2026年9月13日日曜日

「自分の生き方を見つめ直す”ころばぬ先の杖”とする」

 月刊「文藝春秋」最新号の10月号に「転倒・骨折を防ぐ新常識」の特集がある。昨日、図書館で早速、読んだ。その中に「おひとりさまの転倒サバイバル」として上野千鶴子の記事がある。講演に行く途中のエスカレータで転倒して骨折していた。

 自分自身、この春のアクシデントは予想だにしなかったことだ。桜を見に行こうと勇んで出かけた雑踏の中で人とぶつかり押し倒された。その瞬間、身動きできず、これは大変なことになった、と思った。立つことさえできず、自分の周りに人垣ができ、何とか椅子のあるところまで肩を貸してもらった。そして見知らぬ親切な人たちはだれかれとなく救急車を手配してくれた。しかし、初めに救急車が行った病院は手術ができないところだった。急を要する事態なのですぐに次の救急車を呼んでくれて1時間以上もかかって自宅近くの指定した病院へ運ばれた。

 この病院は整形外科でも有名なところで幸いだった。倒れてから病院までは救急車を乗り継いでいるので2時間くらいたっている。初めの病院では保険証がなくて現金で支払った。しかし、2か所目の病院ではマイナカードを持っているとすぐに保険証が紐付けできるとのことでストレッチャーに乗せられた状態で、その操作をした。それ以降から退院まではすべてのことをその病院でしていただいた。着の身着のままの状態で搬送されて以降、どれくらいお世話になったかわからない。今の世の中、本当に日本に生まれてよかったとどれほど思ったかしれない。おかげで今は自由に動ける。 

 特集のくくりとして「自分の生き方を見つめ直す”ころばぬ先の杖”とする」と文を結んでいる。これはまるで自分自身のことのように思える。手術後、2日目で立って歩けた。これは早い回復らしい。理学療法士は杖なしで歩ける、と言ってくれた。そう聞いて本当にうれしかった。もちろん杖なしで歩いている。

 大けがをする前は元気だ、と自信過剰気味だった。しかし、アクシデントで「自分の生き方を見つめなおす……」機会にはなった。生き急ぎすぎていた、と。

 元の状態になるにはもう少し時間がかかりそうだ。が、それでも人の手を借りずに自分一人で生活できている。これもすべて周りの人のおかげかもしれない。何もかも自分が思うように進んでいる。本当に感謝しかない。

 今朝もリハビリを兼ねてスーパーへ出かけた。帰宅後のなんと蒸し暑いことか。昨日からエアコンが欠かせない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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