2024年9月14日土曜日

旅の思い出 ブータン

 今回の旅の思い出はブータン。旅先から自分宛てに出したAIR MAILを見ると「ずっとあこがれ続けたBhutan。やっと到着しました。バングラデシュのダッカを経由して……。あまりにも美しい切手に魅せられて書いています。BhutanのParo(パロ)での一日目をParoコテージで過ごしています。人々の笑顔はやさしい。1994.8.10」。

 ブータンで一番の思い出は騾馬に乗って出かけたタクツアン僧院。かなりの時間、生まれて初めて狭い山道を騾馬に乗って行った。違うツアーで出かけた友だちは僧院まで騾馬に乗らず歩いた、と聞いた。それでなくてもブータンは高地にある。この僧院も3000mを超えた地点にある。パロで寺院を観光中、軽い高山病にかかった。その時、地元のBhutanの人が「メディスン、メディスン」と言った。しかし、この意味が分からずてっきり物乞いだと思った。あとで「薬」と知った時の驚きは疑った自分が悪かったと大いに反省した。寺院の通路に寝転がってダウンした様子を見た地元の人が「薬を飲みなさい」と親切に言っている。それなのに口に手を当てて話すしぐさを見て誤った考えをしてしまった。

 ブータンに出かけた2か月後に広島でアジア大会が開催された。我が町はBhutanを応援した。その頃、ブータンを応援した人たちは今はほとんどこの世で会えない。ただ、楽しかった思い出だけが残る。Bhutan!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
Bhutanの切手
Bhutan AIR AIL 絵はがき

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