2024年8月26日月曜日

周防大島への日帰りバスツアー

 「瀬戸内のハワイ周防大島!日見大仏と竜崎温泉」と銘打った日帰りバスツアーに参加した。ツアーの参加者は14名と少なく、いい旅だった。ただ、暑さは半端ではなく、7月の長谷寺と室生寺の厳しい暑さを彷彿させる。

 周防大島は20年ぶりに出かけたが、以前出かけたのと違って初めてのことばかりだった。周防大橋をバスが渡る際、車窓から写真を撮った。大島に入ると田んぼが広がる。どこへ出かけても田んぼを見かけなくなったので車窓から写す。黄色く穂が実っている田んぼもあった。この夏はコメ不足とか。早く新米が実るといい。

大島大橋を通過するバス車窓から写す
バス車窓から見える田んぼ
 今回のツアーの一番の目的は西長寺の日見大仏がある。出かける前にネットで調べてこの大仏を知る。そして出かけて知ったジョアン・ミロの作品が展示された庫裡がアートミュージアムとなっていた。入る前にモモの香りがするアイスティーをいただく。バスから降りてお寺までの道のりを数分歩く。炎天下の中、昨日も暑さが半端でなく熱中症に気を付けながら歩を進める。到着後に飲んだアイスティーのなんと美味しかったことか。

 庫裡に向かう前に鐘をつく。元の梵鐘は戦時下に供出のためなくなった。が、1959年当時の和尚恵信が復興と平和の象徴として新たな梵鐘を迎えた。その際に、檀信徒と共に当時の総理大臣岸信介と大蔵大臣佐藤栄作兄弟の信援も賜っている。今では考えられないが、そのこともあって「大出世の鐘」とも言われている。この鐘をつかずには帰れないと思って3番目に鐘をついた。毎日夕暮れ時に鐘六つがつかれているようだ。
大出世の鐘
 広い庫裡に入るとミュージアムになっていた。この寺の懇意な信者さんだろうか、ジョアン・ミロの作品をあつめられている。それをすべて譲り受けられたそうだ。作品数は4百数十点あると和尚は話された。ミロの作品に詳しくはないが広い庫裡にうまく展示されていた。庫裡の中2階に上がるとミュージアム全体が見渡せる。また中2階にはチベットなどの仏像が数多く展示されていた.

中2階からミュージアムを見る

中2階の仏像の数々の仏像

中2階からミュージアムを見下ろす
 ミュージアムを見学後、隣接する日見大仏を見学する。立派な大仏だがこのツアーに参加するまで知らなかった。この大仏は国の重要文化財で正式名称は「木像如来阿弥陀坐像仏」だそうだ。
境内からの眺め 耕作放棄の田んぼに
地元有志による石像などが造られるとか

木像の阿弥陀如来像の日見大仏

横からの日見大仏

境内にこの黄色い花がたくさん咲いていた 
メランポディウム



西長寺
 西長寺の和尚について1時間半見学後、次に向かうは竜崎温泉ちどり。ここで穴子釜めし定食をいただいた後、各自温泉に入る。フリータイムが2時間ある。外に出ても暑いだけだ。温泉に入る気はなかったが、もしかして入るかもと思って下着の替えだけ持参した。食事後すぐにお湯につかる元気がない。しばらく休憩しても時間があるのでタオルを買って温泉に浸かった。

 お湯につかって出た後は暑くてたまらない。ツアーの参加者には温泉が目的の人もいる。温泉好きではないがお昼にお湯に浸かった。プールには違和感なく浸かるが温泉はどうも、という感じになる。これはなぜ?

 夕方広島に着くとサンフレッチェの試合とカープの試合があるらしく、街中は紫と赤のユニフォームが行き交う。とはいっても紫色は紙屋町界隈で赤は広島駅界隈だが。

 先ほど昨日出かけた西長寺のHPを探すとフェイスブックがあった。それを見ると昨日のツアーのことが記されている。何と91歳の人が参加されていた。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

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