2024年5月19日日曜日

カフェ難民

 日本画教室に出かけた。1年くらい前になるだろうか。習っている文化センターの教室にWIFIが通じるようになった。しかし、当初はIDとパスワードの入力でのWIFI接続ではなかった。ところがこの春、教室に入るとWIFIの器具が点滅している。そしてWIFI接続のためのIDやパスワードの掲示がある。

 家ではWIFIを接続しているのでギガ数は気にならない。が、外に出るとギガ数の消耗が気になる。今の契約は3GBなのでこれで十分足りる。教室の人と話をするとGBが無制限の人や1GB 、3GBなどいろいろな契約のようだ。教室のWIFIを利用すればギガ数を気にしなくても使える。また教室は公の施設なので危険性もなさそうだ。

 旅に出て新幹線や宿でWIFIを接続する。もしもそれを利用しなければ3GBの契約ではとても足りそうにない。というか10か月前までは1GBの契約だったので月末頃には速度の低下を免れなかった。3GBに変更するとその心配もなくなる。そのこともあって教室で偉そうにWIFI接続を教えてあげた。が、全く気にせずに使う人もいる。それは無制限で契約の人だ。

 自分にとっての一番の楽しみは旅をすること。決まった額の年金が唯一の自分自身の収入だ。それで楽しく生活するには何にお金を使うかが大事になる。有り余る金銭があればそれは関係がないかもしれない。しかし決まった額での生活は要不要を使い分けて生活するしかない。ネット関係は自分の楽しみなので家でのパソコンやスマホの接続は無制限に使えるWIFIを利用している。しかし、スマホの契約はドコモの安いランクの契約だ。これはほぼガラケーの契約よりも安い。 

 質素ばかりの人生では楽しくない。自分の楽しみである旅などの行きたいところはなるべく行こうと思う。この考えは今から40年近く前に初めて海外に出かけてからそう思うようになった。高齢者と言われる年齢になったが、今のところはまだまだ元気。しかし、これもいつまでも続くとは限らない。せいぜい動けるうちは自分の足でいろんなところへ出かけたい。その思いがあるうちは心身ともにまだ元気と言えるかもしれない。

 自分がやりたいことをケチってまで何もしないでいるよりもなるべく思ったことは行動しようと思っている。そうすればきっと後悔のない人生になる!?

 話が日本画とかけ離れてしまった。昨日は教室が終わるといつものカフェに5人で行く。ところがカフェなのに珈琲の注文ができなくなっていた。まるでカフェ難民。教室の人は近くのカフェをネットで探していたが難しそうだ。来週からはさてどうなる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月18日土曜日

YOU TUBEを見て

 母の月命日に一日早くお墓参りをする。これから夏になると参る時間が気になる。午前中に参ったが、暑かった。この時季は墓地の砂利に生える草を抜くのが大変だ。特に根っこから抜くのは草臥れる。狭い墓地の隅に南天が生えている。どこからか種が飛んできて芽を出したのだろう。しばらくは抜かずに様子を見よう。

 帰宅後、図書館に予約の本を取りに行く。『奈良ゆとりの旅』という本。買えばいいのに買わずに借りて読んでいる。旅の本はすぐに順番が来ると思ったらそうでもなかった。特に発行年が新しいと予約待ちになる。

 暇つぶしに動画を見ていると2人ほどすごい人を見つけた。1人は岡本田鶴さんで御年99歳。この人はパソコンで本を点字翻訳されている。この齢でパソコンを駆使されるのもすごいが、点字に翻訳の年数も既に25年と素晴らしい。

 もう1人は奈良県桜井市に住む99歳のスイマー柿崎さん。10年くらい前に奥さんが亡くなってマンションに一人住み、自炊、掃除、洗濯をされている。この春、100歳になって年齢別の大会に出場して自由形と背泳ぎで世界新記録を立てた。それも25mプールを共に25秒台で泳いでいる。これまでの記録保持者に1分くらい短縮しての泳ぎだ。プールへは自転車に乗って週5日泳ぎに行くという。水泳仲間のアイドルらしく動画を見ても気持ちがいい。

 この2つの動画は関西のテレビ局がYOU TUBEにアップしている。元気に年を重ねる人は凡人とはどこかが違う。自分自身、気持ちが年齢に左右されることがある。しかし、この2人を見るといくら年を重ねても自分が信念をもってやれば楽しい人生間違いなしと思えてきた。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月17日金曜日

番組は奈良特集

 BS放送の京都浪漫を見ると昨夜は京都ではなく奈良を取り上げていた。奈良出身の笑い飯哲夫が旅人を奈良に案内する。まずは若草山に登ってそこから奈良盆地を見渡す。次は東大寺。東大寺へは先日出かけているので興味深く見る。柱に穴が空いているところを哲夫は無事潜り抜けた。自分自身も潜り抜けたかった。が、潜り抜けているのが若者ばかりでその列に加わる勇気がなかった。残念!さらには向原寺に向かう。ここは龍蓋寺ともいうそうだが池に居る龍を懲らしめるため石で蓋をしたそうだ。その石を囲って保存している。

 次は卑弥呼の墓ではないかと思われる日本最初の巨大前方後円墳を訪れる。もしもそうだとすればここが邪馬台国!?そして最後に訪れたのは桜井市にある千寿亭。ここは三輪素麺の茶屋だそうだ。桜井市出身の哲夫は何度も素麺を食べているが、ここの素麺は飽きないという。

 テレビを見ていて奈良が日本の歴史の発祥の地だと思い知らされる。向原寺の敷地内で発掘された金銅観音菩薩立像は頭部だけが発見されて後に体部と光背が補作されて仏像となっている。

 今、奈良に魅せられているので興味をもってテレビを見た。自分がこれっと思うことには関心が向く。興味ある番組を見るとまだまだいろんなところへ行きたくなる。いつまでも元気でいるためにも老いぼれないようにしなくてはいけない。何歳になっても元気でいれば何処へでも行かれる!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月16日木曜日

『司馬遼太郎の街道Ⅱ 京都・奈良編』

 真夜中に目が覚める。(地震?)と思ったが揺れてはいない。強風が吹く音だ。今日も一日、強い風が吹くようだ。

 以下、『司馬遼太郎の街道Ⅱ 京都・奈良編』(週刊朝日編集部 朝日新聞出版、2020年第1刷)から気になる箇所を記そう。「京都・奈良編」なのに大分県の薦神社が一緒に収めてある。この本を読んで是非とも薦神社へ行こうとなった。出かける時期は今月末。この薦神社は「池」が御神体となっている。「池」を見逃さないように観光しよう。

 御神体が「池」とは珍しいが、出羽三山の御神体は巨大な岩から湧出する温泉だった。雨模様の時季に訪れた際、ご神体が「岩」から湧き出た温泉と知って、その中に足をつけたことを思いだす。神様の居場所は何も神社の中だけとは限らない!?

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

★薦神社に社殿が造られた時期は承和年中(八三四~八四ハ)で、神社史では最古に属する。その一世紀ほど前に日向(現・宮崎県)・大隅(現・鹿児島県)で反乱を起こした隼人に対し、朝廷は八幡神を奉じて鎮圧した。その際に、神輿にのせられた「御神体(御験 みしるし)」が水草の真薦(マコモ)で作った薦枕(こもまくら)だった。枕が剽悍な隼人を撃退したとすれば、のどかな感じでもある。その功績をたたえて宇佐神宮ができたというから、マコモは重要である。そのマコモは薦神社の三角池(みすみいけ)に自生する。司馬さんは西野さんに問うた。「薦神社の御神体は、池だそうですね」「三角池ですね」薦神社に社殿が造られたころ、社殿を「外宮」、三角池を「内宮」としたようだ。司馬さんはその池を見に行きたかったのである。池を代々守り継いできたのが宮司の池永家。いまの宮司、池永孝生さん(六七)は、学生時代から司馬ファンだった。……池永さんはいった。「宮司だった親父も兄貴も観光化は嫌ったし、私も好きではないので宣伝はしていません。自然にできた池が御神体ですから、人間が自然に壊すときには壊れるだろうという思いもあります。しかし、できる限りは、守り抜きたいですね」静かに「池守」の言葉が響いた。(「官兵衛の成功と失敗『中津・宇佐のみち』の世界」224pー228p)

2024年5月15日水曜日

プールで泳ぐ

 プールにゆくと受付の人に「久しぶりね」と言われる。「2週間ぶりに来ました」と返答したが、悪い気はしない。というか親しみを感じる。更衣室で4年ぶりに水泳を再開した人から声をかけられる。以前親しく話をしていた人だ。旦那さんを昨年亡くして再度、泳ぎに来ているという。互いに名前は知らないが親しく声をかけてもらう。年齢は7歳上の人だがとてもそんな風には思えないほど若々しい。4年ぶりで泳ぎ始めた時はクロールで25mしか泳げなかったそうだ。ブランクがあると泳ぐのがきつい意味はよくわかる。自分自身もコロナ禍以降、泳ぎを再開してクロールはきついのでほぼ背泳ぎで泳いでいる。昨日も500m泳いだ。その人曰く「泳げるようになったね」。これを聞いてびっくり。泳げないと思われていたのだろうか。

 休館日以外は毎日泳ぎに来る人とも出会った。他にも苦手なタイプの人から「〇〇さんね」と声をかけられる。(何で名前を知ってる?)と思ったがそれ以上は面倒なので話さず。

 4月からプールの組織が変わって受付で名前を書かなくなった。ただ、日付と町内かそうででないかを記入し、他にも年齢が18歳以上や時間を記入する。3月までの記入で名前をおぼえられたのかもしれない。

 プールが有料になって泳ぐ人が少ない。いつもは浅いプールで背泳ぎで泳ぐが昨日は浅い方でないレーンで一人泳いだ。レーンを占領して泳ぐと気持ちがいい。
 
 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月14日火曜日

久々の長電話

   朝食を食べようとして何気なく携帯を見たら電話がかかっていた。その人との電話は長くなる。それが嫌だが悪いと思ってかけ直す。案の定、1時間半の長電話になった。電話をくれた人は以前の職場の仲間だ。会社を辞めてすでに20年以上になる。当然、会社の話ではなく家族の話が中心だ。

 毎朝、身支度を済ませるとゴミ出しをする。それから朝食を食べて朝刊を読む。この時間は至福のひとときだ。その時間帯に長電話になると後の予定が崩れる。今日はプールで泳ぐ予定にしている。毎朝のルーティンが長電話で変わってしまった。人に電話をするときは気をつけよう。

 それにしても家族がいるのといないのとでは生活スタイルが異なる。家族がいないものとしてはすべての時間が自分中心に回る。しかし家族がいる人は孫の世話になる!?これも人によるかもしれない。が、いずれにしても人それぞれの生活スタイルがある。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!

2024年5月13日月曜日

ホテルの予約

 一日中降った雨が止んで今日は晴れそうだ。この春は雨が多い気がする。が、これも気のせい!?テレビをつけても見る気がしない。それではとばかりにスマホに触る。ふと頭をかすめるものがある。それは今月末に個人で出かける中津の旅。(その次はさてへ?)となった。一昨日、BSを見ていると室生寺を旅している。ここへは以前から行きたいと思っていた。スマホに触る手がいつの間にか「室生寺観光に適したホテルは?」で検索する。 

 一番初めに表示されたのは奈良ホテル。昔、母たちと奈良ホテルのカフェに入った。立派な由緒あるホテルである。人の動画を見て奈良ホテルは高そうに感じた。これは検索せず2番目に表示のホテルを検索。ホテルから最寄り駅までは無料の送迎バスが走っている。このホテルで検索する。以前、やはり動画で検索方法を見てまねしてやって見た。それは宿泊月日を決めずに検索してみる。思ったよりもリーズナブルな価格だ。それでは、と宿泊日を決めて検索する。いろいろと見ていると28日前予約がある。朝食付きや朝夕食付きにして再度検索すると、朝夕食付きの適当な価格に行き着いた。もちろん、検索はホテルの公式HPで行う。

 検索途中、梅雨明けの時季を考える。凡そ7月20日過ぎが梅雨明のようだ。それに合わせて予約する。予約できた!宿が決まれば後は一月前に「おとなび」を予約すればいい。

 海外はコロナ禍以降、出かけていないが国内のツアーはたびたび出かけている。その合間に個人での旅を入れる。ツアーは何処へでも連れていってくれて便利だ。しかし、自分が関心のある所はもっと見たい時がある。その点がツアーの難点。個人で行けばすべて自分でやらねばならないがその分、自由がある。ツアーと個人での旅を使い分けて行けばいい、と思った。

 ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!