お墓に参る。いくら参ってももう涙は出ない。月日の経過がそうさせるのだろう。夜に見たEテレ。ゲストは中島岳志氏。8年前の震災後、中島氏の新聞記事を読んでこの人を知った。昨夜のEテレでその新聞記事がテレビに映し出される。身近な友人の死が新聞記事を書くきっかけにもなったようだ。この記事はかなりの反響があったらしく、各地の新聞社が掲載した紙面を映し出す。その中に自分自身が読んだ中国新聞もあるだろう。

 死んだ人は亡くなった時点でおわりでなく「死者」として存在し、生き続けるそうだ。時に、なくなった人を思い出す、これがそうらしい。この死者と政治学を中島氏は「生者が主体の政治を民主主義」、そして「死者が主体の政治を立憲主義」と話される。この2つは拮抗する。昨夜は「死者たちの民主主義」、1回聞いたくらいではこの関係性が理解できない。

 そこで番組HPから引用しよう。「オルテガは、現在の社会や秩序が、先人たちの長い年月をかけた営為の上に成り立っていることに気づくべきだという。数知れぬ無名の死者たちが時に命を懸けて獲得し守ってきた諸権利。死者たちの試行錯誤と経験知こそが、今を生きる国民を支え縛っているのだ。いわば民主主義は死者たちとの協同作業によってこそ再生されるという」。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2019年2月5日火曜日

「100分で名著」から

 今朝のダグニーさんのblogは「少し良い」。ちょっとずつよくなればいい。

 昨夜寝る前に何か面白いテレビは、とチャンネルを変えているとEテレで「100分で名著」をやっている。画面に映し出されたゲストを見ると何とも清々しい顔だ。もしかして、と番組が終わるまで見て、やっぱり、と納得する。その人は中島岳志氏。もう少しすると母が亡くなって丸8年になる。その後に東北の大震災発生。親がいなくなり、続く大震災とその年の前半は最悪だった。その時、目にした中島岳志氏の新聞記事。あまりにも感動してすぐに連絡先を調べてメールを送信。するとありがたいメールを送ってくださった。「(亡くなった人は)死者として存在し続けるはずです……」。当時はただ、大学の先生、としか知らなかった。その後、著書を読んだりするうち、メディアで名前を目にするようになる。

 昨夜初めてテレビでお顔拝見。何ともいい顔をされている。それまでは写真で知っていた。もちろん声を聴くのも初めて。これからしばらくは月曜日夜はこの番組に釘付けとなりそうだ。その前にNHKのこの番組テキストを購入しよう。オルテガ、聞いたことはあるがはっきりとは知らない。この人がテーマの番組のようだ。

 今、『坂の上の雲』(五)を読んでいる。しばらくこの本を読むのに時間をとられる。その合間に「オルテガ」、これにも関心が湧きそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

 ブログ投稿後にメールをいただいた翌日のブログ(2011年4月21日)を見ると、次のようにアップしている。その一部を再度掲載。

「……ご尊母さまは死者として存在し続けるはずです。

これからもご尊母さまを大切になさってください。
私も死者となった大切な人とともに生きていこうと思います」

 いつ見ても感動してしまう。

2017年9月23日土曜日

「毎日ワクワク!ひとり暮らし」を見る

 齋藤孝の講演会が当たった。昨日聴講券が届く。届くと言えば他にも先日の旅の添乗員から集合写真や個人で写った写真などを送付される。この中で2人ずつで象に乗った写真がある。これはもらって嬉しい。象に乗ったのは今回で2回目。1回目は2人ずつでなく数人が乗った気がする。どこの旅だったかは忘れてしまったが、今回の乗り方とは違っていた。ともあれ、自分が被写体の写真は旅の間に1,2枚写すだけ。それでも象に乗った写真は嬉しかった。

 写真と言えば昨日、旅で写した写真をブログに取り込む。今のパソコンはギガ数が多くて写真の取り込みも速い。以前のパソコンはブログ用にと取り込むだけで大変だった。ということで折を見て旅のブログを完成させよう。

 昨日は他にも新しいテレビ番組を知る。それは「人生のレシピ」。このキーワード、なかなかいい。人生にもいろんな調理法(生き方)があるということだろうか。味わいのある言葉だ。

 昨夜のEテレ「毎日ワクワク!ひとり暮らし」の番組HPによると「最新のデータ(平成27年)では、一人暮らしの高齢者の数は約600万人。年々増え続ける中、ひとりの時間をいかに充実させるかが問われている。今回は、自分らしく一人暮らしを満喫している女性たちを紹介し、豊かに生きるヒントをお届けする。熊本に住む89歳の女性は、趣味でカメラを始め「自撮り写真」で人気者に。また、愛車で日本一周の旅をする64歳の女性は、気に入った島で暮らし始めて一年半になる」とある。

 熊本の89歳の女性はパソコンを駆使されている。それは自撮りでとった写真をパソコンで加工するソフトを利用して面白おかしい写真に仕上げる。パソコンは15年前から使用しているそうだ。

 最近、スウェーデン人の105歳のブロガーであるダグニー・カールソンさん、先日の110歳の県内最高齢の山下寿一さんと高齢者、それも超高齢の人たちがパソコンを駆使して生活を楽しまれている。やっぱりパソコンは頭の働きが良くなる、は当たっているかもしれない。

 番組の中でコメンテーターの都築響一は「周囲の善意の忠告を気にするな!」という。そう、周りのいかにも親切そうに聞こえる言葉を一人で楽しむ人は気にしないという。これ、凄くよくわかる。自分自身は何も感じていないことを周りがまるで心配するかのごとく言う人がいる。要らぬお世話、としか思えない。番組最後で「こころの自由と無限の自由」が一人暮らしにはあるという。確かに。そして年金の多寡や将来をいろいろと問いかける人に対して一人を楽しく生きている人はそんなことは問題にしていないそうだ。これも当たっている。今を楽しく生きるのに金銭や先のことは関係ない。今やりたいことを楽しんでやればいい!そうすれば病気も逃げていく!