1. 家族や親しい人と十分に過ごさなかったこと
2. 健康に無頓着だったこと
3. 素直に気持ちを伝えられなかったこと
4. 仕事中心の人生を送ったこと
5. 学びや成長の機会を逃したこと
6. やりたいことに勇気を出して挑戦しなかったこと
7. 自分らしく生きられなかったこと
8. 将来の資産形成を後回しにしたこと
数日前からどの時間帯に買い物に行けばいいかを試す。結果というか当たり前のことだけど36,7度の暑さでは朝でも夕方に出かけても暑いことにはかわりがない。今朝はゴミ出しも忘れて9時になるとスーパーへ行く。スーパーのある売り場の消灯(水曜日はこの売り場が休み)を見て今日のゴミ出しを忘れていると気づく。帰宅後、すぐにゴミを持って行くとまだ未集荷だった。良かった。
近くにスーパーは何軒もある。しかし、ちょっとした衣料品や日用品などがほとんどのスーパーや生協にはない。今朝は衣料品ではないが、折り畳み傘の日傘が壊れて衣料品や日用品があるスーパーへ買いに行く。この暑さで日傘は必需品。旅行用に小さい日傘があるがこれではこの暑さには間に合わない。大きな日傘を買った。
今朝の地元紙に「魅力多い一人旅を楽しむ」の投稿がある。旅行好きの人らしいが「特に一人旅は一人思い描いて、行って、思い出してと1粒で3度おいしい。独特の魅力がある」、という。1粒で2度おいしいはグリコだが一人旅は1粒で3度おいしい、とはよく言い当てている。 3年前から一人旅をするようになった。一人旅はツアーの良さとはまた違う魅力がある。どういっても旅の企画、構成さらには実行まですべて一人で行う。それが実現できた日には大きな自信になってゆく。まだまだ自分で何でもやれると。
この暑さで旅どころではない日々を送っている。幾分涼しく成れば旅の計画を立てよう。それまではせいぜい体力を温存!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
これから先、立秋までの天気予報を見ると36,7度の日が続く。雨は降りそうにない。この様子だと暑さがおさまるころには大雨が降るかもしれない。過ごしやすい日は一年に何日あるのだろうか。
以下は『大人の神社めぐり』サブタイトルとして「歩いて健康・長寿を祈願」(島田裕巳 アチーブメント出版、2025年第1刷)から気になる箇所を抜粋したもの。せいぜい神社めぐりを、と言いたいがこう暑くてはどういっても出かけるのは無理!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
★神社が磐座や神体山からはじまったことはとても大切なことです。神社はもともと自然と密接な関係をもっていたことになるからです。鎮守の森が重要なのも、それが神体山をもとにしているからです。神は自然のなかに宿るという信仰が、神社の出発点になるのです。神社めぐりは、そうした古代の信仰、古代人の感覚に立ち戻っていくということでもあります。……神社めぐりが最高の健康法になるのは、そうした自然との結びつきを回復する手立てになっていくからです。(040p―041p)
★キリスト教のカトリックであれば、バチカンのあるローマ、ルルドの泉のあるフランスのルルド、それにイベリア半島の西の端にあるサンチャゴ・デ・コンボステラが巡礼の地になっています。(065p)
キリスト教信者ではない。が、人に誘われるままに参加したスペインの旅で上記の個所はすべてを回った。思いだしても本当にありがたい、いい旅だった。なお、バチカン市国はそれよりも前にツアーで参加している。
★現存する最古の神社建築は京都にあります。京都の南、宇治には平等院鳳凰堂がありますが、それと宇治川を隔てた向かい側に宇治神社があります。その宇治神社の奥に、宇治上神社があるのですが、ここは世界遺産の構成遺産に登録されています。なぜ宇治上神社が世界遺産なのかは、それは本殿が最古の神社建築だからです。当然、国宝に指定されていますが、拝殿も国宝です。拝殿は寝殿造りで、鎌倉時代の建物です。本殿は拝殿の奥にありますが、その前まで行くことができます。(132p-133p)
★鳥居にはさまざまな種類がありますが、目黒不動尊にたっているのは「山王型」の鳥居です。山王型は、多くの神社に見られる明神造りの鳥居の上に山形の破風(はふ)をとりつけたものです。(145p)
破風はこの本で初めて知った。これから鳥居をくぐる際は破風を確認しよう。
★日本の民俗学の開拓者である柳田國男は、「祭」と「祭礼」を区別したことで知られています。柳田のいう祭は神職や関係者だけで行う宗教的な行為で、祭礼の方は、祭を司る人間だけではなく、見物人が加わったものをさします。……柳田は、時代が進むことで、祭が祭礼へと変化したことを指摘しているわけで、祭礼は豪華で華やかなものにどんどんと変わっていきます。(201p-202p)
★歩くことが難しいという方にも、神社めぐりは森林浴の効果があります。そこには鎮守の森が形成されていて、それに接するだけで気持ちがよくなります。大きな木が風にそよぐ光景を見るだけでも、ストレスの軽減に役立ちます。神社めぐりを続けていくと、いろいろと好奇心が刺激されてきて、神社にまつわる謎を解きたいと思うようになっていきます。知的な刺激を受けられるというところにも神社めぐりの効果があります。神社めぐりはよいことばかりで、健康法として最高です。……神社めぐりの場合には、努力や制限が必要ではありません。何よりの利点は、それが楽しいということです。やることが楽しい健康法は、なかなかないものです。(207p-208p)
一日のうちでやっぱり涼しいのは朝、に思えてスーパーが開店前にでかける。ところが早く着きすぎてしばし開店を待つ。が、その間の何と長いことか。帰宅後、パソコンでネット記事をみると「トルコ環境省は、25日に南東部のシルナク県シロピで、気温が50.5℃を記録したと発表しました。 これまでの最高気温は、2年前に記録した49.5℃で、国内で過去最高を更新したということです」(「グッド!モーニング」2025年7月28日放送分より)とある。
35,6度でも暑いのに50.5度とはどういうこと。想像さえできない。が、これは今起きている現実だ。世の中、狂っているとしか思えない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
昨日午後は日本画教室。鎮守の森に佇む室生寺の五重塔を描いている。この絵は10月の作品展までに仕上げる予定でいる。教室が終わるといつもなら皆でカフェに行くが昨日は年に一度の某会の納涼祭で街中に出る。そごうに入り、集合時間まで靴売り場に行く。ところが街中に出ることもなくなり、売り場がどこにあるかもわからない。スマホに問うと6階とある。家の近くにはスーパーは何軒もあるが靴など運動系のショップがない。
自分で靴を物色するが売り場が広くて何を買えばいいのかわからない。係にニューバランスのメーカー名を告げると案内してくれ、探してくれた。何でも決めるときは早い。すぐに購入してレストラン街10階にある納涼祭会場に向かう。少し早くついて待機する椅子に座っているとどこからか声がする。何と2,3日前に予約のお店のシェフが手術されたとか。納涼祭会場は急遽、隣のイタリアンになる。
参加者は16名。この人数はまるで旅行の参加人員のようだ。皆で集まりワイワイと飲んだり食べたりしているとまるで旅に出ている気がする。本当に楽しい。コロナ禍までは毎年、この会から海外旅行に出かけていた。またも行きたい気持ちにかられる。海外に行かなくなった。それはなぜ?と自問自答する。その一番は自分自身が必要以上に年齢を意識していることにある。コロナ禍前までは今ほど年齢を意識せずにどこへでも行っていた。今も年齢以外はその頃と何ら変わっていないはずなのに、なぜか年齢を意識する。これじゃ、海外へいかれなくなる!?まだどこも悪くない。それなのに年齢を気にしすぎ!
宴会が終わると大きな晩白柚(晩白柚)をいただいた。ありがとうございました!
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いただいた晩白柚 |
納涼祭後は4人でカフェに入る。昨夜は宇品港の花火大会とマツダスタジアムでの巨人戦とで広島駅界隈は大賑わいだった。新たになった夜の広島駅も初めて目にする。あと何日かすると広島駅から広電電車が発着する。そうなればますます広島はにぎわうに違いない!楽しい一日は終わった!
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
「司馬遼太郎記念館会誌」2025年夏季号第96号が届く。その2頁目に「ガザ随想」として中村稔の文がある。ガザはパレスチナ国ガザ地区の都市だ。イスラエルとパレスチナの問題は難しい。それを96歳になる著者がわかりやすく書いている。読んだときはわかるがさてその内容は、と問われると何もわかっていない。
それにしても毎日が暑すぎる。日本の北に位置する北海道が本州よりも気温が高い。夏は涼しいイメージがある北海道なのに最高気温が39度もあると聞かされるとほんまにどうなっている!?広島も連日36,7度の暑さが続く。一日中エアコンをつけている。昨年の今頃、奈良の長谷寺に参り、暑さにも参った。あの時の辛さを思いだすとエアコンで過ごす一日も悪くない。どういっても一歩も足が前に進まず大変だった。暑さ寒さも彼岸まで、この暑さは彼岸まで続く!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
暑い中、眼科に出かける。眼圧は14と17。眼科の帰りに最寄り駅にある24時間営業のスーパーに立ち寄る。買い物を済ませて家に帰ると汗が噴き出る。一日に1回は動いて汗を流すのがいいらしい。家に帰るとまたも汗との戦いが始まる。それが落ち着くと留守の間に、と思って固定電話を見る。050から始まる電話がかかっていた。すぐに迷惑電話に設定する。その後でどこからかかってきたのかスマホで調べる。何と迷惑電話ではなく県のLED……からだ。恐る恐るかけ直す。
先日近くの電気店でLEDの照明器を取り付けてもらった。その際、県から5千円の補助が出ると教えてもらった。電話をかけるとやはり変な電話ではなくてLED関連だった。1か所、書類の不具合があるという。しかし、書類提出は電気店任せだ。どうも同意事項にチェックが入っていないらしい。いろいろと確認されてチェックを入れるようにお願いした。そして変な電話かと思った旨も話した。先方は笑っていた。
固定電話もスマホの電話も登録していない番号には決して出ない。そのことはいいのだが、先のように失礼なことも起きる。どうであれ悪いことに利用されるよりは慎重にならざるを得ない。本当に変な世の中になった。そして暑い世の中になった。この先2週間を見ると連日36度の最高気温が続く。エアコンはフル稼働だが人の頭もフル回転させなくては変な世の中に惑わされる!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
先日、図書館から本の予約確保のメールが入る。翌日は図書館の休館日。夕方になって急遽、図書館へ本を受け取りに行く。日中はカンカン照りの道も夕方4時半過ぎには街路樹で日陰になる。日中と比べると日陰を歩くと暑さが違う。
昨日は暑くて日中一歩も外に出なかった。が、夕方5時過ぎて散歩に出る。途中、学校の石垣に座っている近所の人と話すと近くを一周してきたという。毎日散歩を兼ねてスーパーへ買い物に行っている。が、出くわした人との話からスーパーではなく近くを一周した。距離的にはスーパーに行くのと同じくらい。一日に1度は外に出歩かないと運動不足になる。これから9月いっぱいまで2か月余りも暑い日が続く。買い物に行かない日は夕方に散歩に出るようにしよう。
今日は正午に歯科の予約をしている。一番暑い時間帯だが予約なのでどうしようもない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
昨夜、新たにできたお笑い賞レースである漫才とコントのダブルインパクトをテレビで見た。昨年のM-1準優勝のバッテリイズのSNSを見るうちニッポンの社長を知る。それ以来バッテリイズとともにニッポンの社長にも興味を惹かれる。いつもは早く寝るのに昨夜は賞レースを見て、おまけにレース後の打ち上げがTverで流されてそれを途中まで見て寝た。
朝起きてSNSを見ると朝からニッポンの社長がテレビ出演とある。平常、全くというほどテレビを見ない。それなのに朝からテレビを見ると優勝したニッポンの社長2人が出演している。しかし、民放なのでCMが流れる。どれほど流せばいいのかというくらいCMが続く。最初の番組は見たが次は見過ごした。いつ出演するのかわからないのに、じっとテレビの前での待機はやりきれない。これもTverやYOU TUBEを見ている影響にあるかもしれない。ともあれニッポンの社長が優勝できて本当に良かった。
TverやYOU TUBEと言えば、とくにYOU TUBEでよく見るのはお笑いもそうだが他に奈良の社寺巡りをよく見る。最近、読売テレビの放送で「若一調査隊」という番組のYOU TUBEにハマっている。動画を見ていると次々と動画が出てくる。しばらくはこの「若一調査隊」の動画に眼がゆきそうだ。関西ローカルの番組がTverやYOU TUBEでみられるのは喜ばしい。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
『老後とピアノ』(稲垣えみ子 ポプラ社、2022年第1刷)を読んで大いに刺戟を受ける。著者は「老人」といっても60歳とまだ若い。ピアノは正式に習っていない。が、ピアノをフルートに置き換えて本を読んだ。たまたま自分自身のこの1曲としてショパンのノクターン遺作21番を吹いている。そのこともあって興味をもって読んだ。以下は気になる箇所をメモする。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
★ショパンは好きです、と先生。……ちなみに先生がショパンを好きなのは、「故郷を思う哀しみがあるところ」だという。確かにショパンの本質は哀しみかもしれない。だから多くの人に「私のショパン」ってものが存在するのだ。誰の心にも哀しみがあるからね。(56p)
★楽器を弾くということは、やってみればわかるけれど、それは人生の永遠のトモダチを得たということである、たとえいまの暮らしがどんなにイマイチだったとしても、世の中のあらゆることが敵に見えたとしても、生きていて大丈夫なんだ。だって世の中はこんなにも美しいのだからと思わせてくれる魔法である。ピアノを弾く人が一人でも増えたなら、世の中はもっと平和に、楽しく、イキイキとするような気がするのである。(238p)
★それより何より、今日、たとえほんのわずかでも「美しく」弾けたなら「良かった」と思えばそれでいいではないか。そうだよ「先」がないのが人生後半戦なのである。ならば「先」などないと思って行動すれば良いのではないだろうか。先ではなくて、「今ここ」に集中するのだ。これは画期的な発想の転換であった。(254p)
★若者は目標を高く持ち、そこに向かって進んでいけばよし。でも老人は違う。遠くに目標は持たず、今目の前にあるミクロのことに全力をかける。野望を持たず、今を楽しむ。自分を信じて。今を遊ぶ。そこの思いもよらない美しいものが現れるのである。それをただただ楽しめば良いのではないだろうか。老人は今にすべてをかけるのだ。(256p-257p)
★「で、このカフェのピアノで40年ぶりのレッスンを受けて、その様子を連載するってのはどうでしょう?」「原稿料は先生へのレッスン代とピアノ使用料に充てて頂くということで」「なので会長コネで先生を紹介してもらえたら……」……ところが会長は間髪入れず「そりゃいい、ぜひやりましょう!」とおっしゃるではないか。「実は、このピアノは私が持ち込んだんです」。……かくして私はピアノも持っていないのに、ちゃっかり「タダ」でピアノを習うことになった。それだけではない。先生として紹介していただいたのはまさかのプロのピアニスト!(261p エピローグ)
追記:著者と雑誌「ショパン」のハンナ会長はブックカフェで顔を合わせるうち、話をするようになる。会長は著者に「ショパン」に記事を書くように要請。そしてこの本の執筆へと至る。ピアノの先生である米津真浩は日本や外国のピアノコンクールで入賞している。それにしても人との出会いは不思議だ!
母の月命日に1日遅れてお墓参りをする。ほぼ毎月、お墓に参っている。が、時に毎月でなくても、と思う時がある。それは暑さ寒さが厳しいとき。来月にお盆を控えている。今月はずる休み、と思った。ところが朝起きて気持ちがすっきりしない。お墓に参れ、とせかされる気がして先ほどお墓に参って帰る。ところが暑さというか蒸し暑さが半端ではない。お墓に着くと顔から頭から、体中から汗が流れる。ぬぐう間もなく、お墓に参る。
家に着くと大仕事をした感じになる。そして気持ちまで落ち着く。元気なうちはお墓参りをせよ、と言われているのかもしれない。
一大行事(?)を終えてしばしゆっくりする。さらに落ち着きを取り戻したならばスーパーに出かけよう。暑い、暑いと言ってじっとしているとどこへも遊びに行けなくなる!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
昨日届いたメールを見ると10月からNHKプラスの利用が変更になるという。メールはパソコンのメールに入った。最近のメールは用件があるのはほぼなく、大半は迷惑メールだ。そのためパソコンのメールはなくてもいいと思っている。というか、Gmailにすればパソコンでもタブレットでもスマホでも同一メールアドレスで対応可能だ。すぐにNHKプラスのメールアドレスをGmailに変更した。
テレビはほとんど見ていない。が、その代わりとして見たい番組はNHKプラスやTverで見る。これだとテレビのようにリアルタイムでは不可能なこともある。しかし自分の都合に合わせてみることが出来る。Tverに至っては全国のローカルの番組も見られる。これはテレにでは不可能なことだ。
それなのにラジオに至っては広島以外の局を聞こうとするとradikoが有料になる。これは何か変!?と言っても特別に聞きたい番組がないからどうでもいいが。
最近ではラジオもポッドキャストができている。それは時に画像を伴うYOU TUBEにアップされたりする。それは無料なのにradikoの有料がどういっても変!?
ともあれ今日も劇で楽しく過ごしましょう!
『古寺巡礼』を読んでいる。聖林寺のYOU TUBEで十一面観音菩薩立像がこの本に書いてあると知って読み始めた。著者である和辻哲郎が古寺巡礼で見た仏像はいまの時代、自由に見ることができそうにない。今は大半の社寺の仏像は秘仏とされて一般公開されておらず、また公開されても期日が制限されている。さらには寺社の宝物館に収められ、そこに入るにも拝観料が特別にいる。ましてや特別拝観料を払っても大概の仏像は写真撮影ができない。
和辻の巡礼時代、聖林寺の十一面観音立像は『古寺巡礼』を読むと写真に収めてある。先日、聖林寺に出かけた際はこの像だけのために一部屋が設けられ、その中にガラス張りのケースに入った像が鎮座している。観光客はガラス越しに仏像を拝む。もちろん写真撮影はご法度で拝観料も必要だ。
この本を読んでいて本に書かれてい寺社を訪ねようと思った。和辻の時代は今ほど交通の便がよくなく、ほとんど歩いて回ったようだ。司馬遼太郎の本に刺激され、この度はまた和辻の本にも刺激を受ける。これじゃ、まだまだ元気でいないと2人がたどった道を歩けそうにない。
ふと気になった。和辻が古寺巡礼で歩いた時代はいつなのかと。大正8年(1919年)にこの本が出版されているのでそれより前のことだろう。両親は大正5年の生まれなのでその頃に近いかもしれない。そう思うと100年以上も前の話になる。が、読んでいて全く古さを感じさせない。その頃は東大寺の戒壇院やその中の四天王も埃だらけと書いてある。戒壇院に出かけてないのでその辺はわからないが、今は埃をかぶってはいないに違いない。
まだまだ読み始めだが、読みながらメモを取っているとなかなか進まない。それくらいこの本に惹かれてしまった。読み甲斐がある本だ。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
毎日桔梗の咲き具合を見ている。今朝見ると白い桔梗が咲いている。以前、黒い小さなポットに入った桔梗を買った。それにはピンクと紫、そして白の桔梗が植えてあったのだろう。いずれにしても桔梗は多年草なので花が終わっても肥料を与えて大事に育てよう。
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白い花の桔梗が咲いた |
我が家はリフォーム後、エアコンやIHヒーターなどを利用するたびに声(?)を出して知らせてくれる。ところが先日取り付けたエアコンはその機能がない。それに慣れるまで変に違和感がある。
一日に一度は外出するようにしている。今朝はブログ投稿前にスーパーと図書館に出かけた。これで外出のノルマを達成!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
先ほどドコモからメールが入る。広島県民限定の知らせだ。昨日、電気店で一部屋残していたLED照明器を取り付けてもらった。設置後、県から5千円分の補助が出る旨の話があった。昨年は1万円の補助金が県からクオカードで送られてきた。ドコモのメールは電気店でdカードを使っての利用で補助金を受け取れるとの知らせだ。
話は変わってこの頃いつも見ている桂文枝のブログ。今朝はみそ汁を作った話や明日の誕生日に開催する独演会を前にして「がんばるぞ~」とのタイトルで投稿している。もう何日も前からその稽古が気になるらしい。「がんばるぞ~」、を見てこちらまで頑張ろうと思う。
暴走族の爆音が真夜中まで続いて起床時間が遅くなった。昨日の設置工事もあって少々けだるさを感じる。が、「がんばるぞ~」、の言葉に刺激されてお昼から泳ぎに行く気になる。そして台風の影響なのか気持ちだけ涼しく感じる。「がんばるぞ~」。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
台所のエアコンと和室のLED照明器の設置はお昼過ぎに終わった。これで昨年末からの家のリフォーム関係はほぼ終わる。残るはエコキュート設置だが半世紀以上も電気温水器をつかっているので慌てて変えることもない。どういっても平常、独りで静かに暮らしているので人が出入りするのは草臥れる。年末の1か月余りの工事は今朝とは比べられないがもう工事はどうでもいい。それくらい一人気ままに過ごしている。
元々、台所にエアコンはなかった。それでも不自由することなく生活できた。先ほどから早速エアコンを試す。幸い今日は台風の影響なのかいつもと違って最高気温も29度と高くない。いつもならば和室に設置のエアコンを全部屋開放してつけていた。ところが台所にエアコンをつけたはいいが1部屋を閉め切って使用するので窮屈さが半端ない。これも徐々に慣れて来る!?
ネットにスマホ依存をなくすには、みたいな記事がある。暇があるとスマホを触っていることがある。これではいけないと思ってその記事を読むとスマホの画面から要らぬアプリを削除すればいいとある。chrome関係のアプリを画面上に追加していた。工事の間、外にも出られないのでスマホの画面から要らないアプリを削除する。こうすれば記事にあるようにスマホ依存から離れられるかもしれない。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
今週いっぱい、天皇皇后夫妻はモンゴルに滞在中だ。YOU TUBEを見ると日テレはリアルタイムで2人の滞在を流している。レセプションで天皇とモンゴル国の人が弾くビオラ演奏を見るといい国に思えて仕方がない。さらにはナーダムを見ると天皇皇后夫妻は楽しく見ておられる。ナーダムは現地で見てみたい。ただ内モンゴルでの食事を思いだすと残念ながらすぐに行こうとはならない。というか行きたくない理由を見つけているのかもしれない。
何やかや言ってもやっぱり暑い!暑さが終わるまでどこへも行かれそうにない。これじゃダメじゃ、と思う。その間しっかり年はとっていく。今朝写した薄紫色の桔梗が涼を呼ぶ!?その横では根性ナデシコが冬から咲き続ける。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
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鳴沙山 一緒に出かけた友と(左の2人) |
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鳴沙山 ラクダに乗って(オレンジの服) |
パソコンでネットニュースを見るとなんと中国の山東省ではトラックで運搬中の卵が孵化してひよこになっている。さらに延滞市ではコンビニに大量の学生が押し寄せ涼を取っている。大学の学生寮にはエアコンがついてないらしい。気温42.7度の暑さでエアコンがないとは……。
卵で思いだす。今から38年くらい前にシルクロードに出かけた。お盆を利用してのツアーだった。敦煌の鳴沙山にはだしで上る、と添乗員は皆に告げた。鳴沙山は砂山で靴を履かずに登っていたがとても暑くて登れない。その時、添乗員は登らなくていい、という。翌日にラクダに乗って移動するからと。後で皆で鳴沙山に卵を置いておくと孵化ではなくゆで卵ができる、と笑いあった。今でもその時の光景を鮮明に覚えている。
こういうことを思いだすと遠くに行きたくなる。海外へは父なき後はお盆とGWに出かけた。仕事を辞めてからこれまでその前半は学生と親の介護で忙しく過ごした。が、後半は海外旅行によく出かけた。しかしコロナ禍以降は海外に出かけていない。仕事を辞めてからすでに23年になる。しっかり年だけは取った。そしてありがたいことに遊んで暮らしている。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
追記:楽しかったシルクロードの旅を思い出すたびに、再度写真の整理をと思う。アルバムから写真を外してばらしている。が、その写真の何百枚かは捨てたがまだ大量に残っている。今朝の旅を思いだしたついでに写真整理を、と思った。これからの整理は自分が手元に置きたい写真だけを残そう。それにしても暑い!こう暑くては8月いっぱいまで水泳の夏休暇!?
数日前、セブンネットに和辻哲郎の『古寺巡礼』を注文した。先ほどセブンイレブンへ本を受け取りに行く。家に戻って梱包された本を開ける。年中、本は図書館に頼り、自分で買うのは年に数冊もない。今朝は久々に新たな本を入手して気持ちが昂る。その前にブログを、と思ってパソコンを起動するとキーボードのキーのキャップが1か所外れている。これまで数台、パソコンを買いかえたがこういうことはなかった。暑さでキャップが外れた!?外れたキャップを探すと机の下にあった。それは「変換」のキャップ。本体とキャップは接着剤で取り付けてある。家の両面テープを応急措置として取り付けた。
今日も暑く最高気温は36度になるとか。一昨日、近くの電気店からスイカをもらった。1日、冷蔵庫で冷やして昨日食べようとした。その時、いとこがスイカ好きを思いだして半分、持って行くと喜んでくれる。
さて本。本の奥付を見ると岩波文庫の『古寺巡礼』は1979年に第1刷されている。それが何と昨年の2024年には第71刷発行とある。如何にこの本が長く売れているかを物語っている。ふと思った。古い音楽はクラシックというが『古寺巡礼』のようなロングセラーの本はどういうのだろう、と。近代文学!?
新しい本を手にすると嬉しくなる。これはなぜ!?これまで何百冊いやそれ以上の本を処分した。処分する前に何の本かを記録すればよかったがせずに捨てた。今ある本だけでも記録にとどめて置けばと思うがさてさて。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
追記:本に掲載の聖林寺の十一面観音菩薩立像の左手は何も持っていない。ところが先日、聖林寺で見ると左手に花瓶を持っていた。和辻の話ではこの観音菩薩は聖林寺の以前の住職に拾われるまで路傍にころがっていたとか。紆余曲折を経て花瓶を後から持たせた!?
近くに住むいとこが先日、救急車で搬送された。連日、そのことが気になっていたが3,4日後に部屋の明かりがともっているので大丈夫?と思った。昨日、いとこ宅を訪ねると目が回ってどうにもならなくなり救急車を呼んだという。脳外科に回されたそうだが、耳鼻科の検診も受けたようだ。難聴が原因とか。
いとこが搬送された日は朝から暑かった。これは熱中症で搬送されたと思った。その日から我が家は一日中、エアコンを稼働している。この暑さで気分が悪く成れば命取りになりかねない。昨年の長谷寺のあの暑さがよほどこたえた!?気を付けている。
少しだけいとこ宅で話をする。年齢はいとこが1歳上だが、何歳であっても何かコト、があれば年齢は関係ない!
ついでに町内会のお宮の寄付をもらって帰る。その足でさらに隣の家に寄付をもらいに行くと同級生が出て来た。近くに住んでいても年に1度も出会わない。ましてや話をすることは全くない。立ち話になり中学時代の同級生の訃報を聞く。すでにかなりの人とこの世で会えなくなっている。自分自身は元気と思っている。しかし、年齢を思えばいくら元気でもいつどうなるかはわからない。
この人から近くにカフェが3軒できたと教えてもらう。何もない住宅地だが3軒もカフェができたと知って驚く。自宅JR最寄り駅周辺はマンションなどが建築中だ。元からの住民は徐々に消えてゆき、そして新たな人が増えてくる。これも時代の趨勢!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
最近は数人のブログやツイッター、そしてインスタなどを見ている。その中に桂文枝のブログがある。最近、無料で写真がいろんなバージョンになるのを弟子などに教えてはブログにアップしている。今朝のブログでは写真をアランドロン風にして「笑うなあ」との投稿がある。それを見てこちらまで笑ってしまう。それにしてもいろんなアプリがあるものだ。
何歳か年上の人がこうやって面白おかしく遊んで生きている。この人は時代について行っている。偉い!暑い毎日だがこうやって楽しみを見つけて過ごすのも賢い生き方!?
それにしても暑い!エアコンはフル回転中だ。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
最低気温28度、最高気温35度と今日も暑い一日になりそうだ。というかすでに朝から暑い。以下は『胡桃に酒』(『戦国の女たち』(司馬遼太郎・傑作短編選に収録)(司馬遼太郎 PHP文庫、2006年第1刷)から気になる箇所をメモした。細川ガラシャの話である。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
★「そなたは蛇か。――」たまは.わずかに目をあげた。「鬼の女房に蛇がにあいでございましょう」といった。それだけであった。これだけの衝撃に堪えるだけの気根を持ったこの婦人が、その亭主に対し、誹謗がましいことをいったのは、このひとことぐらいしかない。忠興を見つめる両眼からつとめて忿(いか)りの色を消すために彼女はその並外れた意志力をもってことさら無表情をつくりつづけている。のちに彼女が信仰した天帝(でうす)が、彼女を生むにあたってこれほどの意志力をあたえたことは、彼女にとって幸福であったかどうかはわからない。(202p)
★忠興のつくったいわば牢獄にいるたまは、かつて、――悲しむ者は幸福なり。とキリストの言葉を知ったとき、儒教よりも禅学よりも、この一語だけが自分を救いうるとおもった。傾倒の最初はこのことばからであった。父母とその一族をうしなってみずからも配所に移されたとき、たまはこの世で自分ほど不幸な者はいないとおもったが、この言葉を吐いた人はおそらく生きている者の悲しみの底までなめつくしたひとであろうと思った。たまのキリストへの傾斜は忠興がそうおもっているような思想的関心ではなく、キリストの肉声を最初から恋うた。キリストの生身への恋情であり、あがくようにしてキリストの肉声をより多く知ろうとした。これは忠興にはかくさねばならなかった。「天主は謙(へりくだ)る者に恩寵をあたえ給(たま)ひ、傲慢なる者には敵対し給(たま)ふ」ということばをきいたとき、傲慢なる者として、父を殺した秀吉のいまを時めく姿をおもった。彼女が復讐すべき秀吉はたれの手を待つまでもなく、キリストの敵対を受ける。この断言は儒教にも禅にもなかった。光秀の遺児である彼女としてはこの世のいかなる者――忠興をふくめて――よりもキリストを恋い奉るのは当然であろう。(224p-225p)
★たまはつねに、「罪は私にある」といった。自分がもし他の容貌をもった自分であったとすれば忠興はああも物狂いにならず、忠興によって殺された多くの男女もその悲運を見ずに済み、彼女自身もこのような苛酷な運命のなかに身を置かずとも済んだにちがいない。罪は、この容姿にある。戦陣の忠興から、彼女をよろこばせるための品がしばしばとどけられた。そのなかに、忠興が博多から送らせたらしい南蛮製の胡桃割りと珍陀酒(葡萄酒)一瓶があった。……たまの体質は、つねに多少の酒を欲した。……ある夕、その珍陀酒の少量を、ぎやまんにそそいだ。かたわらにお霜という近江生まれの侍女がいる。お霜が胡桃を割る、たまはそれを掌でうけては、童女のような夢中さで食べた。……この夜、たまは激しく腹痛し、夜半になると忍ぶ力も失せ、わずかにうめいた。……医師は、病因は、――食い合わせでござりまする。と、診断した。医師にいわせると、胡桃に酒は食いあわせであるという。……たまは仰臥している。「ちがう」といった。食いあわせは胡桃と酒ではない、といった。そのあとなにもいわず、ながい沈黙のあと、やがて激しく落涙した。――なにをおっしゃろうとしているのか。と、小侍従は推測しかね、衾(しとね)のはしをおさえてうろたえるばかりであったが、その後、数日経って小侍従は覚った。細川越中守忠興と明智伽羅奢の縁がそもそも食いあわせであった、ということをこの女あるじは、声をかぎりに叫びたかったのではあるまいか。……たまが地獄からのがれるには忠興の妻であることから昇華して天主(でうす)を唯一のあるじとして仕えまつる以外に救いはなく、その道をたまのためにひらくことができた自分を、神に感謝した。(233p-237p)
昨日午後、プールに行くと受付で美味しいカフェの話をされる。場所を聞くと我が家の番地に近い。しかしそれらしきカフェがあるのは知らない。そしてエアコンの話になり、エコナビ運転がいいと教えてもらう。
プールに入ると泳ぐ人が少ない。いつも出会う人と話をすると一昨日は15人いたそうだ。しかし、昨日はその半分もいない。いつものように500m泳いだ。33,4度の高温の中をプールに通うのは大変。だが、今は循環バスに乗っていくので自転車と比べると少しは楽だ。とはいっても来週はさらに気温があがって35,6度となる。暑さを覚悟してプールへ行こう!
家に帰ってスマホで先のカフェを調べる。何と我が家の通りを隔てた3,40m先にある。昔からのカフェではなく他の業種からリニューアルしてカフェになっていた。プールの係はすぐにでもそのカフェに行きたい旨、話した。しかし、あまりにも近くにあると知ってがっかり気味だ。
エアコンはAI快適おまかせにしていたがそれに加えてエコナビも設定した。いずれにしてもこう暑くては、と、またまた暑さを嘆いてしまう。
今朝は9時に歯科予約で先ほど終わった。まだ歯石除去が続くようだ。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
連日、最高気温は33,4度の日が続く。明後日からはさらに気温が上がって36度の日々が続くようだ。このまま高い気温はいつまで続く!?9月まで続くのだろうか。先々を心配しても仕方がない。ついつい天気予報を見て暑さを嘆く。今日午後はプールへ行くつもりだがさてさて。
昨日、旅の案内が届く。広島空港からのチャーター便で隠岐の島、徳之島、青森、そして北海道道東の旅がある。徳之島の旅は3月にもあったがその際、1人参加は定員に達して参加できなかった。それから4か月経ったがこう暑くては徳之島に行く気がしない。というか暑さの中、無理して旅することもない。
昨日図書館で和辻哲郎の『古寺巡礼』と古寺巡礼研究会著の『京都 奈良古寺巡り案内』を借りた。1979年発行の『古寺巡礼』(岩波書店)を見ていると先に出かけた聖林寺の十一面観音菩薩立像は左手が異なる。和辻の本の像の左手は何も持っていない。が、現在の聖林寺のYOU TUBEでは何か持っている。自分自身もこの目で見てきた。
和辻の『古寺巡礼』を読むとこの立像について以下のように書いている。
★しかしこの偉大な作品も五十年ほど前には路傍にころがしてあったという。これは人から伝え聞いた話で、どれほど確実であるかはわからないが、もとこの像は三輪山の神宮寺の本尊であって、明治維新の神仏分離の際に、古神道の権威におされて、路傍に放棄せられるという悲運にあった。この放逐せられた偶像を自分の手に引き取ろうとする篤志家は、その界隈にはなかった。そこで幾日も幾日も、この気高い観音は、埃にまみれて雑草のなかに横たわっていた。ある日、偶然に、聖林寺という小さい真宗寺の住職がそこを通りかかって、これはもったいない、誰も拾い手がないのなら拙僧がお守りをいたそう、と言って自分の寺へ運んで行った、というのである。(64p-65p)
この話をYOU TUBEで知った時、この本を読みたくなった。図書館で借りた本は60年近くも前の本だ。同じことが青空文庫にも書いてある。しかし、本には写真の掲載があるが、青空文庫にはない。いずれにしても手もとに置いておきたい本なので早速、セブンネットで注文した。来週には近くのコンビニに届くはず。
この聖林寺へは談山神社へ出かけた際、宿で知り合った人からぜひ見に行くようにと言われた。また桜井から談山神社までの車内で知り合った人からも聞いていた。お陰で思いがけず聖林寺に出かけて十一面観音菩薩立像を見ることが出来た。いずれにしても和辻は『古寺巡礼』でこの像を褒めたたえて書いている。改めて新しい本が届いたならな手もとにおいてゆっくり読もう!そして像の左手はもともと何かを持っていたのを後日、復元したのだろう。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
6月末から厳しい暑さが続く。来週は連日35度超えで38度の日もある。せめて夜だけでも涼しくとの願いもむなしく一日中暑い。こう暑くては狭い庭であってもジョロでの水やりは大変。3,4年前に暑さで紫陽花を枯らした。その後に挿して生やした紫陽花はせいぜい水やりをしよう。桔梗やシクラメンの鉢は紫陽花を日陰にして育っている。
『北斗の人』(上)(司馬遼太郎 講談社、2006年第1刷)を読んだ。『北斗の人』(下)を先に投稿し、順序が逆になった。気になる箇所を記そう。
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!
★妙見とは、北斗七星(北辰)のことである。古代中国にはこの北天にかがやく星を神としてまつる土俗信仰があり、それが仏教に入りまじって日本に渡来し、ふるくから「妙見さま」として諸国にひろまっている。吉之丞老人は、この星の教信者といっていい。この星神が夢まくらに立ってついに一流儀を自得した、と信じ、流儀の名を「北辰夢想流」とした。(10p)
★周作は、父の幸右衛門がかれを買っているよりも、漠然とはしていたがそれ以上に自分自身を買っていた。剣の道に志した以上はみずから独創の道をひらき、それをもって天下に覇をとなえたいということである。それがたとえ中道で失敗するかもしれぬとはいえ、男たるものはそれに目標(めあて)を定めて志をたてるべきではないか。「どうだ、不服か」幸右衛門は、噛みつくようにいった。……「願をかけてあるのです」「どういう?」剣の道で家名をあげたい、ということである。家名、ということででかけた早々に千葉姓から浅利姓に変わるのは北斗七星をあざむくことになろう、だからせめて一年は待ちたい、と周作はいった。(111p~112p)
★ぼやぼやしているとこの江戸では何をされるかわかったものではない、とそう思いながら歩いた。(階級から独立した人間になってやろう)と、周作は思った。そういう生き方ができるか出来ぬかわからないが、とにかくこの江戸の武家社会で身を置く場合、そうとでもしなければ、男子としての精神が圧殺されてしまう、とおもった。……(その手には屈せぬぞ)という不逞の性根が、そろそろ周作の心のなかでもたげはじめている。(174p―175p)
★「奥州の山からはるばる人の世に出てきたひとつの目的は、お前さんにそれを言ってやりたかったのさ」周作がだまっていると、「反逆しろ」と、孤雲は大声で言った。「何に反逆するのでございます」「そんなこと、お前でないおれにわかるものか」「……」「自分の体で考えることさ」と言って、孤雲はしばらくだまった。周作が目をあげたときは、孤雲の足音が山門のほうへ遠ざかっている。それっきり、孤雲は周作の生涯のなかで姿をあらわすことはなかった。(252p-253p)
奈良のYOU TUBEを見ていると聖林寺の旅をながしている。一般的な旅のYOU TUBEは目的地までの行程を映し出す。ところが昨日見た動画は和辻哲郎が「古寺巡礼」に書いている聖林寺の十一面観音菩薩像の話をしている。動画を見終わって和辻のこの本が家にあるはず、と思って調べる。が、持っていなかった。これは手もとに置くべき本だと思ってネットで探すと在庫がある。もしかして青空文庫などの著作切れに掲載があるかも、と思って調べるとあった。
青空文庫をネットで探すと以前スマホで読んでいた「尚友」がある。しかし「尚友」には古寺巡礼の掲載がない。青空文庫を探っているとふと頭をよぎる。それはアプリ。以前の青空文庫にアプリがあったかどうかは知らない。が、パソコンで読んでいた頃は読みにくかった。ところがスマホに青空文庫のアプリを入れるとまるで本と同じで読みやすい。しかし、紙の本と比べるとやはり読みにくさがある。とはいっても手っ取り早く読もうと思えば青空文庫は本当にありがたい。
図書館の「古寺巡礼」を探していると和辻以外にもいろんな人が似たようなタイトルで書いている。それらの本をいずれも読みたくなる。ただ旅に出かけるだけではなく、その背景となるこれらの情報はとても大事だ。司馬遼太郎の「街道をゆく」をメインにして国内を旅しようと思ったが、他にもまだいろんな人が書いている。
これでまた読みたい本が増える。まだまだくたばるわけにはいかない!?元気でいなくては……。
最近、桂文枝のブログにハマっている。一日に10回くらいブログをアップしている。今朝のブログに感動する。先日、泊まりの人間ドックを受けたそうだ。どこも悪いところはなかったようだ。が、82歳の一人暮らしで食事のレクチャーを受けている。今朝はその際、言われた通りにご飯を炊いて鮭を焼いて食べている。ご本人のオチ、「やればできるけどめんどうくさいなあ でも調理の面白さがまだ芽生えてけえへんなあ やっぱり店にゆこう」
みんな元気に頑張っている。桂文枝のブログタイトル「トビウオの夢」までは行かなくても何かの夢を追っかける!?
ともあれ今日も元気で楽しく過ごしましょう!