2024年9月30日月曜日

瓜二つ

  昨日午後、姉から電話がかかる。今年冬、姉の孫が我が家に自転車を置きに来た。近いうちリフォームをするので自転車を除けて狭い庭先を広くしたい。孫が自転車を取りに来るとの電話だった。姉の孫はこの春、高校を卒業して今は大学生だ。冬に会ったときは自転車を置いてすぐに帰った。今回は家に上がって久々に話をする。今回我が家にやってきた姉の長女の娘はその次女である。長女の娘の長女は1月の成人式の日に我が家にやってきて、二次会に行くため着物から洋服に着替えた。その際も親娘がよく似ていると思ったが、次女は似ているを通り越して瓜二つだ。

 姉にその旨電話すると姉の娘の幼いころの写真を孫娘に見せると自分の写真、と見間違えるほど小さい頃から似ていたそうだ。姉の娘である姪は生まれたころからもちろんよく知っているので昨日見た姪の次女の姿かたちや物言いまでそっくりなのには本当にびっくりした。親子はこうも似るもの!?自転車を取りに来て帰るとき、次女は今度は弟もつれてくるという。この弟とはもうかなり会っていない。なお自転車は家まで乗って帰るのではなく、途中、父親と合流して車に乗せて帰ったようだ。

 今日は午後から久々にプールで泳ぐ!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月29日日曜日

アカウント

 先日購入したタブレットはしばらくおもちゃになりそうだ。タブレットのアカウントを設定する際、GmailのIDとパスワードを新たに決めた。ところがだいぶ経って、GmailのIDとパスワードはスマホと同じにすればよいと気づく。その結果、タブレットとスマホのGmailを同じにした。しかし、タブレットのGmailは2つになる。

 お笑い芸人にハマっている。スマホではその人のツイッターのフォロワーになっている。が、タブレットでもフォロワーになろうとした際、Gmailの大切さに気付く。昨日午後、わき目もふらずにタブレットでのフォロワーに挑戦する。かなり時間が経過して何とかクリアできた。スマホと同じにしたから。

 パソコン、タブレット、そしてスマホと3つをつかっているといろんな場面でアカウントのIDやパスワードを要求される。これらを頭で覚えられずノートに書いている。が、いつかきちんとまとめて整理しないと、その都度ノートから探すようになる。

 IT社会に溶け込むにはいろいろと頭を使う。昨日のようにかなりの時間、こういったことで頭を悩ますと時にもうどうでもよくなる。が、世の中に溶け込んでいくためには自分で馴染むしかない!?とはいいながらもこれがクリアできた日には頭が疲れすぎてよく眠る。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月28日土曜日

昨夜のEテレから

   吹く風は秋らしくなったとはいえまだまだ残暑が厳しい。自転車に乗って買い物を済ませてスーパーから帰ると猛暑日ほどではないが汗がしたたり落ちる。スーパーに行くたび、空の段ボール箱を1箱もらって帰る。片付けの際に入れる箱だ。

 若かったころに今のような心境で生活していたならばモノは増えなかったかもしれない。これも歳をとって気づいたこと。ナニゴトもその状況に陥らないとわからないコトもある。もしも若い時から今のような心境だったならば何も無駄な人生にはならなかったかもしれない。が、無駄があって初めて味わえる愉しさもある。

 昨夜のEテレの人生レシピを見た。月5万円や4万円の年金で生活する2人の女性を取り上げている。見ていて無駄のない素晴らしい生き方だとは思う。しかし自分は到底、真似できそうにない。切り詰めての生活に思える。というか残り少ない人生を無理して過ごすこともないと思ったり。

 その人たちも好き好んで節約ばかりしているのではないはず。入って来る金額が決まればそれも致し方ないのかもしれない。生き方は人それぞれ。テレビが取り上げる人たちだから一般的な話ではないだろう。誰もがそういう生活ができるとは思えない。どういっても一回限りの人生。自分らしく楽しく元気に生きたい!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月27日金曜日

打ち合わせ

   先ほどまで工事に関係ある人たち6,7人が家に来られた。電気屋を通してリフォームをお願いしている。それに関わる人たちで中には2年くらい前に屋根の修理に来られていた。今回見積もりとは別に屋根の修理に来られた人から自転車置き場のテラスの波板が破損していると言われる。この暑さで波板がめくれたらしい。早速、これも直すことになった。

 一度に多くの人が来られると草臥れ果てる。ナニゴトも疲れない程度に適当に、適当に!とはいっても工事に入ると大きな音はするし、ほこりも舞い上がって大変なことは間違いない。それでもリフォームの大変さは期限付き。それだけが救い!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月26日木曜日

「今日の夢は明日の希望」

 朝晩涼しくなった、と思った。が、今日からこの先、1週間の天気予報を見ると最高気温32,3度の日が続く。これが最後の暑さの悪あがき、となりそうだ。本来ならば今日と明日、益田へ行く予定にしていた。しかし、暑さがおさまりそうにないと知ってはやめに宿をキャンセルした。これは正解だった。

 昨日、年に1度開催される某金庫の講演会に出かける。開催場所はフェニックスホールで講演会の講師は清水寺の森清範貫主。講演会は今年で193回目となるらしく大正7年からの開催のようだ。森貫主の講演はこれまで何度か聞いている。が、相変わらずユーモアを交えてのお話だ。お寺の住職と言えども「営業」しているとか。それは小、中、高校生たちが修学旅行で清水寺を訪れた際、パンフの空白に「一文字」を書いて渡される。これも営業!?

 昨日の講演タイトルは「今日の夢は明日の希望」。開演して驚いたことがある。それは例年、市内の観音会のお坊さん10数人による読経からはじまっていた。それが今年はない。あの空恐ろしい読経を聞くのは大嫌いだ。それがないと知るといやなことから逃れたようで安心して講演を聞く。

 清水寺は音羽山が山号とか。この音羽は岩に通じるらしい。岩は神様仏様が宿るとか。ホワイトボードに書かれる文字に「意識」があった。夢を見たその人の意識によってそれが「希望」になることもある。ナニゴトも受け取る側の意識にある!?そう思いながら講演終了後、広島駅までバスに乗る。我が顔にバスに座りたい旨の表情が出ていたのか、離れたところにいる人から座るように促される。その間、言葉は発しない。自分自身の意識にそれがあった!?

 同じモノゴトも意識する、しないで捉え方が変わる。自分に正直に生きていれば意識づけもかわるのだろうか。

 講演前にエディオンに出かける。トランジスタラジオを買いに行く。売り場を聞くとラジオは9階。さらにタブレットの売り場は?と聞くと5階だ。まずは9階でトランジスタラジオを購入。初めは1万数千円の小さいが重たいラジオをすすめられる。ラジオでこれは高いと躊躇しているとそれよりもかなり安いアイワの製品をすすめられる。音が聞ければいいのでそれを購入。それにしても係の親切が申し訳ない。この人にタブレットも、と思ったが売り場が違う。5階に降りてタブレットを探す。が、何がどうなのかがわからない。係は忙し気に電話している。その合間にも待つようにと目配せする。売り場を見ていると係が来た。

 すぐに目の前にあるタブレットを手にすると軽い。だが価格が5万円もする。係は同じNECの4万円くらいのをすすめる。わけのわからないメーカーよりもNECはパソコンと同じメーカーだ。そしてスマホと同じandroid仕様なのでこれに決める。この係の人も親切だった。

 エディオンから平和公園を抜けて講演会場の国際会議場に行く道中の観光客の多さに驚く。この夏は暑くて家に閉じこもっていた。が、一歩外に出ると観光客だらけだ。

 講演会が終わると平和公園から広島駅までバスに乗る。家に着くと買ってきたラジオとタブレットの設定が始まる。ゆっくりすればいいものを何でもすぐにやらないといけない性分なので、夕飯もろくに食べずにタブレットに没頭する。トリセツも何のその、とばかり手探りでする。

 設定だけにすればいいものを壁紙を替えたり、NHKプラスを入れたり、と終わらない。結果、興奮しすぎて寝はぐれた。今朝の起床は小学校のチャイムで目を覚ます。その時刻は9時38分。朝食はミルクコーヒーだけにして、眼科へ急ぐ。眼圧は13と16。それからスーパーへ行く。そこで近所の人に出会って立ち話。それも長い話だ。家に帰ると12時前。

 スーパーで買った稲荷ずしがお昼の食事になる。しばらくはタブレットがおもちゃになりそうだ。が、いいかげんにしないとさらに目が悪くなりそうで怖い。ナニゴトも適当に、適当に!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月25日水曜日

郵便物から

  廃却予定のテーブルの中身のモノを出す。サランラップやナイロン袋、そしてジッパー付きの袋などがある。それらをスーパーから持って帰った段ボールに入れるといっぱいになる。それぞれの在庫を把握せず、無いものと思って買ったのだろう。これからは何がどこにどれくらいあるのかを把握して買うようにしよう。

 大まかな片づけはもう一つの食器棚と物入代わりにしている古いお風呂の片づけが残っている。それともう一つ、楽譜を入れている棚もある。リフォームをすると決める前から今年になって片づけようと思い始めた。その結果がリフォームにつながったと思えばこれはこれでよかったのかもしれない。

 昨日午前中はエンジンがかからず、プールも先延ばしになる。とはいってもテーブルの片づけをした。午後になると郵便物が届く。旅行社のパンフと某会長からの送付物だ。封を開けると来月初旬に某画家をしのんで講演会があるとのこと。その案内のパンフと入場券が入っている。そして某会の某人にこのことを知らせるようにとの添え書きもある。

 これは某会の人に書類を送り、講演会を聞きに行くようにとのことだ、と思ってその人に郵送する。ところが連日の片づけで自分自身が若い時から書き留めていた大事なノート類や住所を記した書類などすべて廃棄した。ただ、年賀状を出す人だけしか残していない。電話番号などはスマホの連絡先に保存しているのでわかる。すぐに、会長から指名された人に電話して住所と下の名を教えてもらう。いつも電話する人でないためか要領を得ない。

 郵便物は年賀状くらいしか出すことがない。先日、封筒や切手などの整理をした。が、郵便を出す習慣が薄れて以前ほどシャキシャキと事が運ばない。

 某会の会長に郵便物が届いた旨の電話をした。が、留守のようだ。だいぶ時間が経って電話がある。会長が講師をされる講演会を聞きに行くと告げると喜ばれた。そして今年の暑さを話される。

 今日はこれから年に一度の講演会に出かける。その前にエディオンによってラジオを買う予定。テレビをほとんど見なくなった。その代わりではないがラジオを聞く。小さいラジオを長年愛用している。が、アンテナの代わりとなる線が壊れかけている。そのためNHKのR1とR2が入らない。スマホのラジオ機能やラジカセで聞くことも可能だがトランジスタラジオが便利だ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月24日火曜日

長年のツケが回ってきた!

 今朝は不燃ゴミの日。このゴミは月2回の収集なので前々日から急遽、出すゴミを大きなナイロン袋に集める。不燃ゴミといえば陶器類が大半だ。処分する食器棚のうちの1つの中身をすべて出す。この食器棚はもう何年も利用していない。中身の大半はガラスの食器と陶器である。ガラス製品のうちパイレックスと刻印のあるモノが数枚あった。これは廃却せずに保管する。が、残るガラス製品と陶器類はほとんど廃却となった。今朝のゴミ出しは大きなナイロン袋2袋になった。先ほど、ゴミの収集車が止まった。無事収集されたようだ。

 今週末は資源ゴミの収集日。先日布団類を片付けた。その際、タオルケットなど大きなナイロン袋2袋に入れた。他にも新品の3ℓのやかんが箱に入っている。これも処分する。資源ゴミも月2回の収集なので早めに処分しなくてはいけない。廊下に収集日を待つゴミを並べている。何のゴミかわからなくなりそうで袋にメモを貼って区別する。長く生きて来て今年ほど片づけに追われる年は初めて。これも長年のツケが回ってきた!?

 昨日、頭にひらめくことがある。それは隣町の循環バスに乗ってプールへ行こう、と。片道20分近く自転車に乗ってプールへ行っていた。行くのはいいのだが、途中、大通りを通る。その際、スピードで走る自転車に圧倒されそうになる。時にヒヤッとすることもある。危ない、危ない。自転車で行けば水泳道具一式も楽に持てる。ところがバスだと水にぬれた道具一式は重たい。が、安全のためにはバスで行く方がいいかも、と思いだす。

 朝夕は涼しくなった。が、日中はまだまだ暑い。季節の変わり目なので無理しないようにしよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月23日月曜日

塔婆をもってお墓参り

 今日は秋分の日の振り替え休日。毎日が休日なのでなぜ休みの日なのかわからなくなる。今朝、やっとお盆の塔婆をもってお墓参りに行く。一昨日の大雨で隣の墓地はホイト草がはびこっている。我が家のお墓は砂利石から根性ある草がはびこる。まず初めにこれらの草を抜く。そしてお墓に立てかけた3本の塔婆のうち古い2本を撤去してお寺に持ってゆく。その前にお盆の塔婆をお墓に建てる。

 古い塔婆をもってお寺に行く道中で車が止まる。近所の人だ。手には長い塔婆を持っているのでどこに行くのかと思われたようだ。その人はこれからお墓参りとか。今朝は「暑さ寒さも彼岸まで」の諺通り、これまでの狂うような暑い日がおさまってやっと秋らしくなった。とはいっても墓地までの山道を歩けば汗がしたたり落ちる。まだまだ暑い。

 お寺へ古い塔婆を持って行った後、いったん家に帰る。しばし水分を補給して自転車に乗ってスーパーへ行く。朝から大仕事をした!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月22日日曜日

怪しい天気

 真夜中にゴオーっと鳴り響く雨の音で目を覚ます。まるで滝のような雨の音だ。すぐに雨は止むと思った。しかし鳴り響く雷の音と共に雨の降り方も尋常ではない。すぐに携帯でテレビを見る。

 前夜は寝たと思ったら地震で目が覚める。齢と共に天気に左右される日々になる。気持ちいいお天気は一年に何日あるのだろう。少ない気がする。

 昨日は日本画教室へ出かける。前日、先生からSMSが届き、以前教室の人からお土産にもらった土佐の和紙を持参するようにとのこと。前回、各自マーブリングをした。和紙をマーブリングと組み合わせて何かするのかと思った。が、和紙が小さすぎて利用できない。その代わりなのか教室にあった鳥の子紙とマーブリングした用紙を糊でつけてサムホールのパネルに貼る。貼るといっても大半は先生の手を煩わせる。4枚のマーブリングをそれぞれ鳥の子紙で貼った。そして、さっそく、その1枚をサムホールに貼って次に描くキキョウをトレースした。次回からはしばらくキキョウを描く予定。

 外が暗くなってきた。まだまだあやしい天気だ。大雨が降るのだろうか。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月21日土曜日

またもサマータイム

 今日はスッキリしない一日となりそうだ。届いたメールを見るとパソコンのセキュリティのバージョンアップの知らせがある。2027年までセキュリティの契約をしている。契約時にインストールしたが、そのバージョンアップが必要らしい。先ほどまで試みるがログインでつまずく。パソコンの利用で一番つかれるのがこういったバージョンアップである。その点スマホはそれがない。タブレットはどうなんだろうか。

 連日のカンカン照りから打って変わって曇り空だが、朝から蒸し暑い。10月になっても30度超えのようだ。これではいつまでたってもお墓参りができそうにない。
  
 先日のサマータイム、他にもいい動画があった。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
 

2024年9月20日金曜日

シャインマスカット

 今日も予想最高気温は35度で朝から暑い。9時過ぎると自転車に乗ってまずは図書館へ急ぐ。予約確保の本を借りて隣接する生協で買い物をする。この夏、2,3回ほどシャインマスカットを買った。シャインマスカットは皮ごと食べるが、いずれも果皮が硬い気がする。これまでは福岡産のシャインマスカットだったが今日は広島県の福山産となっている。さてさてこのシャインマスカットの果皮は如何に?

 相変わらず元気を出して片づけている。布団類の片づけは何とか終えた。あとは廃棄する2点の食器棚とテーブルの片づけがある。木製品はリフォームの際、持って帰ってくれるとか。そう聞いて、昔の電話台も廃棄しようと思った。いずれの廃棄もまずはその中に入れているモノの処分が先になる。鍋など処分を済ませたつもりだったが、今朝、箱に入ったモノを見ると新品の3リットルのやかんがでてきた。有無を言わさず資源ゴミになる。

 資源ゴミ、その他のプラ、不燃ゴミそして大型ゴミは月2回の集荷だ。リフォームまでまだ月日があると思っていた。が、月2回となれば急がないといけない。涼しくなってから中身を片付けようと思った。が、過ぎ行く日々が早すぎて少しづつでも毎日処分するしかない!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月19日木曜日

『司馬遼太郎が考えたこと』(9)

  今日も予想最高気温36度で暑い一日となりそうだ。この暑さは10月に入っても続き、2日は32度の予報となっている。それにしてもいつまで暑さは続く!?

 『司馬遼太郎が考えたこと』(9)(司馬遼太郎 新潮社、平成十七年)を読んだ。このシリーズは15巻ある。今は10巻目を読んでいるが、最初に12巻目を読んでいるので残るはあと4巻になった。終わりの段落に記した「盛世才」は社会人大学生として学んだ際の卒論で取り上げた人物。この本でこの人の名を見て学生だった当時の忙しくも楽しかった日々を思い出す。「盛世才」の中国語の本、今でも家にある。彼は新疆(東トルキスタン)の軍人だった。以下、気になる箇所を記そう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★中山八郎氏は≪闘鶏図≫(はまだ見る機会がないが)において、くろぐろとして昂然と見構える剛鳥を清朝と見、身をひくめて柔らかく構える白い鳥を明朝として仮託している、という意味のことを書いておられるが、あるいはそうかもしれない。陳鼎の説では、八大山人の号のいわれは「山人のことばである」として、「八大トハ、四方四隅皆我ヲ大ト為シ、而シテ我ヨリ大ナルハナシ」という意味を託しているという。……しかし強いて陳鼎の解釈にしたがえば、我とは漢民族のことであろう。四方四隅とは当然、中国本土の辺彊(へんきょう)の夷荻であらねばならない。要するに、八大山人とは「偉大なる漢民族」ということになる。……しかしながら、私は、じつに小さな、絵としても小さすぎる魚いっぴきを描いた≪魚児図≫が好きである。……ながめていて、魚児はどこへゆくのかという悲しみが、水のようにあふれてくるのである。すでにこの魚児においては、漢民族の運命などという次元には憑(の)っておらず、生命そのものの悲しみというものの中にいるようにも思われる。(「激しさと悲しさ――⑦八大山人の生涯と画集」178p-179p)

★カロシュティー文字という古代文字がある。現存する碑文では、インドのアショーカ王碑文(紀元前三世紀)が最古のその文字の資料だが、ともかくも上代、西北インド、アフガニスタン、中央アジアなどで用いられていたもので、必ずしもインド人の発明とは学問的に確定していない。それが西域(この文章では、新彊、新疆ウイグル自治区、西域といったふうに、呼称をわざと混用したい。言うまでもなく同一の地域のことである)でもある時期、用いられていたことが、有名なスタインによるニヤ遺跡(古代の都市国家楼蘭の圏内)の発掘で明らかになった。一九〇一年のことで、スタインがひろった二枚の木簡にその文字が書かれていたのである。もともとインド通で、梵語(サンスクリット)にも通じていたスタインは狂喜し、さらにさがすと、木簡にして五二四枚というおびただしいカロシュティー文書を掘り出した。(「新疆ウイグル自治区を訪ねて」207p-208p)

★長安の詩人たちの西域好きというのは「唐詩選」によって我々に遺伝されている。日本が国家をあげて中国文化を受容したのは中国における唐の時代で、唐文化がそのまま日本に凍結され、長安の詩人の詩情は、いまの中国人以上に日本人に受けつがれている。日本人の西域好きというのは――ときに病的なほどだが――中国人もそうだろうと思った時期がある。しかしどうもちがうらしく、北京でそのことを、懇意の若い中国人に話しても、日本人はそうですか、という程度の反応しか得られなかった。唐の時代から中国そのものは多くの変遷を遂げているから、新彊といえば中国における辺境の一つという程度の現実的な認識しかないのかとも思い、それはそれで当然だとも思った。(「新疆ウイグル自治区を訪ねて」210p-211p)

★旅行中の私の感想も、流沙を吹く風のように散ってばかりいた。中国古代史における西域三十六国のオアシスの文明を想ったかと思うと、いきなり十九世紀末・二十世紀初頭の左宗棠(さそうとう)、楊増新といったこの辺境の経営者の名がうかび、さらには政治的曲芸家かともいうべき盛世才(せいせいさい)の不毛の半生がなまなましくおもい出だされたりして、いまふりかえると旅のあいだ、ターリム盆地やタクラマカン砂漠の周辺を茫々としてただよっていたとしか思えない。新疆ウイグル自治区には、十三種類の民族がいる。その過半は、古代にイラン系民族との混血によって容貌がモンゴロイドではない。(「整理の付かぬままに」229p-230p)

2024年9月18日水曜日

セルフレジの百円ショップ

  久々に百円ショップに出かける。昨日、布団類を片付けた。その際、タオルケットなど全て捨てようとした。が、タオルケット類3枚とバスタオル10枚くらいは捨てずにいる。バスタオルの大半は母が健在だったころ、敬老の日の記念品としてもらったもの。バスタオルはタオルケットと違って再利用できるかもしれないと思ったり。

 百円ショップでレジに行くとセルフレジになっている。スーパーのレジとは違ってすべてセルフだ。戸惑っていると係が教えてくれた。初めてのことだったがこれから各方面でますますセルフレジになるのだろう。

 百円ショップを出ると隣接するいつものスーパーに行く。毎日食べるトマト、リンゴ、牛乳などの必需品と夕飯のおかずになるモノを購入。揚げ物は家でしないので一品買った。

 今朝も9時に自転車に乗って買い物に出かけたが朝から暑すぎる。この暑さは10月になっても続くようだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月17日火曜日

益田行きキャンセル

 起床後一番、下旬に出かける益田の宿の予約を取り消した。これから先の天気予報を見ると出かける当日の最高気温が31度で翌日が32度となっている。この暑さを見てキャンセル料無料のうちに、と予約を取り消す。昨日は広島市内で36.6度、県北の安芸太田町で38.5度になり遅い猛暑日の記録を更新したそうだ。それにしてもこの暑さはいつまで続くのだろう。

 お盆の塔婆がまだ家にある。もうすぐお彼岸が来る。お墓に参るのが遅くなったついでにお盆の塔婆がお彼岸の塔婆になりそうだ。お墓参りもこう暑くては行かれない。

 これから先、31日までの天気予報によると31度の日が続く。10月になってもこの暑さは続く!?

 益田の旅は幻になった。益田は高速バスに乗って行くので新幹線を予約していない。この点がキャンセルを楽にする。幻の益田行きだが、涼しくなってから行くことにしよう。今日も最高気温35度と暑くなりそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月16日月曜日

サマータイム


 朝食はパンでなくご飯を食べようとした。今朝、試しにご飯を食べようとすると食べる気がしない。やはり朝食はパンがいい。明日から食べるパンを買いに生協へ行く。9時過ぎに出かけたが今日も暑くなりそうだ。買い物の大半はスーパーだが好みのパンは生協のパン。

 昨日、整理しているとまたも写真が大量に出て来た。その中に母の90歳の誕生祝いの写真がある。ケーキのローソクの数が9本ある。年2回、東京に住む姪は母の日と母の誕生日に花束を贈ってくれていた。花束を手にした母と一緒に撮った写真がある。これをスマホの壁紙にしようとした。壁紙にはすぐにできたが画像が大きすぎる。今朝、画像を小さくするやり方をスマホに問うた。が、今一歩うまくゆかない。

 設定アプリを開き、フレームを触っていると画面いっぱいではなく、いろんな形の画像にできる。その中の一つを壁紙に取り込んだ。試行錯誤も大変だが一人で何とかこなせると嬉しい。

 最近、英語歌詞のサマータイムにハマっている。以前にも何度か覚えようとしたが一部しか覚えていない。今回は英語歌詞をメモして覚えている。英語そのもののわからない歌詞はない。が、曲と歌詞が上手くマッチしない。当分、覚えることに時間がかかりそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月15日日曜日

マーブリング

  まだまだ暑さは続くようだ。今朝、9時になると自転車でスーパーへ行く。日中になると暑くて外に出ていけない。朝早ければ幾分涼しいかも、との思いも全くあてにならない。今月下旬、益田に行く予定にしている。しかし、こう暑くては奈良の二の舞をしそうで怖い。宿のキャンセル無料の前にキャンセルするか、迷いだす。

 昨日の日本画教室では初めてマーブリングをした。マーブリングとは辞書によると大理石のあのまだらのようだ。四角い容器に1㎝くらいの低さで水をため、その中にマーブリング液を垂らして竹串のような細い棒でそっと伸ばしたりする。マーブリング液はそれぞれの好みで何色かを垂らす。その中に用紙をつけて色をしみこませて引き上げる。これを新聞紙の上に置いて乾かすといろんな模様のマーブリングができあがる。

 昨日は各自先生からサムホール大の用紙を4枚ずつもらってマーブリングをした。決してどの人とも同じ模様にはならず、それぞれ個性が出る。いつか、この上に絵を描いて、との案も出る。その前に今は作品展が先のようだ。

 作品展にF6サイズの絵を2点出すつもりが、個人的にサムホールに描いた冬の二百三高地の絵が気に入ってこれも出すことにした。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月14日土曜日

旅の思い出 ブータン

 今回の旅の思い出はブータン。旅先から自分宛てに出したAIR MAILを見ると「ずっとあこがれ続けたBhutan。やっと到着しました。バングラデシュのダッカを経由して……。あまりにも美しい切手に魅せられて書いています。BhutanのParo(パロ)での一日目をParoコテージで過ごしています。人々の笑顔はやさしい。1994.8.10」。

 ブータンで一番の思い出は騾馬に乗って出かけたタクツアン僧院。かなりの時間、生まれて初めて狭い山道を騾馬に乗って行った。違うツアーで出かけた友だちは僧院まで騾馬に乗らず歩いた、と聞いた。それでなくてもブータンは高地にある。この僧院も3000mを超えた地点にある。パロで寺院を観光中、軽い高山病にかかった。その時、地元のBhutanの人が「メディスン、メディスン」と言った。しかし、この意味が分からずてっきり物乞いだと思った。あとで「薬」と知った時の驚きは疑った自分が悪かったと大いに反省した。寺院の通路に寝転がってダウンした様子を見た地元の人が「薬を飲みなさい」と親切に言っている。それなのに口に手を当てて話すしぐさを見て誤った考えをしてしまった。

 ブータンに出かけた2か月後に広島でアジア大会が開催された。我が町はBhutanを応援した。その頃、ブータンを応援した人たちは今はほとんどこの世で会えない。ただ、楽しかった思い出だけが残る。Bhutan!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
Bhutanの切手
Bhutan AIR AIL 絵はがき

2024年9月13日金曜日

スマホのコピー&ペースト

  パソコンでコピーや貼り付けはできるがスマホでの操作は知らなかった。先日、ふとそのことが頭をよぎる。ナニゴトもわからないことはスマホに聞け、との思いがある。スマホにまずはコピーのやり方を問うてみた。ところがコピーの仕方はわかったがその保存がどこなのかがわからない。それはクリップボードに保存されるとか。ここでまたもこのクリップボードがわからない。

 教えてくれる動画があった。しばしこの動画を見る。が、今一歩よく理解できない。そこで思いついたのがNOTESのアプリ。試しにスマホカメラで写した写真をNOTESにコピーするとコピーできた。クリップボードも検索画面のキーボード表示に出てきた。

 いつの日か、パソコンが使えなくなる時が来るかもしれない。そうなるとブログのアップができなくなる。その時はスマホのNOTESを利用してブログの代わりにしよう、と思った。

 ほかにもパソコンの代わりにタブレットを買って……、とも考える。しかし、今は家のリフォームが最優先なので他のことは考えたくない。この秋は紅葉も見に行かれないかもしれない。リフォームが無事終われば大いに羽根を伸ばして遊ぶ!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月12日木曜日

自業自得

 メディアを賑わす某県知事。昨日の報道によると目に涙を浮かべたとか。情報でしかこの人を知らない。が、自分で起こしたモノ・コトはすべて自分に跳ね返ってくる。賢い人は権力、地位、人など全て自分で掌握できると思うのだろうか。一連の報道を見ているとそうとしか思えない。これから総裁選が始まる。一国の首長は自分の権力をほしいままにせず、国民のために働く人であってほしい。

 話は変わって今朝も9時になるとスーパーに出かける。毎朝暑いが今朝は特に暑く感じる。10時過ぎに家に戻ると頭から汗が噴き出る。出かける前にエアコンを入れていたにもかかわらず暑くてたまらない。今日の最高気温も35度になりそうだ。

 昨日もまた家を片付けていたら写真が出て来た。絵の道具を入れていたケースに写真があった。この写真はコロナ前に出かけた海外旅行の写真で九州のお坊さんたちと出かけたタイの旅行と某会で出かけたミャンマーの写真である。タイの旅は九州の各寺のお坊さんたちについて行った。丁寧にDVDにしてくださっている。が、それも2度と見ることはない。ミャンマーの旅は某会の仲間たちとの旅で大きく伸ばした写真が十数枚もある。

 この頃はどこに出かけても自分自身を写さない。写すのはもっぱら景色や花などである。当然、焼き増しはない。ただ絵の材料にするときだけコンビニで現像している。

 今はモノを捨てるほうに気が向く。そのため、要不要の区分けが早くなった。大半は不要!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月11日水曜日

電話で笑った!

 新たに出て来た写真を再度見る。親との写真はもう写せないので簡単に捨てられない。その中に旅先で写した母と妹たちとの写真がある。昨日、妹に電話すると写真を送ってほしいという。それには妹の長女との写真もある。今朝、20枚くらいの写真を妹あてに郵送した。写真は片づけの中でも一番手こずる。自分自身の写真であれば簡単に捨てられるが親の写真が捨てられない。

 今はリフォーム前なので家の片づけが優先する。そのためかスマホにも片づけに関する表示が多くある。昨日、そんな中、布団類の片づけの表示があった。2,3年前くらいから大型ごみに布団や毛布類をだしている。それ以外にもタオルケットや毛布、バスタオルなどがまだ多くある。寝具としては羽毛布団の冬用と夏用があれば事足りる生活をしている。毛布やタオルケットは全く使用しなくなった。

 昨日のネット記事に毛布やタオルケットの処分が書いてある。タオルケットを拭き掃除用に小さく切って使わなくてもいいとある。これを読んでかなり勇気づけられた。再利用しようとするから迷いが生じる。それよりもネット記事のようにそのまま資源ゴミとして出せばいいと。
 
 最後の大きな片づけがこのような寝具類になりそうだ。今は暑くて手を付けようとの気持ちにならない。もう少し涼しくなってこれを片づけよう。

 片づけといえば外国に出かけた時に買ったお土産類がある。以前、だいぶ処分したがまだ残っている。めずらしい品は手放せそうにない。これも一時的に保管せねばならない。気が向いたときにゆっくり片づける!?

 昨日はほかにもリフォームのブログを見てくださった人と電話で話す。いろいろとご配慮くださる。長話になって申し訳ありません。ありがとうございました。電話の最後に「お金が足りなかったら貸してください」と冗談をいうとその返事がおかしい。「すぐに足りないお金を持って行きます」と。笑ってしまった。要らぬご心配をおかけしました!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう! 

2024年9月10日火曜日

自己満足の世界

 今日も最高気温35度の予報が出ている。9時になると自転車に乗ってスーパーへ出かける。まずは興味半分でお米の棚を見る。以前のようにお米の在庫があった。価格もそれほど変わらないようだ。そして不要になった段ボールを探す。今朝は段ボールもたくさんあった。多くあっても持って帰るのは1個の段ボールのみ。自転車で持って帰るので小さい段ボール1個でいい。

 次に描く絵を樹木と決めていた。ところが樹木を描くF6のパネルを探しているうちに再利用していないサムホールがあるのに気づく。今はとにかく家の中のモノを減らしたい。絵に関するものもいつの間にか増えてゆく。そう思ってサムホールを探していると押入れにしまっているバッグ3点を見つける。これも処分しようとなった。

 昨日、4段になったプラのケースを処分しようとした。このケースは母を介護中に、姉が何かと便利だからと言って持って来てくれた。中を見ると必要なものはほぼない。が、ケースは処分せずに中に何か入れようと思いつく。

 とりあえずケースの中身を調べた。またも写真がたくさん出て来た。これらの写真は母たちと出かけた際の写真だ。アルバムから写真を外して要不要を決めてゆく。横には紙のゴミ袋を置いての作業だ。写真と共に母が生前書き留めていたノート類が数冊ある。以前、すこしだけ目を通したことがあるがゆっくり見たことはなかった。母亡きあとのことを娘である私に託すメモもある。

 これを見てもう一度母と話して見たかった、と思った。母なりにいろいろと心配してくれている。そしてこれを見て自分自身、性格は父に似ていると思っていたが母に似ているとも感じた。というのも何でもノートにメモするところが似ている。母も気に入った文などをノートに記していた。

 昨日は思い切って母の記したこれらのノートを処分した。母亡きあとすぐにはできなかった処分だが、今回はかなり勇気を出して処分した。自分が記したノートも早めに自分で処分しようと思いつく。誰に見てもらうわけでもない。自分のために記しているのだから。

 と言いながらもブログはこれとは別との思いがある。すべては自己満足の世界。自分がよければそれで由!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月9日月曜日

片づけ

 それにしてもこの暑さはいつまで続く!?これから1週間先の予報をみても35、6度の最高気温となっている。まだまだ暑さは続きそうだ。

 先日の日本画教室で米不足の話題となった。どの人も市内に住んでいるので米不足は同じようだ。一人は教室の人にお願いして買ったという。先生は弟さんにお願いしたとか。大概の人が車に乗る人にお願いしている。広島県内でも県の北部や東部方面は米不足ではないようだ。最近、スーパーへ出かけてもお米の在庫を確認していない。米不足は解消したのだろうか。

 今はスーパーに出かけてもお米の棚よりも不要になった段ボールを探す。昨日、初めてスーパーの段ボールを探すと見当たらない。というか、段ボールをこれまで必要としなかった。今回、段ボールが必要なのは家のリフォームでとりあえず必需品を入れるために要する。

 この1,2か月の間に要らないものを処分した.全部捨てれば物事は簡単だがそうも言っておれない。といっても、気前よく捨てている。もっと若い時に今のような片づけをしていれば生き方も変わっていたかもしれない。どういっても片づけは捨てるに限る。捨てることを思えばこれから先、モノを買うときに慎重になるかもしれない。

 人が生きているうちに何が必要なのだろう、と考えさせられる。今更ながらそのことに気づくのは遅すぎるかもしれないが、今気づいただけでも由!?

 捨てるにしてもゴミの分別通りにしなくてはいけない。まだ工事までは日数があるので気長に片づけよう。それにしても暑い!

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月8日日曜日

日本画教室へ

 2週間ぶりに日本画教室に出かける。早くも各自の机の上にハガキが用意されている。来月、開催される日本画展の案内状だ。各自、絵のタイトルを書くようにと用紙が回ってきたが、これから絵を見て考えよう。昨日は展示会の会費を忘れて出かけた。まだ先の気がして会費など考えもしなかった。

 昨日、業者が絵の具を売りに来た。その際、4点ほど少なくなった絵の具を購入する。業者が絵の具を売りに来ることはこれまでなかった。その割には売れ筋の品番が欠品とか。足りない色番を業者が帰ると先生に1点分けてもらう。計5点の購入なのに、今朝見ると7本ある。どうも先生が買われた絵の具を持ち帰ったようだ。来週の教室で返却しよう。

 描いていた樹木の絵を描き終えた。来週からは大分県中津市に出かけた薦神社の大木を描く予定にしている。先生はこの写真を見てあまりにも大きな木なので驚かれる。そして「これも点描写ができるね」と言ってくださる。昨日完成した絵と次に描く絵が来年の展示会の絵になりそうだ。

 昨日の日本画教室で皆で笑った。教室の皆がプールや筋トレの話をすするために先生も筋トレを始められるようだ。この日本画教室がまるでジムになり、そこで日本画を習う、みたいになりそうだと。皆さん健康に気を配っているのだろう。個人的には筋トレはしないが泳ぐのが運動になっている。しかし、35度前後の暑さでは泳ぎに行くだけでダウンしそうだ。涼しくなるのを待っているが今月いっぱいは真夏日のようだ。秋はいつ来る!?まだ塔婆も家に置いたままでお墓に持参していない。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月7日土曜日

ショールームに出かける

 家のリフォームを予定している。昨日午後、依頼する電気店の店長とお店の人との3人で車に乗ってキッチンのショールームに出かける。出かける前は展示してあるキッチンを見に行くものと思っていた。が、その思いとは違って、見積もり書に従って依頼主である自分が問われるままに判断を下さねばならない。どういっても予定のリフォームのような大きな工事をこれまで依頼したことがない。

 ショールームの担当者から名刺をいただいてショールームを見て歩く。まずは換気扇から。最新のものは換気扇のクリーニングが楽らしい。係の言うままに話をすすめようとすると一緒に出かけたお店の人は少し違った見方をする。これに関してはお店の人の話で決めた。他にもIHIやグリル、乾燥機、流し台、さらには取っ手の種類やそして各パーツの色など決めてゆく。

 1時間半、説明を聞きながらキッチン関係はすべて決めた。後は再度見積もり書が届くとか。話を聞いた後、アンケートなどをタブレットで行う。いろいろと質問に答えるようになっていた。電気店はP社の製品を扱っている。アンケートでP社の製品を悪くは言えない。ましてや言えないどころかとても親切な応対だった。

 ショールームは夢の世界に思えるほど素晴らしかった。それに反してわが家はシッカリ昭和の世界を生きている。リフォームの工事前までに要らないものを捨てなくてはならない。さらには2つの食器棚とテーブルを廃棄するのでその中にあるモノを一時的に段ボールなどに入れて保管せねばならない。これも涼しい日を見計らって徐々にやるしかない。どういっても工事が終わるまで元気でいなくては……。そして工事が終われば快適な日々になると期待しよう。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!   

2024年9月6日金曜日

暑さ寒さも彼岸まで!?

 ネット記事によると大宰府ではこの夏の猛暑日が47日続いているとか。広島も秋の気配はなく連日暑い日が続いている。この暑さはいつまで?と思って今朝も先の天気予報を見る。9月18日までを見ると最高気温は33度の日が続くようだ。暑さ寒さも彼岸まで、はどうなる!?

 9月下旬になれば涼しくなるだろう。そう思って益田への1泊2日の旅を予定し、宿はすでに予約済み。しかし、この調子だと10月になっても涼しくなりそうにない。7月の奈良行きで暑さに負けてしまった。暑い日の旅は気をつけようと思ったが、さてさて9月の旅はどうする!?

 話は変わって昨日、スーパーへ行くとお米が少しだけ陳列してあった。そろそろ新米が出回るのでお米の在庫は大丈夫!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月5日木曜日

2キロ入りのお米を買った!

 一昨日生協に行ってお米を売ってないのに驚いた。昨日、いつも行くスーパーに(お米は?)と興味半分で出かけた。やはりこのスーパーにも全くお米がなかった。昨夕、家の前のドラッグストアにこれまた興味半分で見に行くと棚に2キロ入りのお米が2袋あった。ドラッグストアではだいぶ前に米不足報道が興り始めたころに初めて2キロ入りを買っている。昨日の売り場の2袋は以前、買ったのと同じ県北のお米でもう1袋は愛媛県産のお米だった。この2袋を見てしばし売り場で買うか買うまいか逡巡する。

 家にはスーパーで以前購入した2キロ入りが1袋ある。これだけあれば1か月余りは大丈夫。しかし、このまま米不足となれば、との思いからドラッグストアの県北産コシヒカリ2キロ入りを買った。

 昨日から米不足の話題を検索しているためか、スマホにやたらと米不足情報が表示される。それにしてもここにきて米不足になるとは驚き。新聞で週刊誌の見出し広告を見ると食パンに良くない成分が入っているとある。今朝、燃えるゴミとして冷凍保存していた食パンをゴミとして廃棄した。食パンが危ないとなれば何が何でも米不足は困る。

 今朝のメディア報道によると道の駅にはお米が積み上げて売られているとか。それもなくなれば農家が卸に来るという。車に乗らないので道の駅に個人で行くことはない。他にも米不足はネット注文で、との報道もある。いずれにしてもキャベツがないとかジャガイモがないというのとはお米がないのはだいぶ状況が違う。令和の米騒動、何とか早く収まるといい。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月4日水曜日

生協にお米がない!

 図書館から予約確保のメールが届く。夕方午後4時ごろ小学校の街路樹が日陰になる。その頃に図書館へ本を借りに行く。ついでに隣接する生協に立ち寄り、玉ねぎ等購入する。その際、いつもならレジ前に積んであるお米がない。世間で言われているようにお米の棚には何の陳列も全くない。

 お米を買おうとしたわけではないのでがっかりはしないけど、もしもお米を買おうとした人はどうする!?まるで令和の米騒動!?

 今朝は幾分秋を感じる。しかし、これから時間の経過とともにぐんぐんと気温は上がる。今日の予想最高気33度とか。連日の35度越えの日々を思うとまだまだ秋はほど遠い。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月3日火曜日

久々に街中へ

 先日、日常使っている眼鏡のレンズが外れた。予備の眼鏡はあるが、昨日午前、思い切って三越の眼鏡売り場に急ぐ。習いもので市内に出ることはあるが、街中ではない。三越に行くついでにまずは本通り近くにある外貨両替センターに出かける。ネットで調べて両替に必要な書類を確認する。何やかや書いてあるが、出直しにならないように3点持参した。調べながら驚いたことがある。それは2020年以降の旅券はこの一点だけでは本人確認ができないとある。このあたりからマイナンバーカードが普及したのかもしれない。昨日はマイナンバーカードを見せるだけでOKだった。
 
 広島駅からバスに乗って本通りで下車するとすぐ近くのビル4階に外貨両替センターがある。以前にも利用している。が、その時は日本円を外貨に両替した。4階に上がり両替センターに入ると大きな声で「いらっしゃいませ!」と言われる。思ったよりも感じがいい。お客は誰もいなくてすぐに応対してくれた。

 610ドルと40ユーロを両替した。昨日のレートはもらった書類によると1ドル=143.24でドルは87376円、またユーロは1ユーロ=156.84で6273円となり、日本円は93649円が戻ってきた。今回、ドルとユーロを両替しようと思ったのはこれから先、この両種のお金を使う国に出かけないかもしれない、との思いがあった。コロナ禍まではまさか海外旅行に行かなくなるとは思ったことがなかった。それがコロナ禍が長引き、それも収束しかけているが、今度は無理して気が進まない場所に行かなくてもいいか、との思いに至る。それよりも自分が行きたい場所に行けばよいと。とはいっても気まぐれな性格なのでいつどこでこの気持ちが変わるかはわからない。その時はその時、と思って両替した。

 今、物質面だけでなく精神面でも片付けモードに入っている。両替もその一環!?両替後、自分のブログに「外貨両替」と検索すると何回か日本円をドル、ユーロ、オーストラリアドルなどに両替している。2011年7月26日のブログには1ユーロ=116.67円と書いている。ネットで当時の為替相場を見るとほぼ似ている。今回、ユーロに関しては156.84円だから1ユーロ辺り40円くらいの差になる。しかしユーロを日本円に換えているので今の円安は当時の円高のお陰で得した気持ちになる。これはドルもそうだ。当時のドルはネットによると81.2円のようだ。昨日の両替時点では1ドル=143.24円。
 
 両替中、外国人夫妻がやってきた。さらに日本人も来店する。丁寧に応対してもらって気を良くしてその場を去る。次に向かうは三越。本通りを抜けて三越まで歩く。久々に本通りを歩いたが人の流れが少ない。これが三越に入るとさらに人がいない。すぐに7階の眼鏡売り場に行き、レンズが外れた眼鏡を出す。名前も聞かれずすぐに直してくれた。そしてかけている眼鏡もきれいにするという。どこに行っても何と親切!と思わず声が出そうになる。

 レンズの外れは止めていたネジの外れによるとか。親切に応対してもらって気を良くして地下に行く。ここで夕飯を物色。そして広島駅までバスで帰り、福屋に入ってレストラン街の和食でお昼をいただく。お昼時というのに人が少ない。ゆっくりお昼を食べていざ店内を、と思ったが人が少なすぎて買い物意欲がわかない。すぐに家に帰ることにしてJRに乗る。暑い昼下がりの帰宅となった。
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年9月2日月曜日

「氷上の大移動~チベット 天空の村~」を見る

 久しぶりにBSのドキュメンタリーを見た。それは「氷上の大移動~チベット 天空の村~」。寝るのが早くて夜の放送は見なくなり、4月の再放送を見た。世の中には想像さえしないモノ・コト・ヒトがいる。5070mの高地に暮らすチベットの人たち。生きるために500年前から続く暮らしがあった。2000頭の羊を飼っている。が、その羊が生き抜くためには極寒の冬、凍った湖面を草が茂る島に大移動させねばならない。人も羊も必死で生き抜く知恵が詰まっており、見るものを感動させる。

 村の名はツイ村。酸素濃度は平地の半分ほどだ。巨大な湖に浮かぶ島は冬でも草が生える。湖面が凍ると村人は生き抜くために草が茂る島に羊を大移動させる。

 移動させるには湖が凍らねばならない。しかし、薄い氷だと羊も人も湖に落ちる。そうならないようにと氷の厚ささの見極めが大事だ。石を投げて氷が割れないか確認したり、他にも人の知恵で氷の確認作業を行う。確認後、羊を大移動させるのだが、氷の上なので滑りやすい。そのため島までの氷上の道を作る。道の上に滑らなくする砂などを撒くのだが何キロもある道の確保は大変だ。移動中、突然、歩を止める羊が出る。先頭の羊をその子羊をおとりにして親羊をおびき寄せたり、餌でごまかしておびき寄せを試みる。が、どうしても羊が動かない。

 何とかして先頭の羊が動き出すと2000頭もついて動く。ところが、ときに羊の足が氷で滑る。そのときは羊の歩幅を狭くするために羊の足を紐でくくったりする。それでも動かなくなれば人が80キロの羊を背負って運ぶ。こうして何とか大移動が終わると島に生える草を羊は食べる。

 しかし、暖かくなり、氷が解ける前に島を離れないと元の地へ戻れない。この氷の確認作業も人の知恵がいる。無事、元の地へ戻ると村では盛大なお祭りになる。この村から3人目となる大学に通う若者が出た。この若者も番組の中心をなす一人だ。久々に想像を超えるいい番組だった。画像はテレビから写したので波打っている。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

自力で歩けなくなった羊を背負って移動させる
2000頭の羊の大移動

2024年9月1日日曜日

『司馬遼太郎が考えたこと』(8)

 『司馬遼太郎が考えたこと』(8)(司馬遼太郎 新潮社、平成十七年)を読んだ。以下、いつものように気になる箇所を記そう。

★『史記』によると、武帝は、雀去病(かくきょへい)が匈奴と決戦して大いにこれを破った祁連山(きれんざん)を記念し、墓にはそのはるかな異域の山をかたちどった墳丘を築かせ、とある。……雀去病の墓城はひろい。……「解放後、政府は茂陵と雀去病の墓を重視してきました」と責任者がいったように、かつての写真では禿山だった連山に多くの木がうえられ、それが新緑のゆたかな樹叢(こむら)をなしていた。何一つ建物のなかった墓域には、事務所、応接室、石人石獣の陳列用の回廊、便所、それに花壇といったように、にぎやかに構造物がひしめいている。(「雀去病の墓」260p-261p)

★日本における大規模な都市設計というのは奈良の平城京からはじまったが、モデルは大唐の長安の都で、長安の規模を縮めて大和盆地につくられた。長安には蕃国からの使者一行を泊める迎賓館があった。迎賓館のことを、中国では鴻臚寺(こうろじ)という。鴻臚とは蕃客をあつかう職のことで、寺とはこの場合、後ろの字義である仏教寺院をあらわさず、古い字義である「役所・官舎」をあらわす。……日本の遣唐使も大使以下の主要構成員はみなここにとめられた。日本では鴻臚寺とはいわず「鴻臚館」といわれた。(「歴所の充満する境域」454p-455p)

★私は東寺というこの密教の宝庫のような寺においては、空海の住房だったこの御影堂の建物がもっとも好きである。……ともかくも私がこの建物が好きなのは中国的なものからまったく独立した独自の平安期の貴族の住居様式がそこにうかがえるような気がするからであり、日本の伝統的な美意識を知る上での手がかりになりそうな気もするからである。……私は、大阪に住んでいる。京都には南から入る。京阪国道を北上して、下鳥羽、上鳥羽を経、やがて東寺の塀にいたるとき、いま千年の都に入ろうとしているという感動を繰りかえし飽くことなく持つ。五月のころは塀ごしの大樟(おおくすのき)の緑が雲のように盛りあがり、新芽が赤くぼやけて花よりも美しく、夏のころは大樟の葉がよくなめされた皮革の光沢をもち、冬でさえこの常緑の樹(き)は京の入り口をあでやかに飾っていてくれる。その大樟のむれは何よりも東寺のあの比類なく豪宕(ごうとう)な土塀によって生かされているのである。東寺でもっとも好きなのは御影堂にならんでこの大土塀である。(「歴史の充満する領域」460p-463p)

 今日も暑くなりそうだ。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!